中国武術 功夫:カンフー 武術短兵 とは

日本では「カンフー」と呼ばれて広まった中国武術ですが、一般的には「中国武術 WUSHU ウーシュウ」といいます。

それ以前は香港カラテとか、中国拳法と呼んでいました。

”功夫”と書き、北京語では ゴンフー 広東語では コンフー と発音し、時間をかけて身に付けた「高度な技術」という意味です。

「時間」「能力」「腕前」を総称し、あるとあらゆるものへ工夫と智慧を凝らしたものに対する総合的能力をいいます。

このように、中国武術界では技を磨き、身体を鍛え、積み重ねた時間が、その人の精神力を高めます。

「身体・からだ」と「精神・こころ」を強くする為の、積極的な活力を高める運動なのです。

分類としては

拳術(素手で行うもの)

・外家拳

積極的に体を動かし、主に筋骨を鍛える拳術

少林拳 弾腿(譚腿) 秘宗拳 華拳 査拳 梅花拳 綿拳 地功拳 翻子拳 通背拳

象形拳「形態・動物」の動きを取り入れた拳術

酔拳 鷹爪拳 猿拳 蟷螂拳 蛇拳 虎鶴双形拳 鴨拳など

・内家拳

しなやかな身のこなしが特徴で、複雑な動作をこなす事により、理知的な物事の考え方を学び、内臓のはたらきを高める拳術

太極拳 形意拳 八卦掌 八極拳 意拳 (大成拳)

長拳・南拳は、共通の動きを持つ拳術を総称としてい呼んでいます。

長拳:総称として(少林拳・華拳・花拳)などの基礎の上にまとめられた項目、

「のびやかで、大きく」という動きが日本語でいえば「長けている」ように体を扱う拳術を「長拳」といいました。

現在では、伝統長拳 競技長拳、と呼んだ方がいいでしょう。

南拳 :中国南方、長江より南で行われるの拳術 洪家拳・蔡李仏家拳・五祖拳・詠春拳などの総称です。

武器術のことは、古くは「兵器」といいましたが、現在は「器械」というようになりました。

器械

短器械 :刀術 剣術

長器械 :棍術 槍術

軟器械(軟らかい性質を持った武器) :九節鞭 三節棍 流星錘 縄標 双節棍(ヌンチャク) 長梢子 短梢子

双器械(両手で扱う技術) :双刀 双剣 双鉤 双匕首 双錘 単刀拐(刀と所謂トンファー)

そして「気功」にも用途によっても分かれます。

軟気功(保健気功 健身気功)

自分で血行促進を図る、健康法、体操です。

馬王堆導引術 五禽戯 八段錦(筋持久力を高めながらの、しなやかなストレッチ運動)

易筋経(ヨガの中国的発展訓練) 洗髄経

硬気功

自分の身体を硬くなるまで鍛えるトレーニング

排打功(自分を叩いて鍛える)

木人功(木の人形相手のトレーニング)

鉄牛耕地功(腕立て伏せ)

鉄頭功(頭で逆立ち、あるいは頭を叩いてもらう)

中国は歴史も長く、人も多く様々な知恵が武術運動を生み出しました。

格闘技術、運動、健康法と「国」や「時代のニーズ」により広まり方は異なります。

人、それぞれにあった中国武術の項目を選び、自らのライフワークに活かしてそれぞれに楽しく行われるのが理想の姿だと思います。

「気功」について、ですが、

そもそも、特徴として中国大陸で発達した文化は多方面において、多種多様に発展していきます。

「気功」という名も、人間の「気:生体エネルギー」の「功:トレーニング」という意味で用いており、

これは、健康体操、メンタル・トレーニング、医療方面に到るまで、かなり広い範囲にまで及びます。

中でも、硬気功のように、肉体の強度を高め、それを人々に見せることを職業にする、大道芸化したものまであります。

「気功」という「言葉」は1970年頃から頻繁に使われ、日本でも、その頃から関心がもたれ始めます。

中には、傾向として「神秘主義的」なものとして扱われ、本来の形とは違う姿になってしまったものがかなり多く見られます。

これは、中国では信仰や宗教が禁じられた時期があったために、それにとって変わる存在になってしまったようです。

一時期の日本でもそうですが、

時代や社会が「不安定化」すると、何か「とてつもない力」に憧れるようになり、

それを求めようとする動き(あるいは、その力を持っていると言い出す人)が出てきます。

言動と実際に行われる行動は一致しなければなりません。

正式な呼称としては古来は「導引」あるいは「行気」「坐忘」と呼んでいました。

中華人民共和国は「文化大革命」の影響もあり、一時はその活動や行為そのものを、国が禁止した時代がありました。

ですから、当時の優れていた達人:マスターは台湾や香港、東南アジア方面に脱出し、アメリカやイギリスなどの海外でその活動をするようになります。

近年中華人民共和国では「健身気功」という名前に変え、国家体育健身気功管理中心を設立し、「易筋経」「八段錦」「六字訣」「五禽戯」を創編しました。

気功運動として、元々のルーツですが、

「易筋経」は「少林寺」に「禅」を伝えたインド僧「達磨大師」が「座禅:坐忘」を伝え、

更に疲れた肉体をほぐす技術である「行気:伸展運動」としての「ヨガ」を教えたそうです。

「八段錦」は、元々は「易筋経十二段錦」と呼ばれるようになった運動プログラムを短くしたもので、拳での突き技:パンチの練習を取り入れ「武八段錦」と呼びました。

それが、後に農機具から発達した武具を用いた「少林武術」になったといいます。

五禽戯は「華陀 104~208年」が創始し、虎・鹿・熊・猿・鳥の動きを取り入れた運動で、後に様々な中国武術の象形拳のルーツになった導引術に初めて武術的意識動作を取り込んだ動気功です。

