第3回生体国際セミナーが2025年10月3日の18時に朝霞キャンパスにて行われました。
セミナーには学部生院生合わせて30-40名ほどが参加しました。
内容は、自身の留学経験、また国際研究を行う理由から、UKで行っている研究内容の詳細まで幅広く講演を行っていただきました。
学生も、興味を持って活発に質問を行っていました。
今回は、国際サイエンスプログラムとの共催で行われ、セミナー後会食のサーブがあい活発にコミュニケーションをとる時間があり、有意義な会となりました。 
米国スタンフォード大学と Elsevier 社が作成した科学分野で影響度の高い科学者を特定する研究者リスト「標準化された引用指標に基づく科学者データベース」の最新版(Version 8)が2025年9月19日に更新・公開され、本学からはsingle recent year(単年)の区分で6名、career-long(生涯)の区分で7名がランクインしました。
当リストはエルゼビア社が提供するScopus(文献データベース)の情報に基づき、22の研究分野と174のサブ分野で被引用数の上位2%に該当する研究者が選出され、作成されています。
https://www.toyo.ac.jp/news/20250926-18164.html
(東洋大学公式サイト)
昨年に引き続き、聖マリアンナ医科大学にて胚培養士研修会を実施しました。午前は産婦人科主任教授・鈴木先生から「がんと生殖補助医療」に関する講義を受け、その後、講義の中に出てきた卵巣凍結技術について、サンプルを用いて凍結融解の操作を学びました。午後は卵巣、精巣の組織観察に取り組みました。本研修会を通じて、生殖補助医療についての知識を身につけるとともに、胚培養士の仕事について理解を深めることができました。
卵巣凍結の実習では、初めての操作に戸惑いながらも、器具の持ち方や動かし方を丁寧に指導してもらい、無事に各操作を行うことができました。手早く作業を進める胚培養士の手技に皆、感心していました。
今回の研修会には生命科学科9名、応用生物科学科5名、生命科学研究科2名の計16名の参加がありました。
本研修を実施するにあたり、ご尽力いただいた関係者の皆様に深く感謝いたします。
東洋大学生命科学部生物資源学科の3研究室(梅原研、長坂研、廣津研)は、埼玉大学理工学研究科、理化学研究所 環境資源科学研究センター、東京科学大学生命理工学院の5研究室と合同で、研究セミナーを開催しました。教員10名、学生26名が東洋大学富士見高原セミナーハウスに集い、7月25日から26日、2日間にわたって植物科学に関する研究発表と活発な意見交換を行いました。
普段は接点の少ない異分野の研究者同士が集まり、分野横断的な議論が交わされる大変有意義な機会となりました。本セミナーを通じて、今後の共同研究や学生間の学術的交流のさらなる発展が期待されます。
6月28日(土)に、朝霞市との地域連携プロジェクト「東洋大朝霞共創リーダーズ」(通称タコクル)の学生が、埼玉県教育局・朝霞市教育委員会・東洋大学・NPO法人アンサーズネットが主催するこども大学あさかにスタッフとして参加しました。
本年度の第一回目のイベントとして行われた「植物をじっくり見てみよう!~植物といろんな生き物の関係〜」の講演の中で、でいま日本のサクラを脅かしている特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について短い劇やクイズを行い、小学生にクビアカツヤカミキリの問題点や防除の必要性について紹介しました。
参加した小学生からは、「サクラが無くなったら嫌だ」「クビアカツヤカミキリのせいでモモやさくらんぼが食べられなくなったら困る」という声をたくさん聞くことが出来ました。子供たちにとっては埼玉県環境科学国際センターから特別にお借りしたクビアカツヤカミキリの標本やフラス、幼虫などの実物を目にする貴重な機会となり、クビアカツヤカミキリの防除の重要性がしっかり伝わりました。
生体医工学科では、6月2日から6月6日までの1週間にわたり、進路相談会を実施しました。
各相談会のテーマは以下の通りです。
