経歴
学 歴
1969年4月 京都大学文学部入学
1975年3月 同上卒業 （文学科言語学専攻）
1975年4月 京都大学大学院文学研究科修士課程入学（言語学専攻）
1977年3月 同上修了 （文学修士）
1977年4月 同上博士後期課程進学（言語学専攻）
1980年3月 同上単位取得満期退学
学位
文学士 （京都大学） 取得年月日 1975年3月
文学修士 （京都大学） 取得年月日 1977年3月
博士（文学）（京都大学）取得年月日 2006年3月
職 歴
1980年4月~1982年2月 大韓民国東国大学校慶州分校日語日文科招聘専任講師 （国際交流基金教員拡充プログラムによる）
1982年4月 神戸大学教養部専任講師（日本語日本事情担当）
1984年12月 同上 助教授
1991年4月 九州大学文学部助教授（言語学講座）に転任
1996年4月 同教授
1996年2月～8月 カリフォルニア大学アーバイン校客員研究員
2000年4月 九州大学大学院人文科学研究院教授（大学院重点化に伴う措置）
2000年10月～2016年3月 京都大学大学院文学研究科教授（言語学講座）
2007年3月～6月 米国カールトン大学招へい教授（フルブライトスカラーインレジデンス）
2009年4月～2011年3月 日本学術振興会専門研究員
2010年4月～2014年3月 国立国語研究所客員教授
2014年10月～2015年9月 国立国語研究所客員教授
2015年10月～2017年9月 国立国語研究所運営会議委員
2016年4月～現在 京都大学名誉教授
2017年10月1日 ～2023年3月31日 大学共同利用機関法人人間文化機構国立国語研究所所長
2023年4月～現在 大学共同利用機関法人人間文化機構国立国語研究所名誉教授, 同客員教授
賞罰 日本認知科学会論文賞(1991年）
非常勤関係：
1983年4月～1985年3月 大谷女子短期大学英文科（英語音声学、英文法担当）
1982年4月～1987年3月 大阪外国語大学１部、２部（言語学担当）
1985年4月～1987年3月 大阪府立女子大学（一般教養英語、英文科英文法担当）
1987年4月～1988年3月 神戸市外国語大学（言語学担当）
1988年4月～1989年3月 神戸市外国語大学大学院（言語学担当）
1990年3月～1991年3月 神戸市外国語大学大学院（日本語学担当）
1991年9月～1992年3月 神戸大学大学院文学研究科（国語学担当） 集中講義
1991年4月～1992年3月 大阪大学大学院文学研究科（日本語・英語対照研究担当）集中講義
1991年4月～1992年3月 愛媛大学法文学部（言語学担当）集中講義
1993年4月～1998年3月 西南学院大学（言語学,英語担当）
1995年4月～1998年3月 神戸大学国際文化学科（対照言語学担当）集中講義
1996年4月～1998年3月 東京大学大学院情報科学研究科（言語学） 集中講義
1997年4月～1998年3月 広島大学教育学部（対照言語学）集中講義
1998年4月～1999年3月 大阪大学大学文学部（日本語学）集中講義
1999年4月～2000年3月 神戸大学文学部（言語学担当）集中講義
1999年4月～2000年3月 南山大学文学部（日本語学担当）集中講義
2002年4月～2004年3月 九州大学（言語学担当）集中講義
2001年4月～2003年9月 京都府立大学（日本語学担当）
2002年4月～2003年3月 愛媛大学法文学部（言語学担当）
2004年4月～2006年3月 麗澤大学（韓国語学特講、日韓対照語学担当）集中講義
2005年4月～2006年3月 麗澤大学（日韓対照言語学 担当） 集中講義
2004年4月～2005年3月 東京外国語大学（日本語学担当）集中講義
2005年4月～2006年3月 九州大学文学部（言語学担当）集中講義
2010年4月～2011年3月 広島大学文学部（言語学担当）集中講義
2012年4月～2012年9月 東京大学人文社会系研究科 (言語学担当）集中講義