中国の伝統運動文化は、歴史的な流れでは、紀元前2世紀の前漢時代にはすでに行われていたという、中国湖南省出土の「馬王堆導引図」が全ての気功のルーツになっています。

「導引」とは、「導気令和、引体令柔」の頭文字をとったところから来ており、

訳せば、

人体は「気:意識」を「導く方法」を行うことで、「和む」ようになり、身体を引き伸ばすことで、身体は「柔らかくすること」が出来るようになる、というものです。

現在、日本でもアメリカンスタイルの「ヨガ」ブームが起きていますが、実は「ヨガ」という名前は、「つなぐこと」という意味の言葉からきています。

身体の不調は、体内循環の巡りが悪くなることが「病気」の根本として考え、様々なポーズをとり、維持することで関節と筋肉を「つなぎ直し」

意識した「呼吸」をすることにより、血液中の酸素を増やすことで大脳のはたらきを向上させるのです。

その体内循環の流れの中に含まれる「エネルギー」をヨガでは「プラーナ」と呼び、導引では「気」といったのです。

「現代医科学」では、血液中に含まれる「赤血球」の中の「ヘモグロビン」が「酸素」を受け取り、

運動による体内刺激を受けることでリンパの流れが活性化される、というのです。

結果としては、同じことを言っているのです。

時に、言葉は違う単語により語弊が生まれますが、

人間に備わった機能は誰しも同じであり、人間の体は、本人の意志ですべてが作られていくものであります。

ですから、食事などもそうですが、本当に「身体にい「良いもの」は、

名前が有名だからとか、誰かがやっているから、選択するのではなく、

自分の意志で「良いもの」を見つけ出す「選択能力」を高め、

日々努力することが最も重要なことです。

次は「動作名称」についてです。

中国武術に限らず、中華文化圏では、その言葉の持つ、本来の「意味」が重要です。

漢字は数千年間変わらぬ「意味」も持ち続けています。

ですから、その意味を吟味することが理解を深めます。

料理に例えれば、「回鍋肉」という料理がありますが、これは、「回」という意味は「戻ってくる」、というのと、「肉」とただ書けば「豚肉」のことをいいます。

そして、「鍋」

つまり、これは調理の過程で、始めに「油通し」した野菜類の食材が、鍋の中の肉を炒めたところに「戻ってくる」ように作る料理、ということを教えてくれています。

このように、「名称・呼称」を見ればイメージがおおよそが解るようにできています。

大体は、○○+△△というようになっています。

馬歩推掌や虚歩挑拳というのがその、いい例です。

馬歩推掌は馬歩(馬にしっかりと跨るようにふんばる歩型)で掌で推す。

虚歩挑拳は虚歩(前後に虚実を分けた歩型)に、挑(下から上に向けて打ち上げる)で拳で打つ、という意味です。

このように、文章の読解能力と実践が合わせられて身体で理解していくのです。

文武両道は、こういうところから見に付けていきます。

そして武術練功において重要な考え方である「用功五誌」を紹介します。

博学:博く学ぶべし(功夫を多くするに足る)

審問:審(つまびらか)に問うべし(口で問うに非ず、是は聴勁なり)

慎思:慎みて思うべし(時々に想念せよ)

明弁:明らかに弁ずべし(生々にして已まず)

篤行:篤く行うべし(天行健なるが如し)

現代日本社会環境では、「素直に純粋に」とが、なかなか、難しいことかも知れませんが、古代から、未来へ向けての永続的な智慧としてのエールだと思うのです。

人生はなかなかうまくいかないことの連続ですが、努力は必ず報われると信じて頑張っていきましょう。

武術の練習における注意事項ですが、

○先ずは服装ですが基本的には両肩・両股関節の動き易いものがいいでしょう。

靴は体育館履きのように底が平らなものがおすすめします。これは「片足立ち」などはバランスを崩しやすい為です。

○練習時間ですが、それぞれの集中力の継続とリラックスの交互交換における練習ペースも大事です。

一人で練習される方は、リラックスしている時はシンプルな動作をしっかりと基本・基礎に忠実に行いましょう。

それは確実なステップアップ、レベルアップに繋がる為です。

「集中力」の持続時間に「難しい技」を練習しましょう。

大体怪我をし易い時は集中力が途切れた時か、迷った時に起き易いものです。

○初めは先ず「ストレッチ」が大事です。

身体全身の全関節周りと筋肉を、落ち着いてしっかりほぐして置きましょう。

柔軟体操の「圧腿」(あつたい・ヤートゥイ)

