国際ワークキャンプに参加し、2025.8.31~9.13の期間中、ドイツのバーグローラにて城の修復作業を行った。
<活動内容>
8月31日:現地でメンバーと合流し、オリエンテーションを行った後、活動場所や宿泊部屋の確認を実施。その後、建物の部屋や外壁の塗装作業を開始。
9月1日〜6日:地域の建物の修復・塗装活動を継続。日ごとに役割を分担しながら、チーム全体で協力して作業を進めた。
9月7日:全員でワイマールを訪問し、他の団体の代表者や関係者から活動の意義や地域との関わりについての講話を聞いた。
9月8日〜12日:再び現地に戻り、塗装作業や清掃、仕上げ作業を行い、最終日の完成に向けて協力して作業を進めた。
9月13日(朝):最終日。参加者全員で別れの挨拶を交わし、それぞれの帰路についた。
<感想>
ドイツで行われた国際ワークキャンプに参加し、世界各国から集まった仲間たちと共にボランティア活動を行った。この経験は、私の価値観を大きく変えるきっかけとなった。異なる言語、宗教、生活習慣を持つ人々と生活を共にする中で、「世界は本当に広い」と実感した。同じ出来事に対する考え方や感じ方が人によって全く異なり、自分の常識が必ずしも他人にとっての常識ではないことを学んだ。こうした多様な考えに触れることで、「正解は一つではない」という柔軟な視点を持てるようになった。
また、活動を通じて「生涯の友」と呼べる仲間にも出会うことができた。国籍や文化が違っても、協力して作業を進め、互いを思いやる気持ちは世界共通だと感じた。夜には将来の夢や社会問題について語り合い、価値観を共有する中で、国境を越えた本当の友情が生まれたと思う。この出会いは、私にとって一生の宝物となった。
主な活動場所はセブ島で、バランガイロレガとバランガイルスと呼ばれる地区で活動しました。
9/1 ルス地区 古着配布(1回目):一軒ずつ訪問し94着を配布。
9/2 ホテル 準備作業:運動会用具の制作、寄贈用絵本の英訳(平易な表現)。
9/3 ロレガ地区 図書寄贈:英訳した絵本を図書室へ寄贈。継続支援の成果を確認。
9/4 ルス地区 古着配布(2回目):初日の反省を活かした改善版の配布活動。
9/5 各地区 住民交流:キャレータ、ルス、チャイニーズ各墓地地区を訪問。
9/6 ロレガ地区 アート活動:絵の具を使った自由表現ワークショップ。
9/7 ロレガ地区 GKロレガ運動会:紅青に分かれた対抗戦を実施。
<感想>
・今回の渡航で一番私の印象に残っているのは現地スタッフの「いつも私は周りからもらっているから私もあげるの。」という言葉です。彼女の余っている服を他のコミュニティで配って欲しいと頼まれた時の言葉で、助け合いの心とコミュニティの絆の強さの理由を学びました。
・先進国に住む私たち以上に前向きに明るく生きる姿に沢山の勇気をもらったと共に、価値観を大きく変えたメンバーもいたことがこの活動の大きな成果だと感じた。また、現地の子どもたちとの言葉を超えた交流の中で一緒に達成感を味わい、成長できたことも非常によかった。
・継続的な支援に繋げられる活動方法を模索しつつ、現地の方々のニーズに沿った活動を行えるように皆で計画してきた今回の活動。学生団体である自分達に何ができるのかを見つめ直したとても有意義な期間でした。
・全てが初めての経験で、五感を最大限働かせながら過ごした10日間、人の笑顔から大きな力を感じたのは人生で初めてだった。生活が裕福かに関わらず今という瞬間を楽しむ大切さを教えてもらい、自分の生き方を見直すきっかけとなった。
・この夏渡航の目標は現状を把握し、次回以降に活かせるような活動を行うことだった。実際に行くと現地の人の温かさを感じると同時に普通の生活について疑問を抱いたり、視野が広がったりした。次回は今回の経験を活かし、創造力を働かせより有意義な活動にしたい。
