シンポジウム2
認知症と共に生きる
一般研究発表演題登録締切まで3週間となりました。(2026年9月7日 Last update)
認知症と共に生きる
2026年8月30日 Last update
オーガナイザー
田中喜代次
筑波大学名誉教授
日本介護予防・健康づくり学会理事長
<企画趣旨>
認知症の予防には社会参加(社会交流)、運動・スポーツの習慣化(Enjoy Fitness)、食事・栄養、良質の睡眠が重要ですが、高齢になってもそれらを実践できる社会環境(場所、物、人、プログラムなど)が整備されなければなりません。自力での移動が困難となった場合には、家族による寄り添いや地域内での支援が必要となります。そこで、2024年1月に、わが国で初めて認知症施策を総合的に定めた「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。その中心にあるのが「共生社会」という考え方です。
超高齢社会においては、認知症は誰にでも起こりうるもので、第1条に尊厳の保持、希望ある生活、そして共生社会の実現が掲げられています。認知症を無くすではなく、認知症とともに生き抜く術を皆が共有する社会への醸成が求められています。
本シンポジウムでは、最初に私から「認知症~現状と対策~」(概論)を、そして第2-1演者として原田紀子・専門員(豊橋市福祉部長寿介護課)より「豊橋市における認知症への取り組み」について、第2-2演者として田内忍・認知症地域支援推進員(豊橋市社会福祉協議会)より「本人のやりたいを叶える“チームオレンジとよはし”の取り組み」について、第3演者として本山輝幸・所長(総合能力研究所)より認知症予防に対する筋トレの有益性について、実技を含めて解説していただきます。次に第4演者として紙上敬太・教授(中京大学)より認知・脳機能に対する運動の効果と限界について、最後に第5演者として下方浩史・名誉教授(名古屋学芸大学)より認知機能低下(フレイル化)対策としての食事・栄養について解説していただきます。シンポジウムに参加される皆さまにおかれましては、自分なりに長寿社会をスマートに生きる術のヒントを得ていただけることを願っております。