これはいろいろと方法がありますが非常に簡単なものでは、

何か台などの上に足のかかとを置き、ひざの上から押す(圧力をかける)だけです。

これは「膝の裏側の筋肉」は動かさないと、硬くなってしまいますのでゆっくりと圧力をかけることで伸ばすことができます

特に座っている時間が長い方は時折からだに刺激を与える事も大事です。

この足の柔軟性が向上すると、蹴り技などが可能になります。

これは日々の身体のコリをほぐし、心身感覚でのリフレッシュ効果も大きいためもあります。

「蹴り技」の練習を行う前には必ず「大腿部・膝の裏の筋肉」を伸ばしておきましょう。

そして練習メニューの内容ですが、しっかり準備運動が済みましたら次は「武術基本功」と呼ばれる専門トレーニングに進みます。

中国武術は、長い歴史の中で培われた様々な 練習方法があります。

特に、季節における真冬や真夏では、日に日に寒くあるいは暑くなってきますので、一人で練習している方、チームで練習されている方々にもいろいろと注意が必要です。

練習カリキュラム <武術班/武術隊>

1 身法の練習

柔軟体操(圧腿) 脚部の練習 歩型の学習(弓歩・馬歩・仆歩・虚歩・歇歩)

2 腿法の練習

直伸性腿法 足易腿 外擺腿 里合腿 側端腿

屈伸性腿法 弾腿 踵脚 側端腿

掃腿 前掃腿 後掃腿

3 手法の練習

冲拳 架拳 推掌 亮掌などの拳法、掌法の練習

4 跳躍の練習

騰空飛脚 旋風脚 騰空外擺蓮脚 旋子 側空翻

5 跳躍難度練習

騰空側端腿 旋子転体360度

先ずは、ウオーミングアップですが、身体を十分に温まるトレーニングに加えて、全ての各関節をしっかりとほぐしておきましょう。

注意一秒、ケガ一生の言葉通りに、一瞬の不注意で取り返しのつかないことにもなりますので、集中力を大事にしましょう。

ウオーミングアップ、武術基本功も基本動作がひとつひとつある水準までできて来ましたら、「組み合わせ動作練習」を行います。

「組み合わせ」とは、動作を2つ以上から、繋げて反復活動する練習です。

やり方は、長拳などの拳術では、

やり方は、長拳などの拳術では、

基本五歩型(弓歩、馬歩、僕歩、虚歩、歇歩)

三大手法(拳、掌、勾手)

平衡動作(提膝平衡、燕式平衡、仰身平衡、扣歩平衡)

跳躍動作各種、

腿法+歩型や 身法+歩型 などを組み合わせ、

器械では、器械の操作方法+歩法(行歩)歩型 などを行います。

(衝拳+馬歩 推手+弓歩 挑掌+虚歩 など)

