ホーム 〉プロモーション機能の利用について 〉プロモーション作成・掲載について 〉プロモーション作成時にVTuberが応募する際に構成案提出という条件は必須の方が良いのでしょうか?
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結論から申し上げますと、多くの場合において、構成案の提出を必須にしない方が、最終的により良い結果に繋がります。
VTuberはそれぞれが独自のスタイルとファンコミュニティを持つクリエイターです。
彼ら・彼女らの個性を信頼し、ある程度の裁量に任せることで、より自然で魅力的なプロモーションが実現します。
「構成案」を求めない方が良い理由
・「広告感」を抑制し、視聴者に受け入れられやすくなるため
もし複数のVTuberが、決められた構成案に沿って酷似した内容の動画や配信をYouTubeに投稿したら、視聴者はどう感じるでしょうか。
強い「広告感」や「やらされている感」は敬遠され、プロモーション効果が著しく低下する恐れがあります。VTuberの個性や言葉で語られるからこそ、情報はファンの心に届きます。
・VTuberの創造性を最大限に引き出すため
VTuberは、自身の視聴者が「何を求めているか」「どう伝えれば面白いか」を最もよく理解しています。
枠にはめるのではなく、彼らの創造性に委ねることで、企業様の想像を超えるユニークで質の高いコンテンツが生まれる可能性があります。
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では、企業は何をすべきか?:「やってほしいこと」より「やってほしくないこと」の明示
構成案を求める代わりに、プロモーションの目的を達成し、かつブランドイメージを守るための「ガードレール」を設けることが非常に重要です。
募集要項には、「必ず守ってほしいルール(禁止事項)」と「必ず含めてほしい要素(必須事項)」を明確に記載しましょう。
下記内容はプラットフォームが定める基本NG事項となります。
・公序良俗に反するもの
・商材に対する競合他社、著作物の使用
(撮影場所を含む)
・他社ブランドの映り込み
・競合他社の名前を出すことはNG
(チャットやコメントに出たものはOK)
これらを明確に提示した上で、基本的な表現はVTuberの独自性に委ねるのが最も効果的です。
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例外:構成案や進行案の提出を求めた方が良いケース
ただし、以下のような特定の条件下では、事前のすり合わせが有効に機能します。
1.撮り直しのきかない「ライブ配信」案件の場合
特に、報酬が高額であったり、伝えたい情報が複雑な案件では、大まかな進行案(タイムスケジュールや話題にする順番など)を事前に共有してもらうことで、当日の進行がスムーズになり、トラブルを防げます。
2.企業提供の素材を使う「ライブ配信」案件の場合
貴社から提供する商品画像やロゴ、データなどのクリエイティブ素材を、どのタイミングで、どのように使ってほしいかを指定したい場合も、事前に確認しておくのが良いでしょう。これは、ライブコマースにおける進行管理の考え方に近いです。
これらのケースに該当しない限りは、VTuberのクリエイティビティを信頼し、自由な発想に任せることをお勧めします。