2012年4月～2012年9月 東京大学大学院総合文化研究科(言語学担当)集中講義
2015年10月～2017年3月 同志社大学グローバルコミュニケーション学部（韓国語担当）
2016年4月～2017年3月 立命館大学大学院言語教育情報研究科（多文化社会論、コミュニケーション論担当）
2017年10月～2017年3月 愛知県立大学（日本語学担当）集中講義
学会役員等
関西言語学会 運営委員 1985～2017
日本認知科学会 運営委員 1986．1～87．12
日本認知科学会 運営委員 1997．1～1999.12
日本認知科学会 編集委員 1992．1～1996.12
日本認知科学会 副会長 2007.1~ 2008.12
国語学会 編集委員 1992.4～1996.5
日本語学会 常任査読委員 2009. 4~2013.4
日本語学会 評議員 2003. 4～2015. 3
2018.4～現在
日本言語学会 会計監査 2009.4～2012．3
日本言語学会 編集委員 1994.4～2001.3
日本言語学会 評議員 1994.4～2009.3
日本言語学会 常任運営委員 1997.4～2000.3、2006.4～現在
日本言語学会誌 『言語研究』 編集委員長 2000.4～2003.3
日本言語学会会長 2018.4～2021.3
日本語文法学会 評議員 2001.4~2013.3
言語処理学会 編集委員 1994.3～1996.3
言語処理学会 評議員 1996.4～1998.3
言語処理学会 編集担当理事 1998.4～2000.3
Journal of Japanese linguistics 編集委員 1991～1998
第１１回日本認知科学会 大会準備委員長
世界言語学者会議（CIPL) 委員 2008～2018
世界言語学者会議（CIPL) 常任運営委員 2013～2018
日本学術振興会 専門研究員 2010~2011
日本学術振興会 特別研究員等審査会委員 2014.7～2016.6
日本学術振興会 科学研究費審査・評価第二部会人文学・社会科学幹事 2008
これまでの担当授業
留学生のための日本語教育（初級、初中級、中級、上級）
外国語としての韓国語（初級、中級）
外国語としての英語（学部）
言語学概論（学部）
形式意味論入門（学部、大学院）
韓国語言語学入門（学部、大学院）
韓国語の構造（学部、大学院）
日本語の構造（学部、大学院）
日本語統語論（学部、大学院）
生成文法演習（学部、大学院）
談話分析（学部、大学院）
語用論入門（学部、大学院）
日韓対照統語論（学部、大学院）
中国語生成文法（大学院）
メンタルスペース（学部、大学院）
生成文法の方法（学部、大学院）
フィールドワークの方法 宮古語池間方言（学部、大学院）
ドラマから見る現代韓国社会（学部、大学院）
フィールドワークの方法 シベ語（学部、大学院）
フィールドワークの方法 ウチナーグチ
フィールドワークの方法 宮古語
日本語統語論演習（学部、大学院）
博士論文審査
主査
2016.3 Kurabe, Keita. A Grammar of Jinghpaw from Northern Burma
2016.3 安部麻矢 「マア語 (Ma’a/Mbugu) の記述研究」
2016.3 白田理人 琉球奄美喜界島上嘉鉄方言の文法
2016.3 久保智之 「音韻領域の諸相」
2015.3 岡田理恵子「生成文法における「言語能力」の神経科学的研究」
2014.6 松本亮「言語接触とエヴェンキ語の一致に関する研究」
2013.3 林由華「南琉球宮古語池間方言の文法」
2012.7 Staniak, Sylwia. Subjectivity in Japanese conventionalised conditional constructions expressing the meaning of hope, advice, permission, prohibition and obligation.