様々な技術のコンビネーションを練習することで、武術動作における身体制御能力を高めることができます。

これを「協調性」と呼ぶことがありますが、「力み」や「無駄な動き」を省き、技を洗練していくことをいいます。

そして「組み合わせ練習」がある程度できるようになりましたら、次に「分段練習」を行います。

「分段」とは「段」ごとに「分けて」行う、ということです。

大まかですが「一段」は、3つから4つの「組み合わせ」から作ります。

パターンも様々ですが、シンプルに「動作」+「動作」「跳躍」+「跳躍」

「動作」+「跳躍」あるいは「跳躍」+「動作」

これらを、いろいろと組み合わせていきます。

「伝統套路」は、しっかりと一つ一つをそれぞれの特色を活かすようにし、

「規定套路」は初心者には非常に適していますので、コツコツと練習し、

「自選套路」はかなりの複雑なコンビネーションをこなすことが大事です。

元々、中国武術はたくさんの種類があります。

これからはオリンピック・ムーブメントなどもあって、非常に盛り上がっていく事でしょう。

皆さんがそれぞれ、「自分らしさ・個性」を活かしてこそ「武術らしさ」が発揮します。

<直伸性腿法>

1.踢腿 ティー・トゥイ

’真っ直ぐに蹴る’いう意味の技です。つま先を上向きのまま蹴り上げます。

ここで大体の自分の足も上げる位置を知る事ができ、柔軟性が高まり、筋力が上がれば高く、速くなります。

2.外擺腿 ワイバイ・トゥイ

’外側へ押し開く’という蹴り技です、内側より外側へ大きく広げるように行います。

3.里合腿 リーフー・トゥイ

’中へ合わせるように’行う蹴りです、外側より内側に入れる回し蹴りです。

4.拍脚 パイジャオ

足の甲を掌で左右交互に叩くように練習します何故「叩く」かというと手と足を叩く事で「足の蹴る位置」「掌で避けるための手の力」を強化します

練習方法では、これらの技を1セット左右交互に歩きながら練習します。

初めのうちは左右の足で6~8回がいいでしょう、できれば5~6人で一列になって行うと待つ間がいい「インターバル」でいうような、

休んで動いて、休んで動いてというリズムやペースができるルーティーンになります。

練習仲間でお互いに見ながら学び、いいところを吸収し合って行うと相互レベルアップでの「上達効果」があります。

しかし、気を付けなくてはならないのは互いにアドバイスをおくる時には、「良い所」を言って上げるようにしたいものです。

日本人は比較的に見られることへの「自意識」が強いですから、「良くない所」を指摘すると、かえって「気にしすぎて」しまう傾向があります。

先ず皆全員の意識が、それぞれに「自信が持てるように練習・指導する」ことが大事です。

「良くない所」を指摘するのは非常に簡単な作業です。

競技志向で、必勝を目指す場合には、ありとあらゆる面からの強度を上げる必要性がありますが、

私達は原則、生涯体育運動での健身を重視する伝統武術精神では、成長を見守り、大らかで温かみのある「おもいやり」が、

日本国内で行う武術活動が大切に思っています。

誰もが一緒に楽しく練習する仲間全員の実力が向上できるような練習・指導環境をめざしましょう。

いい武術練習環境であれば、誰しも必ずレベルも上がり「やる気」も出てその雰囲気も内容よくなります

<屈伸性腿法>

次に「屈伸性腿法」の解説を行いますが、

中国武術の練習でとても大切なのが、「武術基本功」というトレーニング方法です。

武術基本功で行う動作を一通り繋げていくとると、現代でいうところの「長拳」という呼称の少林拳系の拳術ができるようになります。

古来「長拳」というのは「少林拳・華拳・花拳・査拳」などの大きく伸びやかな動きをする伝統拳術の総称として使われていましたが、

近頃ではオリンピック・スポーツ競技志向の影響もあって時代の変遷があり、

跳躍動作重視が主流に変わって来て、武術:武芸の技術動作を意識よりも、体操競技の要素が取り入れられて来ました。

それを伝統功法は「功夫・カンフー:時間、能力、腕前」を重視する、「武術教養、武術教育」として、

スポーツ競技は現在はオリンピック項目実現化を目指している「競技武術」とに練習内容や武術意識を分類するようになっています。

基本練習の内容は原則的なものは一緒ですが、競技武術はスポーツ運動としての強度をひたすら上げていくものになっています。

「屈伸」とは「曲げ伸ばし」を意味しています。

曲げてから伸ばす性質の「力」を使う蹴り技という意味です。

共通するのは、初めは支える軸足(左足で蹴る時は右足)の膝を軽く曲げて体重を溜めるようにしておきます(屈伸)

そして蹴るほうの足は軸足の内側へ置き、膝を曲げたまま上に持ち上げます。

5、弾腿 タントゥイ

呼称の文字にある通りに弾が発射するように勢いをつけて弾き出すように蹴るところへ、この動作の意味があります。

中国武術は動作に全て意味と力の使い方が集約されています。

練習方法は両手の位置は拳を腰にあてて背筋を伸ばします。

膝を持ち上げて曲げた膝を勢いよく伸ばし、この時に足の甲から~つま先まで真っ直ぐにして蹴ります。

サッカーでいうところのインステップキックです、膝周りから大腿部の筋力を鍛え、バランス感覚をも高めます。

これを片道、交互に行いながら左右1組を5セット程やります。

5~6人で練習すると待っている間が良いインターバルになります。

※これをつま先を立てて踵で蹴ると 蹬脚 ドントゥイ という技になり、斜め下から斜め上への蹴り技は 鞭腿 ビィェントゥイ になります。

6、側端腿 ツーチュワイトゥイ ですが、同じく「屈伸性腿法」で、この動作も脚力における「屈伸」曲げ伸ばしの力を使って蹴る動作です。

ただ格闘能力を向上するだけでなく、自分の身体能力の向上:パワーアップと その維持が大切になります。

「側端」とは足の小指から踵までの端っこの部分をいいます。

ここへ力を込めて曲げ伸ばしの力を使って蹴り出します。

組み合わせ練習の方法ですが、「武術基本功・ベーシックトレーニング」から

「弾腿衝拳」の方法を紹介します。

「弾腿」とは脚で「弾ける力」で蹴る技「腿法」という意味です。

「衝拳」とは「衝突するような勢いで」拳=パンチを出すという事です。

「組み合わせ」では、このように2つ~3つなどの動作をつないで練習します。

歩いて進みなながら「右拳=パンチ」と「左足のつまさき蹴り」のコンビネーションを行い、これを左右入れ替えながら繰り返します。

中国武術の特徴は非常に繊細な力の使い方をするのが特徴です。

運動することが、大脳への刺激や身体能力の向上を図ります。

いつまでも「自分自身」がより良く活躍できるようにする為には、精神と肉体、つまりは「からだとこころ」が、

いいかたちで結び付いて「元気」「活気」のある事が大事です。

次は、跳躍技の練習方法をご紹介します。

先ずは、柔軟体操 足技の練習が終わって十分にウォームアップができてから始めます。

次は足首をよくほぐしてから膝をほぐします。

跳躍技は飛ぶよりも着地の方が難しいのです。

全体重を脚で支えなければなりませんから、しっかりと集中しましょう。

<跳躍動作>

「騰空飛脚 タンコン フェイジャオ」

1、軽く両足ジャンプ~着地を練習します

次は両足をジャンプしながら入れ替える練習 そして、拍脚という足の甲を叩く動作を練習します

2、慣れてきたら、ゆっくりと左足を持ち上げ降ろすと同時に右足を持ち上げます、そのまま、足を伸ばし空中で、先程行った「拍脚」をやります

初めは安全に左足着地、次にスピードが着いてきたら両足着地。

更に技が向上し強度を上げていく場合は、助走をつけて右足着地になるとかなりの身体制御能力がついています。

中国武術の特徴は身体制御能力を高めることが第一です

そして「自分」の好きな分野を見つけて練習を続けることが大切です

「カンフー・功夫」ということばは時間をかけて身に付けた能力のことをいいます。

「功夫」を頑張って楽しんで積み上げましょう!