6月2日(月):大学院(学外)進学
6月3日(火):就職・インターンシップ
6月4日(水):教職・公務員
6月5日(木):資格(臨床工学技士・第2種MEなど)
6月6日(金):大学院(学内)進学
期間中、のべ70名の学生が参加しました。生体医工学科では、今後も皆さんがそれぞれの目標に向かって最適な進路を選択できるよう、きめ細やかな支援を続けてまいります。
生体医工学科を卒業した9名の先輩が、この度、臨床工学技士養成所に進学し、国家資格取得に向けた新たな学びをスタートさせました。
臨床工学技士は、医師と連携し、血液浄化装置や人工心肺装置、人工呼吸器など、生命維持に不可欠な医療機器の操作や保守点検を行う専門職です。医療技術の進歩に伴い、医療機器はより高度かつ複雑になっており、その適切な取り扱いには、生体医工学に関する深い知識が求められています。
本学科では、卒業後1年間の臨床工学技士養成所での学びを通じて、この国家資格の受験資格を得ることが可能です。2024年度は、首都医校臨床工学技士特科へ7名、帝京短期大学臨床工学専攻へ2名の卒業生が進学。生体医工学科で培った専門知識を基盤に、医療現場の最前線で貢献できる臨床工学技士を目指しています。
このように、生体医工学科での学びは、将来の多様なキャリアパスへと繋がっています。医療分野での活躍を志す方々にとっても、本学科での学びは、確かな土台となることでしょう。
朝霞キャンパスへの移転を契機に立ち上げた、朝霞市との地域連携プロジェクト「東洋大朝霞共創リーダーズ」(通称タコクル)の第1回シンポジウムを、オンラインとのハイブリッド形式で開催しました(2025年3月25日)。参加者は、生命科学部に所属する学生や教職員のほか、朝霞市職員や環境保全ボランティア団体の方々など、オンライン参加者を含め約70名にのぼりました。
シンポジウムは、矢口学長の開会挨拶に続き、第1部ではタコクル活動チーム5チームによる今年度の活動報告が行われ、それぞれの報告に対して有識者から講評をいただきました。第2部では、一般社団法人グローバル教育推進プロジェクトGiFT代表の辰野まどか氏を講師にお迎えし、「地域と地球とつながるSDGs」というテーマで基調講演を行っていただきました。
本シンポジウムは、今年度の活動の総括として一つの節目となるとともに、来年度の新入生を含む新たなメンバーの参加を募り、朝霞市との地域連携をさらに拡大していく機会となりました。ご参加いただいた方々からは、「非常に素晴らしい活動報告だった」「今後の活動が大いに期待できる」といった声が多く寄せられました。
また、参加学生からは「住みやすい都市の要素と自然豊かな環境が共存していることを知ることができ魅力を強く感じた」、「紹介いただいた名所にぜひ足を運んでみたい」、「イベントに参加したい」などの意見があがり、今後の地域連携活動への意欲の高まりが感じられました。
今年度から始まった「東洋朝霞共創リーダーズ」(通称タコクル)の子ども支援チーム(12名)が、11月17日に開催された子ども大学あさか学園祭「ミニあさか」に初めて参加しました。子ども大学あさかは、小学生がさまざまなテーマを大学の先生や専門家から学ぶ場です。ミニあさかでは、小学生が主役となって町をつくり、お店を運営することで、お仕事や市民活動の疑似体験ができるイベントです。
タコクルの子ども支援チームでは、朝霞市での地域の子ども育成の一環として小学生が取り組めるSDGs活動を広めることを目指しています。今年は「SDGs目標14(海の豊かさを守ろう)」を意識して、楽しんでプラスチックゴミを減らすペットボトルのリサイクル方法を企画しました。この活動を学内外の多くの人に知ってもらうため、朝霞キャンパス内でペットボトルキャップの回収活動を行い、霞祭での活動のPRを実施しました。
「ミニあさか」当日には、ペットボトルと風船を使った空気砲による的当てゲームや、キャップを材料としたアクセサリー店を出店しました。
今後も、子ども大学あさかへの参加を通じて、朝霞市の地域における子ども育成に貢献していきたいと考えています。
