ホーム 〉プロモーション機能の利用について 〉プロモーションの応募・採用について 〉どのようなVTuberを採用すればいいですか?
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VTuberの審査基準に、万人向けの「正解」はございません。
最も重要なのは、「今回のプロモーションで、何を一番達成したいのか?」という目的を社内で明確にすることです。
目的によって、見るべきポイントや採用すべきVTuber像は大きく変わります。
以下に、代表的な目的別の審査基準の例をご紹介します。貴社の目的に合わせてご活用ください。
【目的別の審査基準(採用すべきVTuber像)】
パターン1:とにかく広く【認知度を向上】させたい場合(大手インフルエンサー戦略)
新商品やサービスのローンチ時など、まずは多くの人に知ってもらうことが目的の場合です。
・採用すべきVTuber像: チャンネル登録者数やSNSフォロワー数など、数値的な影響力が大きい、いわゆるトップVTuber。
・ポイント: 短期間で幅広い層へのアプローチが期待できます。話題性を創出したい場合に有効です。
パターン2:商品の【深い理解や購買】に繋げたい場合(専門家・熱狂的ファン戦略)
商品の機能やこだわりをしっかり伝え、ターゲット層の購買意欲を高めることが目的の場合です。
・採用すべきVTuber像: 登録者数の大小よりも、商品ジャンルへの熱量や専門性が高いVTuber。
・ポイント: 熱心なファンが多く、高いコンバージョン(購買転換)が期待できます。登録者数という「量」よりファンの「質」や「熱」を重視します。
パターン3:企業やブランドの【イメージ向上・ファン化】を図りたい場合(ブランドフィット戦略)
長期的な視点で、企業のブランド価値を高め、ファンを増やすことが目的の場合です。
・採用すべきVTuber像: キャラクターやファン層が、自社のブランドイメージと親和性が高いVTuber。
・ポイント: 目先の数字よりも、自社との相性を最優先に考えます。「この人に自社の顔として活動してもらいたいか?」という視点が重要です。
パターン4:【YouTube検索を制圧し、継続的な流入】を狙う場合(SEO・ロングテール戦略)
短期的な話題性だけでなく、YouTube検索から継続的に見込み顧客を集め続けたい場合です。
・採用すべきVTuber像: チャンネル規模の大小を問わず、様々な個性や得意分野を持つVTuberを**「数多く」**採用します。いわゆる「弱いVTuber(マイクロインフルエンサー)」の積極起用が鍵となります。
・この戦略が有効な理由(YouTube SEOの視点):
・情報量の最大化: 多数のVTuberがそれぞれの言葉で動画を作成することで、貴社の商品に関するコンテンツがYouTube上に大量に蓄積されます。
・検索キーワードの網羅: VTuberごとに異なる表現や切り口が、多様な検索キーワード(例:「商品名 評判」「商品名 使い方 初心者」など)を網羅し、検索からの流入機会を最大化します。
・情報の資産化: 一度アップロードされた動画は、長期間にわたりYouTube上で検索結果に表示され続け、継続的に見込み顧客を呼び込む貴社の「Web資産」となります。
・ポイント:
トップVTuber1名に依頼する予算で、多数のVTuberに依頼できるコストパフォーマンスの高さも魅力です。
中長期的な視点で、安定した成果を求める場合に非常に有効な戦略です。
【審査を進める上でのヒント】
・数字だけで判断しない: 上記の通り、目的によっては登録者数が全てではありません。数字は少なくても、貴社の商材にぴったりの熱量を持つVTuberが埋もれている可能性があります。
・応募者の自己PRを熟読する: なぜこの案件に応募したのか、どう貢献したいのか、という熱意が最も表れる部分です。
・過去の活動を必ず確認する: 実際の配信や動画をいくつか視聴し、トークの雰囲気、企画内容、ファンとのやり取りなどを貴社ご自身の目で確かめることを強くお勧めします。
どのVTuberを採用すべきかお悩みの場合は、上記のどのパターンに近いかをまず明確にすることで、自ずと審査基準が見えてきます。
もし判断に迷われた際には、お気軽に運営事務局までご相談ください。