騰空飛脚の名称は呼び方が2種類ありますが、もうひとつは「二起脚」という呼び方です。

これは左足を上げと右足で蹴り上げる勢いが「二回起きる」脚技であるために「二起脚」といいます。

日本では紹介されたことが影響していますが、本場中国大陸での統括している中国武術協会の普及での呼び名は「騰空飛脚」です。

これは「勢いよく空中に飛び上がるように蹴る脚技」です、一般的に「二起脚」というと着地足は太極拳でもあるように左足のみですが、

「騰空飛脚」は右足着地も行います。

このようにちょっとした違いはありますが基本的には同じものと考えていいでしょう。

このように、中国武世界は動きや技の名前などにも関心を持つとなかなか面白いものですね。

次はご存知の方も多い「旋風脚」です。

この技はカンフー映画好きな方々や実際に中国武術を練習している人は必ず目にしたことのある技法です。

練習は必ずウォーミングアップを十分行ってからやりましょう。

先ずは左足の擺蓮脚を練習し、次に里合腿を行います。

そして2つを組み合わせて行えば、動作のパターンがつかめます。

そして左回転で空中で回る練習をします。

これを翻身跳(ほんしんちょう)といいます。

そこで、この翻身跳を行う間に先程の左足の擺蓮脚、里合腿をつなげると旋風脚になります。

この技は「旋風」つむじ風のようにクルリと回る姿を意味しています。

足首や膝に細心の注意をしながら頑張ってマスターして下さい。

次は「騰空擺蓮脚 タンコンバイリィエンジャオ」です。

跳躍動作練習はウォーミングアップを十分行ってからやりましょう。

はじめは左足の里合腿を練習し、次に右足の擺蓮脚を行います。

そして2つを組み合わせて行えば、動作のパターンがつかめます。

そして今度は右回転に空中で回る練習をします。

先程の左足の、里合腿と擺蓮脚をつなげると騰空擺蓮脚です。

「騰空」とは「空に高く飛び上がる」ことを意味します。

「擺蓮脚」の「擺」は内から外へ向かっていく力、「蓮」は「蓮の花」のような円い形を描く ことを同時に行う足技のことをいいます。

さまざまな技を身に付けるという事は身体を進化させることです、永続的に心身を進化させ続けていきたいものですね。

「側手翻 ツーショウファン」「側空翻 ツーコンファン」です。

両手、あるいは片手で着いて横向きに回転する側転を「側手翻 ツーショウファン」です。

速度を更に上げていき、手を地面に着けず、足だけで回転し、行うものが「側空翻 ツーコンファン」になります。

この2つの動作の分類は跳躍技ではなく「槍背 チャンベイ:前回り回転」

「後翻 ホウファン:いわゆるバック転やバック宙返り」と同じく、回転動作になります。

次は「旋子 シュエンズ」です。

この動作はもともと武術史的には、武術動作が京劇に取り入れられた空中技をまた更に中国武術動作に取り入れたものです。

中国武術と京劇との交流の歴史は深く、互いに技術を取り入れあうことを行ってきました。

元々は武術の左右の連続蹴りを、京劇的なアレンジを加えて 更に武術へ逆輸入をした感じです。

中国大陸での文化はこういった「取り入れあう」歴史は現代でも続いています。

練習方法ですが 先ずは「燕式平衡」から始めます。

片足立ちになり、両手を左右に開いて伸ばします。

もう片方の足は、最初は平らぐらいでいいでしょう。

横から見ると「T」の字の形のなるようにします。慣れてくると「Y」の字ぐらいになり安定感が増してきます。

飛行機が空中に飛んでいる姿をイメージするといいでしょう。

次に、振り上げ足の強化を図り、着地する足首の筋力UPも大事です。

そして、振り上げ足を空中に放り上げるようにして、「燕式平衡」の状態で左周りにまわる練習をします。

これに慣れてきて、足首の力が自身がついてきたら跳躍した動作をつなげると「旋子」になります。

はじめは人に補助をしてもらうと安全に練習ができると思います。

その動きのイメージは葉が「風に舞うように」

フワリと浮かぶように空中で行えるのがいいといわれます。

どうぞ皆さん「自分自身」をイメージした通りになれるよう頑張って下さい。

近頃は「脳」の研究が盛んですが「中国武術」は「大脳」と「肉体」トレーニングが合わさった究極の21世紀型運動だともいわれています。

先ずは専門にやるならば、中国武術の基礎練習である「武術基本功」は必須です。

中には太極拳のみ、気功のみでもOKですが「体づくり」が出来ていると中国武術運動における武術・太極拳・気功を全部体得出来ます。

練習の進み方ですが「武術基本功」で一通り、基礎ができましたら次は個性・感性・素質で自分にあったものを選ぶと良いでしょう

体質の特徴として、

跳躍技術が得意で身体のしなやかな動きが好きな方は「長拳」

筋肉質でがっちりしたタイプの方は「南拳」

性格が穏やかで柔軟性・バランス感覚の高い方は「太極拳」

を選ぶと良いと思います。

あくまでこれは「傾向」ですのでやはり最終的には「自分が好きなもの」をやると良いでしょう。

いろいろ試しながら見つけていくのも良いと思います。

そして「拳術」をだいぶこなせるようになりましたら次は器械(兵器)の練功へ進みます。