・当初予定と異なる形での活動に戸惑いもあったが、現地スタッフの協力と住民の笑顔や感謝の言葉に触れ、活動の意義と支援の在り方を学ぶ貴重な機会となった。
・今回の渡航で価値観が大きく変わった。想像も出来なかった環境でも笑顔で遊ぶ子ども達を見て幸福な生活を考え直した。自己満足で終わらずやるべきことを意識し、今後に活かせる経験となった。
・現地の人達と自分達を比べ、様々な価値観の違いを感じつつも、それ以上に共通するところをたくさん見つけることが出来た。その反面、比べないからこそ気づけるところを発見出来たことも良い学びだった。
上記の様に8名のメンバーが様々な学び、思いを活動を通して得ることが出来た。学生団体である自分達が出来ることは何か、築ける繋がりは何かを考え模索しながら今後の活動に活かして行きたい。
フィリピンのセブ島およびタリサイ市にて、2つの部隊に分かれ、現地のインフラ整備や子どもたちへの支援活動を実施しました。
【第1陣】活動期間:8月21日〜9月3日
主な活動拠点:タリサイ市セルマクラッシャー・コミュニティ
第1陣は、地域の子どもたちが安心して過ごせるよう、デイケアセンターの環境整備を重点的に行いました。
●デイケアセンターの修繕・設置作業
手洗い場の新設、遊び場のフェンス作成、トイレの設置作業
●食育・孤児院支援
スラム街の子どもたちへのフィーディング(給食支援)活動、NPO団体「CFA」が運営する孤児院でのイベント開催
●仕上げ・地域交流
修繕作業の最終調整、コミュニティ住民の方々との文化交流
【第2陣】活動期間:9月1日〜9月14日
主な活動拠点:セブ市ルンバニ・コミュニティ
第2陣は、建物の老朽化が進んでいたデイケアセンターの大型修繕と、物資支援を中心に活動しました。
●デイケアセンターの大型修繕工事
運動場の整備(子どもたちが安全に走れる環境づくり)、外壁の修繕、階段の修繕・補強作業
●衣類支援活動
タリサイ市のゴミ山周辺で暮らす子どもたちへ、衣服の寄付・配布
●仕上げ・地域交流
修繕箇所の最終確認、現地の人々との交流会
●食育支援
スラム街の子どもたちを対象としたフィーディング活動
今回のフィリピンでの活動は、参加したメンバー一人ひとりにとって、そして学生団体サラマットの未来にとって、計り知れない価値を持つ経験となった。
修繕作業やフィーディング活動、現地の子どもたちとの交流、そしてゴミ山での洋服配りに至るまで、4週間に凝縮されたすべての瞬間は、私たちに「サラマットはどんな存在であるべきか。何を提供でき、現地では何が必要とされているのか」という根源的な問いを突きつけ、それぞれが答えを探し求める貴重な機会となった。
この活動を通してメンバーが得た最も大きな学びは、「行動すること」の重要性である。誰かの幸せや笑顔を心から願うのであれば、傍観者ではなく、自らが主体となって動かなければ何も始まらない。全身全霊で現地に飛び込み、挑戦することでしか、この活動の本当の意義や、マニュアルのないサラマットの原点に触れることはできないのだと、全員が痛感した。仲間の笑顔を大切にしながら、目の前の子どもたちの笑顔を守るために行動し続けたこの4週間は、「行動」こそがすべてを変える第一歩であることを教えてくれた。
さらに、メンバーは「継続」の価値を深く心に刻んだ。一過性のイベントではなく、継続的な活動とコミュニケーションを続けることではじめて、現地の方々との信頼関係が築かれ、真の支援に繋がるのだと実感した。
この経験を糧に、サラマットは新たな決意で未来へ歩みを進める。私たちは、現地の子どもたちや人々にとって、希望となり、日常の中のささやかな「楽しみ」であり続けたい。そのために、この活動を継続していきたい。現地の方々を半年も待たせることのないよう、時間や資金といった制約と戦いながら、常に最大限の支援を届ける努力を惜しまず、これからも頑張っていきたい。