「2024年度実務研修報告会」が2024年11月1日(金)に朝霞キャンパス2101教室で開催されました。「実務研修」は生命科学部、食環境科学部の2・3年生を対象とした、単位認定される正課の科目です。研修先は企業、公的試験研究機関などで、夏季休暇中の1~2週間を実習期間として職業研修を行っています。
研修では、①講義と実社会との関連を理解し、大学での授業では接することのできない産業界の現状を知る、②現場における技術体験を通して、社会における物事の考え方を習得する、②経歴、年齢、職務等の異なった人々と業務を共にすることを通して、約束や時間を守る大切さ、礼儀、人間関係を学ぶ、などの実践を目指しています。研修に参加することが、自己の職業適性や将来設計について考える機会となり、ひいては学生の主体的な職業選択、高い職業意識の醸成につながると期待されます。
今年度の実務研修は以下の11法人が受入先となり、学生20名が参加しました。研修報告会では、参加学生が研修の目的、研修内容、成果などについてスライド資料を用いて説明しました。当日は4つの事業所の受入担当者が対面あるいはオンラインで参加し、コメントや質問をお寄せくださいました。
研修にご協力いただいた受入先法人、関係各位に厚く御礼申し上げます。
<研修受入先(五十音順)>
株式会社イートアンドフーズ(大阪王将)
株式会社佐藤農園
株式会社ダイキアクシス
株式会社ヌースフィット
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ステムセルバイオテクノロジー研究グループ
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 QST病院 重粒子線治療研究部
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 高崎量子技術基盤研究所 環境耐性遺伝子プロジェクト
埼玉県農業技術研究センター久喜試験場
生活クラブ生活協同組合(埼玉)
中央化学株式会社
以上
※写真は掲載予定です。
2024年春、東洋大学生命科学部・食環境科学部・理工学部生体医工学科が新しくなりました。
これからの生活様式を踏まえた教育研究に関する施設設備を充実させ、「生命(いのち)と食」に関する総合的な教育研究拠点に生まれ変わりました。
移転及び改組をいたしました「生命科学部」および「食環境科学部」が公開講座を開催します。地域の皆様向けにサイエンスを身近に感じていただけるよう分かりやすく講演いたします。
ぜひ、この機会に東洋大学新朝霞キャンパスに足をお運びください。
講座の参加費は無料です。事前に本学ホームページからお申し込みをお願いします。
【詳細】
2024年10月26日(土)11:00-12:00 東洋大学朝霞キャンパス2号館1階 2101教室
テーマ「種の中をのぞいてみよう~新しく見つかった種子の大きさを決定するしくみ~」
講師:生命科学部生物資源学科 教授 梅原三貴久、ケンタッキー大学 准教授 河島友和氏
概要:種子研究最前線
海外で植物の種子研究に至るまでとこれからについて講演いたします。
種子は植物の繁殖において重要であるだけでなく、私たちの食糧供給にも欠かせない存在です。
近年の気候変動や世界人口の増加を背景に、種子研究の重要性はこれまで以上に高まっています。
私が種子研究の道に進んだ経緯を辿りながら、現在の種子研究の状況についてお話しさせていただきます。
【詳細】
2024年11月23日(土)11:00-12:00 東洋大学朝霞キャンパス2号館1階 2101教室
テーマ「フードデータサイエンスって何?」
講師: 食環境科学部フードデータサイエンス学科 准教授  竹田 麻里
概要: 今年度に新設されたフードデータサイエンス学科では、身近な食を支える仕組み「フードシステム」の観点から、世界的にも注目されているデータサイエンスを活用した持続的な社会の仕組みづくりに貢献しようとしています。
ポイントカードや飲食業界のARなど、身近な活用例も取り上げながら、「フードデータサイエンス」の面白さを感じてみませんか?