中国武術運動は「健身、修身、防身」の3つの包括が重要で、武芸は「たたかい」を好むのではなく、

自分を活かすため、人を活かすための精神を重視しています。

武術指導者:アドバイスする者の守る20のルール

1、指導者は規範であり、模範を示さなければならない。

模範になれることを精神面・肉体面で現すべきである。

2、指導者は優れたサービスマインドを持つ人物でもあり、

常に相手に喜んでもらえる存在を目指す。

3、アドバイスする側の立場が絶対的に正しい、とするポジションにいてはいけない。

4、自分の願望を相手に押し付けない。

相手が望むところへ連れていってあげることをお手伝いする。

5、できるだけ修正のための修正アドバイスはしない方が良いと考える。

気付いた動作には2~3度確認して、それがケガにつながったりしないか、

不要な力みがあって力点に力が届いていないか、を熟考する。

(思いつきで、アドバイスしたが故に更に悪くなってしまう弊害を避けるため)

6、最終的には本人の美学や哲学を尊重する。

7、アドバイスする時は完結型でピンポイントで的確な言葉と表現で行う。

(相手を呼び止めてアドバイスする前に話す要点を完成してから語る)

8、悪いところを指摘するのではなく、良いところを評価していく。

9、全体の雰囲気や空気の流れを常に気遣い、流れを止める時は止めるだけの、

理由と成果を上げなければならない。

10、アドバイスの口調や言葉には特に気をつける。

(言っている内容がいくら正しくても、言い方や態度が悪いと、相手の心には届かないものである)

11、生徒ではなく、練習仲間として老若男女がそれぞれに相応しい姿勢で対応する。

(横柄な態度や言動はしてはいけない)

12、初めてきた、初心者にも丁寧に接し、来てくれてありがとう!

武術を選んでくれてありがとう!の気持ちを心から持つ。

13、相手ができること、やりたいことに敬意を持つ。

14、思いやりも過剰になれば、相手を支配することと同じになってしまう。

15、悲観的でネガティブなコメントや例は絶対に口に出さない。

16、武術競技ルールの基準のみの感覚で「武術活動」における優劣を判断して、コメントをしてはならない。

(跳躍動作の右足着地とか、低いだけの歩型の姿勢とか、スピードだけを求めない)

17、比較によるアドバイスは避ける。

(あの人の良いところが、あなたはダメ、とかいうこと)

18、日本には日本的な立場や考え方があるので、オンリー中国スタイル的な立場でのアクションなどを正当化したり認めない。

19、言霊は大事。

自分の口から出るコメントは、一番近い自分の耳に入る。

良い言葉は更に良くなって発展し、悪い言葉なら更に堕落して行く。

20、中国武術運動の、功法 攻防技術 套路 「健身、修身、防身」の一体化を重視する。

功法:心身共に発展する運動方法・哲学

攻防技術:自衛の為の防備、心身共に汚染や侵害を防ぐための攻撃技術の実践

套路:大脳の活性化を果たし、柔軟性、持久力、耐久力を高めるための、訓練メソッド

中国武術 伝統競技規則 ジャパンカップ大会 観摩エキシビジョン大会ルール

(上海復旦大学武術協会 日本本部 策定)

趣旨:日本国内における全世代の健康増進、技能発展、武術交流を大会を通じて図り、

中国武術文化の特徴である「健身」「修身」「防身」を各自で武術套路演武で発揮し、

全体における年々の武術人士の発展のための評価制度を設け、出場演武・演示者の、

「年代、技能、動作数、精神、風格」における総合判定を施し、武芸有能者へ奨励のための表彰を行う。

(※審判長は、演武または演示終了後にA、B、C、Dの等級判定を行い、各自の演武内容の得点を記録し、公表はしないが その得点の上から順に一二三等奨 表演賞を判定する)

A級 8,8~ 9,0~ 伝統武術ルール 1位~2位 技能水準

B級 8,5~ 8,7~ 伝統武術ルール 3位~4位

C級 8,2~ 8,4~ 伝統武術ルール 5位~6位

D級 7,9~ 8,1~ 伝統武術ルール 7位~8位

項目:

・健身功法 五禽戯 八段錦 易筋経 馬王堆導引術 または、太極拳各種(拳式スタイルは自由)

・武術功法 (武術拳種 各種)

・武術短兵套路 武術用法・析招

・総編項目(融合式拳術 太極舞 太極ヨガ など)

・単練 対練 双人~6人程度の演武項目(14m×8mのコートでおおよそ収まる人数)

服装規定:自由

時間:6分未満

中国武術文化交流大会 等級判定表

3分野からのA、B、Cの等級判定結果から、総合的に最終判定水準を行っていく。

その内容からの等級判定順に、一等奨、二等奨、三等奨の成績を決定する。

1.動作規格 A~C 判定

2.協調性 発力 ”勁” A~C 判定

3.精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 A~C 判定

※「バランスを崩す、など」は「1、動作規格判定」に含まれる。「失誤・忘却」は「3、精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局」に含まれる。

上記の1、2、3、の各合計判定結果から、A B C の合計数で最終判定が行われる。

例:

