一般研究発表演題登録締切は本日(10月7日(水))です。(2026年10月7日 Last update)
Last update 2026年10月1日
骨盤底ケア研究部会 セッション
骨盤底ケアの安全かつ適切な普及に向けて
― 多職種で考える骨盤底筋トレーニングの指導とリスク管理 ―
オーガナイザー
辻野和美 骨盤底ケア研究部会 代表
<企画趣旨>
近年、骨盤底ケアや骨盤底筋トレーニング(Pelvic Floor Muscle Training:PFMT)は、テレビ、新聞、雑誌、SNS等のメディアでも取り上げられる機会が増え、一般市民の認知や関心が高まっている。
尿失禁をはじめとする排泄の問題や骨盤底機能の低下は、生活の質や社会参加にも影響し得る課題であり、介護予防・健康づくりの観点からも、症状が重くなり医療機関を受診する段階だけでなく、より早期から骨盤底の健康について正しい知識を持ち、適切に取り組むことが重要である。
一方、認知度の高まりとともに、骨盤底筋トレーニングに関するさまざまな情報、指導法、関連機器・サービスが社会に広がっている。
骨盤底ケア研究部会の活動においても、骨盤底筋を適切に収縮できていない状態でのトレーニング、過度な力みや腹圧を伴う運動など、誤解を招く情報や適切とはいえない方法によって、症状の悪化につながることが懸念されるケースや情報が報告されている。
骨盤底ケアを介護予防・健康づくりの一環として安全かつ適切に普及させるためには、専門医療機関だけでなく、医療、介護・福祉、リハビリテーション、健康・運動指導など、地域で市民の健康に関わる多様な専門職が基本的な考え方を共有し、連携して取り組むことが求められる。
本セッションでは、「骨盤底ケアを広める」段階から「安全かつ適切に広める」段階へ進むために何が必要なのかを多職種で検討するとともに、市民と一緒に安全性に配慮した骨盤底筋トレーニングを実践し、相談の機会を設ける。
骨盤底ケアを通じた介護予防・健康づくりを地域に広げ、「骨盤底フレイル予防」の視点からサクセスフルエイジングの実現に寄与することを目指す。
<セッション>
座長
中田大貴 奈良女子大学工学部生体医工学/骨盤底ケア研究部会 顧問
第1部 研究部会セッション【専門職から】
1.「研究部会活動から見えてきた骨盤底ケア普及の現状と課題」
辻野和美 株式会社ホリスティックヘルス研究会・骨盤底ケア研究部会 代表
2.「泌尿器科医の立場から」
鈴木基文 独立行政法人 地域医療機能推進機構 三島総合病院泌尿器科・骨盤底ケア研究部会アドバイザー(泌尿器科医)
3.「介護・福祉・排泄ケアの現場から」
日髙明子 社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団 なごや福祉用具プラザ(看護師)
4.「理学療法・評価の立場から」
寺岡かおり 日本保健医療大学 保健医療学部理学療法学科(理学療法士)
5.総合ディスカッション
安全かつ適切な骨盤底ケアの普及に向けて、地域で担えること、医療につなぐべきこと、多職種で共有すべき基本的な考え方について検討する。
第2部 骨盤底筋トレーニング実践ワークショップ
安全性とリスク管理に配慮した基本的な骨盤底筋トレーニングを実践
一般社団法人 幸せな身体づくり協会(井上明美・伊藤美佐緒・屋嘉部めぐみ)骨盤底ケア研究部会法人会員
第3部 骨盤底ケア・健康相談
全体質疑および個別相談