授業サポート
授業サポート
学内外の講師の方をお招きし、実際の授業サポートに入った際のことを想定しながら、コミュニケーション・ファシリテーションスキルを様々なアクティビティを通して身に着けていきます。
特にコロナ禍ではオンライン授業のサポートにも対応する必要があったため、対面時とは異なる特殊な状況下における意思疎通の取り方やグループワークの進め方について考える必要がありました。
内容は回を重ねるごとにパワーアップしていて、私達も毎回の研修が楽しみです!
さて、養成研修で得たスキルを活かして実際の授業サポートで業務に入ります。
先生ごとのご要望に応えられるよう、授業前後に打ち合わせを行います。授業が始まると、クラスの学生と一緒にワークに入り、グループ全員が自分の意見を話せるような「場づくり」を行います。また、時として議論にも直接参加し、サポーター側から積極的に「問い」を投げかけることで、立体的なディスカッションになるようにしています。授業後は毎回先生に細かくフィードバックを行い、さらに学びが深くなるよう次回の授業へと活かして頂いています。こうした綿密な連携と柔軟な対応に大変ご好評頂き、続々とサポーターを活用する授業が増えています。
授業毎の振り返りはもちろんのこと、定期的にサポーター間でミーティングを行い、より良いサポートができるように手ごたえを確かめ合っています。実際の授業に入ってみて気が付いた些細な事やファシリテーションにおける手法やタイミング等の反省を共有したりしています。また、次年度のサポートへ引き継ぎも行っています。
授業サポートを通して感じるのは、これは授業を受けている学生の皆の手助けとなっているだけでなく、我々ピアサポーター自身の成長にも繋がっている、という事です。こうした「学び合い」の精神はピアサポーターの根本でもあるので、今後ともさらに広がっていって欲しい活動の一つだと考えています。