「動作規格 A 判定」「協調性 発力 ”勁” B 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 A 判定」 最終判定 「A」

「動作規格 A 判定」「協調性 発力 ”勁” B 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 B 判定」 最終判定 「B」

「動作規格 B 判定」「協調性 発力 ”勁” B 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 C 判定」 最終判定 「B」

「動作規格 B 判定」「協調性 発力 ”勁” C 判定」 「精神 リズム 動作内容 風格 技の結合 布局 C 判定」 最終判定 「C」

得点判定の内容

10点満点

顕微 -0,1 顕著 -0,2 甚だしい -0,3

A:動作規格 身型 手型・歩型 身法:歩型・歩法 6点

B:協調 発力(勁力) 2点

C:精神 風格 リズム 布局 2点

D:動作の失敗 状況において減点 0,1~0,4

例:ふらつく 手をつく 転ぶ 器械をぶつける あるいは落とす

審判員2~3人が等級判定を選び 審判長が総合判断して 得点化する(非公表)

同水準レベルの際、加点による判定

「手法 手型 歩法 歩型 6点」 での動作数における技能レベルが同水準の際は、

「協調 勁力 2点」の充足、更に「精神 リズム 風格 2点」から判定し、

更に同水準の場合には、審判長判断において「套路」「付帯」「身体操作能力」での総合評価における、加点「0,3点~0,5点」を加える(加点)

等級ランク毎に上位から、一等奨 6人 二等奨 6人 三等奨 数人を表彰する

大会終了後に各奨を表彰を行う

メモ

起勢 一段 二段 三段 四段 収勢

手法 手型

歩法 歩型

跳躍動作 着地

器械操作方法

協調 勁力

精神 リズム 風格

バランス 転倒

質誤 忘却

「套路」「付帯」「身体操作能力」

総合判定

採点基準

一般的に知られる”減点”を常に意識する「武術競技規則」とは異なり、各々の保有する「武術技能の高さ」を評価判定する。

※参加出場者全員の各自の持ち点がスタート時は「10点」から始まり、「功法」「攻防技能」「套路」での動作状況によって、

不足部分が現れた時は、判定審判員が適宜にポイントが指し引かれるようになり、

最終的に、持ち点が各自の得点として「総合判定:年代・技能・動作数・精神・風格」最終判定される、という考え方でできています。

套路演武・演示における評価判定の配分

1.動作規格 6点

2.協調性 発力 ”勁” 2点

3.精神 リズム 内容 風格 技の結合 布局 2点

4.失誤

太極拳各式 健身功法 拳術 器械 総編項目

配点

6点(動作規格)

手型 手法 歩型 歩法

身法 腿法 器械操作法

跳躍 バランス

2点(協調性 発力”勁”)

発力の充足 力の使い方の順達度

力点の正確さ 手、眼、身、法、歩の協調一致さ

動作の鋭敏さ 運動の熟達度 沈着安穏さ

連貫と円滑さ

2点(精神 風格 リズム感)

活力の充満 完成された”勁力”での緩急や、動静、軽重のリズム感

風格の突出度 内容の充実 構成の合理性

変化の多様性 配置の整合性 意識の集中

表情の自然さ 適度な速さ

失策とみなす、判断基準

※「年代・技能・動作数・精神・風格」における総合判定のため、直接にポイント減になることはなし

技能考評審判員が総合判定

動作の忘却

剣穂・刀彩が身体に巻き付き動作に影響を与える

器械が床にぶつかる

「器械」を落とした

ラインアウト

※14×8mのコートの外に出てしまった

バランスを崩す

床へ倒れてしまった など

1.動作規格

競技で行う套路内での全技術動作から各項目に求められる性質の完成度を見る。

技の整合性のために「型」と「方法」が適確かどうかを評する。

「手型・手法」「歩型:歩法」「身体操作法」「器械操作方法」など。

2.勁力 協調性

各武術項目の技術動作の実際の身体表現能力を評する。

発”勁”力・功力がその用法に則り手の先、足の先まで到達しているかを見る。

上下左右のバランス、眼の動きと技術(器械操作)との合致、巧みに行われているかをここで採点する。

3.精神 リズム 内容 風格 技の結合 布局

精神:演じる者の内在意識表現を見る。

リズム:動作の中での時間的変化 動~静 快~慢 など。

風格:各武術項目の特徴と風貌の現れを見る。

技の結合:動作と動作のつながりが滑らかで巧妙かつ 起伏、自由自在な変転を見る。

布局:それぞれの武術項目における空間的変化

コート内の場所の使い方で、それは武術的行動範囲を評する。

空間の滞在部分を駆使し理に適い、バランスがとれ 変幻自在さを見る。

(逆にいえば、偏ってはならず、一部分のところだけに留まらないようにする)

