「地域おこし協力隊」とは、一定期間地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの⽀援や、農林⽔産業への従事、住⺠の⽣活⽀援などの「地域協⼒活動」を⾏う取組です。2024年より、甘楽町より特別に地域おこし協力隊インターン「東洋大生」枠が用意され、活動を行っています。
国際学部 高瀬さん
2024年の2⽉に初めて地域おこし協⼒隊インターンとして⽢楽町に訪れました。この期間では、新屋学童・放課後⼦ども教室のサポート、「美味しいものマップ」の情報更新業務、笹森稲荷の例⼤祭の神輿担ぎを主に⾏いました。その他にも、インターンの受け⼊れを担当していた⽢楽町地域魅⼒化特命室の⾼⽥健⼆室⻑の紹介で、⽢楽町の産業を担う多くの⽅々との交流を重ねてきました。その中で、地域おこしの⼀つのキーポイントとして「⼈との繋がり」の重要性を感じました。
私がその後⽢楽町に何度も来るようになったきっかけは有機農業農家の依⽥さんとの出会いです。依⽥さんはご⾼齢ながら今なお⽢楽町の有機農業を⽀えている第⼀⼈者で、私がもともと農業に関⼼があったことから、地域おこし協⼒隊の⾼さんを通じて知り合い、⼀緒に農作業をさせていただくことになりました。そこで⽢楽町の有機農業の現状、若い担い⼿の必要性を話していただき、⾃分が思っていたよりも農業界隈が深刻な状況にあることを知りました。それ以降私は定期的に⽢楽町に通っては、依⽥さんのもとで農作業をお⼿伝いしています。また、依⽥さんを通じて有機農業研究会の皆様とも交流を重ね、2024年の11/4には学⽣を対象にした有機農業研究会と共同の農業体験イベントを企画、実⾏しました。
私がこれまでに何度も⽢楽町に帰ってきたきっかけは、⼈との縁が創り出してくれたものです。⼈との縁は、地域活性化に必要不可⽋な他、⼈間の成⻑にも⼤きな役割を果たしていると私は考えます。様々な⼈々との交流を通じて、挑戦することの⼤切さ、⾝の回りの今を守ることの重要性を学び、⾃⾝の成⻑に繋がりました。私にとってこのインターンは⼈⽣の転換点でした。私と同じく⼈⽣の岐路に⽴つ学⽣たちにも、この想いを感じてほしい、地域活性化に奮闘する⽢楽町という素晴らしい町を知ってほしい。彼らと同じ⽴場として、町と学⽣の橋渡しができるのであれば、何よりも幸せなことです。
2025年春休み 募集締め切り 2025年1月20日(月)17:00
募集情報詳細はボランティア支援室学内情報ページへ ※閲覧には学内アカウントが必要です