● 開催当日の学生食堂は営業しておりませんのでご注意ください。
● 駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用願います。
【参加のお申し込みフォームはこちら】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdlNUwnR9hG4vyprGb-X6I-oceJ3Fy1Fb0KKGXJsromGyQhBw/viewform
問い合わせ先
東洋大学朝霞事務課 
代表番号:048-468-6311
今年度から始まった「東洋朝霞共創リーダーズ」(通称タコクル)の参加学生18名と引率教員5名が、埼玉県環境科学国際センターへのバス見学会に参加しました。当日、午前中にセンターの展示館の見学を行い、環境保全を身近なところから始めることが、地球規模の環境保全や自然破壊の抑止に重要であることを学びました。
午後には、オオカミ研究の第一人者である専門研究員による講義を受け、オオカミの生態や生態系における重要性について理解を深めました。その後、センターの樹木医の解説を受けながら、生態園を散策しました。この生態園は、植林によって20年以上かけて形成されたもので、現在では蝶や野鳥をはじめとする生物が共存する森となっています。今回の見学会は、今後タコクルのメンバーが朝霞市での地域の子ども育成や生態系調査、環境保全活動を展開する上で非常に有意義なものとなりました。
参加した学生たちからは、「授業では学べない詳細な内容を学ぶことができた」「ゴミの積み立てが身長の何倍もの高さになることに驚いた」「新たな知識により自分の考え方が変わった」「生き物がその場所にいる背景も考えなければならないという言葉に感銘を受けた」といった感想が寄せられました。
2024年7月17日、第2回生命科学部トップリーダーセミナーを開催しました。今回は、JT生命誌研究館名誉館長の中村桂子先生をお招きし、「私たち生きものの中の私として生きるー生命誌の視点からー」という演題でご講演いただきました。
中村先生は、これまでにさまざまな生命科学に関する研究および書籍の執筆に携わっており、JT生命誌研究館では多種多様な生物の壮大な歴史を読み解くことに重きを置いて来られました。今回のご講演では、日本の生命科学の黎明期において学際的な研究を実践されてきたことや、日本の生命科学と欧米のライフサイエンスとの根本的な考え方の違いなど、生命誌の視点でお話しくださいました。参加した学生たちには、生命科学を基盤とした哲学を学ぶ大変良い機会となりました。
生命科学部と食環境科学部、合わせて約80名の学生が参加していました。参加した学生からは、生き物としての本来の道を歩むためには、人間と自然との調和を再構築する必要がある、持続可能な生活を目指す時代認識を強めていきたい、人間同士がもっと支え合って生きていくことが必要などの多様な意見が寄せられました。
朝霞へのキャンパス移転を機に立ち上げた、朝霞市との地域連携プロジェクト「東洋大朝霞共創リーダーズ」(通称タコクル)の第一回ミーティングを開催しました。参加者は生命科学部に所属する1〜3年生の36名でした。
ミーティングには朝霞市役所シティ・プロモーション課の笘篠将志氏、生涯学習・スポーツ課の五味淳治氏をお招きし、朝霞市の魅力と生涯学習の取り組みについてお話しいただきました。
また、東洋大学社会貢献センター長の高山直樹教授に、東洋大学がキャンパス間連携をすることによって生まれる多岐にわたる社会貢献活動について紹介していただきました。
今後、新しい朝霞キャンパスも地域貢献活動の拠点となることが大いに期待されます。
参加学生からは「住みやすい都市の要素と自然豊かな環境が共存していることを知り魅力を強く感じた」、「紹介いただいた名所にぜひ足を運んでみたい」、「イベントに参加したい」などの意見があがり、今後の地域連携活動への意欲の高まりを感じられました。
2024年4月24日(水)、第1回生命科学部トップリーダーセミナーを開催しました。開催形式はオンラインになります。
今回は、筑波大学生命環境系教授でサナテックシードライフサイエンス株式会社CTOの江面浩先生をお招きし、「大学の研究成果を社会に届ける、GABA高蓄積トマトを事例に」という演題でご講演いただきました。江面先生は、血圧抑制効果が認められる機能性成分GABA(ガンマアミノ酪酸)を蓄積するトマトをゲノム編集技術で開発し、その成果を社会に実装するためにベンチャー企業を立ち上げました。上市したゲノム編集作物としては世界初の例になります。本講演では、GABA高蓄積トマトを事例に、ゲノム編集技術を利用した農作物改良とその成果を活用する際の課題や将来性などについてお話しいただきました。