2012.3 金京愛「現代韓国語の時間関係形式－<ko iss>と<e iss>の機能を中心に―」
2012.1 田村早苗「認識視点と因果：日本語理由・目的表現の研究」
2011.3 Evseeva, Elena「ロシア語不定代名詞の分布 ー否定が関わった環境を中心にー」
2010.5 川田拓也「日本語フィラーの音声形式とその特徴について－聞き手とのインタラクションの程度を指標として－」
2008.11 稲垣 和也「カドリ語－ボルネオ島のオーストロネシア系言語の記述－」
2008.3 大浦真「日本語の「ことがある」構文とテイル形」
2007.3 Shimada, Tamami. Grammatical Description of Hiberno-English from a Dynamic Perspective: A Sociolinguistic Approach
2004.3 有田節子「(不)完全時制節と日本語条件文」
2003.3 小西正人「具体的発話への動詞の寄与 –特にアスペクト的意味について–」
副査
2016. 3 落合いずみ「セデック語パラン方言の文法記述と非意志性接頭辞の比較言語学的研究I」
2016.3 早津恵美子.「現代日本語使役文--意味構造と統語構造の相関」
2014.3 Catt, Alvah Adam. Studies in Indo-Iranian Historical Linguistics
2013.1 武内康則「契丹語の研究」
2012.3 中村千衛「アイルランド語中性名詞の衰退に関する研究」
2011.9 申 英姫. A Phonological study of Yanbian Korean.
2010.3 金澤雄介「サルデーニャ語動詞形態論の通時的研究」
2007.3 林 範彦「チノ語悠楽方言の記述的研究」
2007.3 鈴木 博之「川西民族走廊・チベット語方言研究」
2006.3 大崎紀子「チュルク語・モンゴル語の使役と受動の研究 — キルギス語と中期モンゴル語を中心として –」
2006.3 白井聡子「ダパ語における視点表示システムの研究」
2006.3 Tida, Syuntarô . A Grammar of the Dom Language — A Papuan Language of Papua New Guinea –
2006.1 角道正佳「土族語互助方言の研究」
2005.3 Grzelak, Szymon. “The Linguistic Category of Degree in Japanese and Polish: A Contrastive Study”
2004.3 Nagai, Kayo. A Morphological Analysis of St. Lawrence Island Yupik: Three Topics on Referentiality”
2002.3 荒川慎太郎「西夏文『金剛経』の研究」
2002.3 Yamamoto, Takeshi. An Extended Particle Analysis of Two English Vowel Systems.
2001.3 Sasama, Fumiko. A Descriptive Study of the Coast Tsimshian Morphology.
2001.3 呉人徳司「チュクチ語動詞派生形態論」
外部審査
京都大学人間環境学研究科
2007.3 森香奈絵「不定名詞句の意味論」
2004.3 伊藤聡美「現代中国語に見られる単数・複数・質量の概念」
九州大学人文科学府
2009.3 高井岩生「スコープ解釈の統語論と意味論」
2009.3 田中大輝 「連接名詞句のスコープと文の意味理解モデル」
2006.3 齊藤学「自然言語の証拠推量表現と知識管理」
2006.3 西岡いずみ「現代チュルク諸語の指示詞の研究」
2005.3 川添愛 「動詞項名詞句の意味合成と文構造」
2004.3 片岡喜代子「日本語否定文の構造：かき混ぜ構文と否定呼応表現」
2000.12 夏茜「現代シンガポールにおける日本語の借用語の流入および受容」
1999. 3 Munemasa, Yoshihiro. An Optimality Theoretic Approach to the C-system and its Cross-linguistic Variation.
1999.3 荒生弘史「和音認知における処理特性」
1998.10 木部暢子「西南九州方言アクセントの研究」
1998.3 申忠均「朝鮮資料における日本語条件表現の研究－「捷解新語」と「隣語大方」を中心に」
1998.3 青木博文「語形成とボイス」
Oxford University
2006.7 Larm, Lars. Modality in Japanese