2020  浜松学芸高等学校芸術科

美術コース・書道コース作品展

 ~今に芽生ゆ~

日本画専攻

阿知波 友実  ~Yumi achiwa~

日常

飼い主と犬が散歩をしているなにげない日常を描きました。ありふれた光景ですが、それは両者にとって大切な時間になっていると思います。見ていただいた方が当たり前の日々の中での幸せを再確認できるような作品になればいいなという思いで制作しました。

静物着彩

夏らしい爽やかさをテーマに、自分たちでモチーフを組んで着彩をしました。見る人にモチーフの質感や存在感が伝わるように細部の描き込みまで意識して描きました。三年間の集大成として精一杯頑張りました。 

石田 梨乃  ~Rino ishida~

ぬくもり

飼っていた文鳥の亡くなる前の温かった体温が感じられるように、暖色を多く使いました。

静物着彩

遠近感が出るように奥を暗く、手前を明るくして描き込み、色が濁らないよう意識して描きました。

和泉 優子  ~Yuko izumi~

千紫万紅 

幼い頃から植物の容姿、色合い、佇まいに美しさを感じてきました。その姿を小さな画面に1つずつ収め、3色の色で丁寧に描きました。また、一つ一つの作品にはカエルもこっそり潜んでいるので、探しながら見ていただけたら幸いです。 

静物着彩

3年間の中で最も大きいサイズで描いた静物着彩です。今まで教わってきた事を全面に注ぐことを意識しました。タヌキの毛の1本1本まで丁寧に描くなど、集中して制作しました。 

城川 もも  ~Momo shirokawa~

寄り添い

3月の雨の中、貴方はこの世を旅立った。寒くて、寂しくて、苦しくて、1人で戦っていたんだろう。そんな貴方に私からの最上級の贈り物を天国まで届けよう。 

静物着彩

着彩をこれほどの大きさで描いたことがなかったのでやりがいを感じ納得のいく作品を作ることができました。 

鈴木 彩加  ~Ayaka suzuki~

Pure and innocent 


私がいつも目にしている動物の行動、眼差しは純粋で愛おしく、それが羨ましいと感じてしまうことがあります。画材は慣れていない水干絵具を使用し、自分にはないそんな儚さを閉じ込めるように絵で表現しました。 

静物着彩

これまでに培ってきた技術を最大限に生かして制作に取り組みました。ひとつひとつのモチーフの質感をしっかりと捉えるだけでなく、全体的に空気感が感じられるように意識して描きました。 

出港

高校1年生の頃から描き続けてきた青い絵の集大成です。高校生活を象徴する教室の窓から飛び出して、まだ見ぬ広い世界を泳いでいきたいという意志を表しました。

静物着彩

自分たちでモチーフを組んで着彩をしました。青や黄色の布の美しい発色を、紙の上でも再現する事をこだわりました。夏らしい爽やかな色合いや質感のものを沢山描くことができ、楽しかったです。

仲谷 菜緒  ~Nao nakatani~

染める

言葉にできない秘めた心模様を私の好きな彩(いろ)で染めていく。空想と現実の世界を描きつづける。 

静物着彩

夏らしさをテーマに自分たちでモチーフをくみました。色合いや質感を意識して暖色のモチーフに青などをのせてみたり、緑と紫、青と灰色など色を混ぜて質感を出してみたり工夫しました。 

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