今回のプロジェクトでは、2つの部隊がそれぞれのミッションを掲げ、現地のインフラ整備から教育課題の調査まで多角的な支援を行いました。
【第1部隊:Fire Works】
活動期間:2月13日〜(16日間)/ 拠点:セルマ・クラッシャー
第1部隊は、施設の安全性と機能性を高めるハード面の修繕を完遂。行政の基準をクリアする大きな成果を上げました。
●インフラ整備の完遂
モンキーバーの塗装、滑り台の新設。現地大工と連携し、フェンス等の修繕を実施。
【成果】 デイケアセンターの認証リスト全項目をクリア。公的に認められる施設への格上げに貢献しました。
●多面的なコミュニティ支援
現地団体(CFA、グローリアセブ等)と協力し、ゴミ山周辺を含む貧困地域でのフィーディング(給食)と衣類支援を実施。
「大運動会」を開催し、スポーツを通じて地域の子どもたちとの絆を深めました。
【第2部隊:Rev.origin】
活動期間:2月28日〜(14日間)/ 拠点:ルンバニ
第2部隊は「再出発」をテーマに、物理的な修繕だけでなく、教育現場が抱える根本的な課題の調査に注力しました。
●施設の再整備
施設内の徹底清掃、テラスの整地、フェンス設置による安全確保。
●教育現場の実態調査
周辺デイケアセンターへのヒアリングや現地NGOとの意見交換を実施。
教員不足や教育システムの不備など、運営上の具体的な課題を特定。次なる支援への道筋を築きました。
●子どもたちの笑顔を守る交流
計4回のフィーディング活動に加え、支援先の子ども(ネルソンくん)の誕生日会を開催。
最終日には「ルンバニパーティー」を主催し、地域全体で活動の節目を祝いました。
今回のフィリピンワーク2026春における一連の活動は、参加メンバー一人ひとりと学生団体サラマットの未来にとって、極めて重要な経験となった。セルマでの認証達成やルンバニでの修繕、スラム街での活動を通じ、私たちは「支援の本質」と「自分たちの存在意義」を身体で理解する機会を得た。最大の学びは、「一期一会」の重みとそれに対する覚悟である。ゴミ山や貧困地域で出会う子どもたちの笑顔の背景には、過酷な現実が横たわっている。私たちはその笑顔を単なる思い出として消費してはならない。教育のチャンスを逃さない厳しさと、相手を慮る優しさを持ち、一瞬の交流に教育的価値を見出す責任を痛感した。価値観を揺さぶられる現場で仲間と葛藤し、泥臭く考え抜くことこそが「Save Smile」の原点であると全員が深く認識した。
さらに、メンバーは「対話を通じた課題解決」の重要性を深く心に刻んだ。物理的な施設修繕はあくまで手段であり、真の目的は現地の人々が自立し、笑顔で過ごせる環境を共に作ることにある。セルマでの認証達成という一つの到達点は、先輩方が積み上げてきた信頼の証であり、私たちはそれを守りつつ、ルンバニでの調査を通じて新たな運営課題を掘り起こした。この「現場の声を聞き、背景を理解しようとする姿勢」こそが、単なるボランティアを超えた、サラマットが提供できる真の価値であると確信している。この経験を糧に、サラマットは新たなフェーズへと歩みを進める。今後は今回明確になった運営課題やゴミ問題などの地域課題に対し、決して一過性で終わらせることなく、中長期的な視点での継続的なアプローチを強化していきたい。現地NGOや地域住民との関係をより強固にし、フィリピンと日本という距離を越えて、常に現地のニーズに即した最大限の支援を届け続ける努力を惜しまない。今回のワークで得た深い気づきと熱量、そして子どもたちが託してくれた信頼。これらすべてを次代へと繋ぐ確かなバトンとし、私たちはこれからも情熱の火を絶やすことなく突き進んでいく。活動の意義を社会へ広く発信し共感の輪を広げることで、フィリピンの子どもたちの未来に一つでも多くの笑顔を灯し続けることが、私たちの変わらぬ使命である。