生命科学部と食環境科学部、合わせて約80名の学生が参加していました。参加した学生からは、本当に面白かった、将来携わりたい分野だったので本当にこの講義に参加できてよかったなどのコメントがありました。
2月3日(土)に水戸市植物公園および弘道館見学会を開催しました。今年度のイベントは、教員2名(清水文一教授、児島伸彦教授)同行のもと、生命科学科の学生14名が参加しました。
水戸市植物公園は美しい自然と調和する特徴的な植物公園で、四季折々の花が楽しめる施設です。大温室ではさまざまな植物が展示され、バックヤードでは温度と湿度が厳密に管理された音質で苗が育成されています。園長による熱心な植物解説が行われました。午後には水戸藩の藩校である弘道館を訪れ、徳川斉昭の建学の精神や施設の設計思想に触れました。特に八卦堂内の石碑の見学は非常に貴重な体験でした。見学会は参加者にとって貴重で充実した学びの機会となりました。
参加した学生からは、「自然と調和した植物の展示が素晴らしかった」、「水戸藩の教育理念が現代にも通じることに気づいた」などといった感想が寄せられました。
見学についてご快諾を頂き懇切丁寧にご案内をいただきました、水戸市植物公園園長西川綾子様、弘道館主任研究員の小圷のり子様にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
11月3日(金)に2023年度実務研修報告会が開催されました。「実務研修」は公的試験研究機関、企業などの現場での職業研修を内容とする、単位認定される正課科目です。研修は生命科学部、食環境科学部の2・3年生を対象に夏季休暇中に実施されており、①講義と実社会との関連を理解し、大学での授業では接することのできない産業界の現状を知ること、②現場における技術体験を通して、社会における物事の考え方を習得すること、③経歴、年齢、職務等の異なった人々と業務を共にすることを通して、約束や時間を守る大切さ、礼儀、人間関係を学ぶこと、などを目的としています。研修に参加することにより、自己の職業適性や将来設計について考える機会となり、学生の主体的な職業選択、高い職業意識の醸成につながると期待されます。
今年度の研修は以下の7法人が受入先となり、18名が参加しました。研修にご協力いただいた受入先法人、関係各位に改めて御礼申し上げます。
<研修受入先(五十音順)>
株式会社アクトリー、株式会社アリミノ、株式会社イートアンドフーズ、株式会社ダイキアクシス、株式会社ヌースフィット、埼玉県農業技術研究センター久喜試験場、中央化学株式会社
報告会の様子(板倉キャンパス、1102教室)
11月15日(水)、学長施策「生命科学部コミュニティの活性化のための学生ファシリテーター養成プログラム(通称コミュファシ)」の特別企画として、ハイブリッド形式のコミュファシ講演会「ここからはじまるSDGs」が開催されました。
講演では、一般社団法人グローバル教育推進プログラムGiFTの代表理事である辰野まどか氏がオンラインで登壇し、「SDGsとSDGsのその先へ」と題する講演を通じて、SDGsの達成目標が「Less bad」だけでなく、「More good」に向けた発想転換の重要性に焦点を当てました。
その後、GiFTコーディネーターの忍頼子氏が今年度のコミュファシ活動を総括し、第3期コミュファシメンバーの代表者がチーム活動の概要を報告しました。メンバーはチーム内での打合せ時間や企画の難しさに挑み、大学祭ではアナログゲームのできるカフェや渡瀬遊水池の生き物紹介、魚拓作品作り、SDGsに基づくスタンプラリーなどのイベントを成功させました。
今年度のコミュファシ活動は終了しましたが、来年度は朝霞キャンパスから学生が新たな形でSDGs活動を発信する予定です。今後の展開にご期待ください。
9月4日(月)コロナ禍で中止となっていた聖マリアンナ医科大学での胚培養士研修会を実施しました。板倉キャンパスからバスで聖マリアンナ医科大学に向かい、午前は、産婦人科主任教授・鈴木先生の「がんとAYA世代」についての講演、生殖医療機器メーカーから最新の生殖医療に関する講演をお聞きしました。午後は、3つのグループに分かれ、卵凍結の練習、精巣・卵巣の組織観察に取り組みました。本研修会を通じて、生殖医療についての知識を身につけるとともに、胚培養士の仕事について理解を深めることができました。
参加者からは、「がん治療と生殖医療との関係を知ることができた」「胚培養士の仕事をイメージすることができた」といった感想が寄せられ、アンケートでは多くの人が将来の職業選択の役に立ったと答えてくれました。研修会には生命科学科21名、応用生物科学科10名、計31名の参加がありました。
【生命科学部】特設サイトを立ち上げました。