私たちが取り組む社会課題とは?
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私たちが取り組む社会課題とは?
子どもたちも大人たちも、「自分らしく生きる」ことが難しくなっていると、私たちは感じています。
学校では、まだまだ決められた型に合わせることが求められ、苦手なことばかりが目立ってしまう子もいます。
一方で大人たちも、家庭・仕事・社会の中で“ちゃんとしなければ”というプレッシャーに囲まれ、 自分の気持ちや夢に向き合う余裕を持てないまま日々を過ごしています。
また、教育の現場では、子どもたちの「学びたい気持ち」や「生きる力」を引き出す前に、 成績や進路という“目に見える成果”を求められることが増え、 その結果、心の声が置き去りになっているようにも感じます。
家庭の経済状況や育った地域によって、学びの機会や選択肢に差がある現実も、
子どもたちが自分の可能性を信じられなくなる要因になっています。
私たちのみんなのライフセンター「ひらけごま」は、こうした“生きづらさ”の根本には、 安心して自分を出せる場所と、自分のペースで成長を試せる経験が足りていないことがあると考えています。
だからこそ、私たちはまず「まちの美容室」というごく身近な場所から、
子どもや大人が自分をひらくための“扉”をつくってきました。
■ 好きなことから「学ぶ力」を引き出す
マイクラや美容体験など、子どもがワクワクできるテーマを通じて、
「できた!」「わかった!」という自信を育て、学ぶ楽しさに出会える場をつくっています。
■ 実践を通して「働くこと」を体験する
キッチンカーや起業体験を通じて、ただ勉強するのではなく、 自分のアイデアや得意を“仕事”として形にしてみる経験を提供しています。
それは、働く大人たちにとっても、自分らしい生き方を再構築する学び直しの場にもなっています。
■ 人と人が自然につながる場を育てる
ボランティアや勉強会を通じて、誰かと対話し、思いを共有する時間を大切にしています。 それは、孤立感をほどき、「一緒に生きていける」という安心感につながります。
私たちが大切にしていること
子どもにも、大人にも、それぞれの成長のタイミングがあります。
すぐに結果を出すことよりも、「どう在りたいか」を考えられる時間が必要です。
学びも働きも、人との関わりも、自分のリズムで進めることができたときに、可能性は自然に広がります。
私たちは、「一人ひとりが、自分のリズムで、安心して学び、働き、つながれる社会」を目指しています。
そのために、教育や福祉、地域との連携を大切にしながら、これからも身近な場所から“ひらけごま”を広げていきます。