4.失誤

動作を途中で頓挫し退場した場合、動作を忘れてしまった、器械の変形

衣服の乱れ、ふらつく・バランス等を崩す、起~収勢が合致しない、

コートから出てしまう、時間不足、超過など。

各等級判定における得点配分

A級 判定 9、0~8、8

武術動作は規範に正しく、用いられる技の数々が清々しさをも感じる。

力は届くべき場所へ到達していて、リズムも滑らかで動きははっきりしている。

手や眼の動きと身体(器械)の使い方はピタリとまとまり よく練られた技が

その套路を完成させている。

B級 判定 8、5~8、7

動作はルールに正しく、方法もよく 力はよく届き

手と眼と身法(器械)が整っていて完成度は高い。

C級 判定 8、2~8、4

動作は比較的ルールに合っている。技もきれいに忘れることなく、

套路を演じている。

D級 判定 7、9~8、1

動作に大きな誤りはないが、方法も基本的には沿っているが技法における 「武術意識」に

何かしら集中力が不足しているように感じ、一応は通すことができている。

表彰

等級判定された順に上位から、一等奨、二等奨、三等奨、表演賞の賞状が送られる。

※受賞は参加人数の割合から区分され、一等奨、二等奨、三等奨、表演賞 各々に授与される。

武優段位制度 基準

取得段位 1種目 2種目

六段位 8、90以上 17、60(8,8)

五段位 8、88~8、89 17、40~17、59(8、795)

四段位 8、70~8、79 17、20~17、39(8、695)

三段位 8、60~8、69 16、80~17、19(8、595)

二段位 8、40~8、59 16、40~16、79(8、395)

初段位 8、00~8、39 15、80~16、39(8、195)

一級位 7、00~7、99 13、80~15、79(7、895)

規定長拳 40式 動作名称

1段 12動作

2段 8動作

3段 6動作

4段 14動作

1段 12動作

起勢 チーシー

1、高虚歩亮掌 ガオシューブーリャンジャン

2、弓歩衝拳 ゴンブー チョンチュチエン

3、右蹬腿衝拳 ヨゥドントゥイ チョンチュエン

4、弓歩衝拳 ゴンブー チョンチュチエン

5、並歩叩拳 ビンブー ザーチュエン

6、馬歩架衝拳 マーブー ジァチョンチュエン

7、弓歩推掌 ゴンブー トゥィジャン

8、弓歩双擺掌 ゴンブー シュアンバイジャン

9、撲歩摟手 プーブー ロゥショウ

10、弓歩撩掌 ゴンブー リャオジャン

11、左拍脚 ズォパイジャオ

12、弓歩架推掌 ゴンブー ジァトゥィジャン

2段 8動作

1、転身切掌 ジュアンシェン チェジャン

2、弓歩衝拳 ゴンブー チョンチュエン

3、提膝推掌 ティシー トゥィジャン

4、大跳歩 ダーヤオブー

5、撃歩拍脚 ジーブー パイジャオ

6、弓歩頂肘 ゴンブー ディンジョウ

7、弓歩撩掌 ゴンブー リャオジャン

8、高虚歩亮掌 ガオシューブーリャンジャン

3段 6動作

1、撲歩摟手 プーブー ロゥショウ

2、弓歩架衝拳 ゴンブー ジァチョンチュチエン

3、提膝挑掌 ティシー ティアオジャン

4、撃歩騰空飛脚 ジーブー タンコンフェイジャオ

5、撲歩亮掌 プーブー リャンジャン

6、弓歩摟手 ゴンブー ロゥショウ

4段 14動作

1、丁歩摟手 ディンブー ロゥショウ

2、里合腿 リーフートゥイ

3、弓歩鈎手推掌 ゴンブー ゴゥショウトゥィジャン

4、転身左拍脚 ジュアンシェン ズォパイジャオ

5、上歩右拍脚 シャンブー ヨゥパイジャオ

6、騰空飛脚 タンコンフェイジャオ

7、提膝托掌 ティシー トゥオジャン

8、弓歩架衝拳 ゴンブー ジァチョンチュチエン

9、歇歩推掌 シェブー トゥィジャン

10、撲歩掄拍地 プーブー ルンパイディー

11、並歩掄臂叩拳 ビンブー ルンピーザーチュエン

12、虚歩架栽拳 シューブー ジァザイチュエン

13、退歩双穿掌 トゥイブー シュアンチュアンジャン

14、並歩双按掌 ビンブー シュアンチュアンジャン

収勢 ショウシー

「規定 器械16式」 動作名称

刀術16式 動作名称

起勢

第1節

1 弓歩纏刀 ゴンブーチャンダオ

2 提膝蔵刀 テイシーザンダオ

3 弓歩扎刀 ゴンブージャーダオ

4 僕歩帯刀 プーブーダイダオ

5 歇歩截刀 シェブージエダオ

6 弓歩砍刀 ゴンブーカンダオ

7 並歩平斬刀 ビンブーザンダオ

8 提膝扎刀 テイシージャーダオ

第2節

9 弓歩平劈 ゴンブーピンピー

10 弓歩推刀 ゴンブートゥイダオ

11 並歩劈刀 ビンブーピーダオ

12 左掄劈刀 ズォピーダオ

13 右掄劈刀 ヨゥピーダオ

14 歇歩按刀 シェブーアンダオ

15 馬歩劈刀 マーブーピーダオ

16 弓歩纏刀ゴンブーチャンダオ

収勢

剣術16式 動作名称

起勢

第1節

1 弓歩刺剣 ゴンブーツージィエン

2 蓋歩斬剣 ガイブーザンジィエン

3 弓歩探刺剣 ゴンブータンツージィエン

4 歇歩抱剣 シェブーパオジィエン

5 提膝刺剣 テイシーツージィエン

6 僕歩崩剣 プーブーポンジィエン

7 丁歩点剣 ディンブーディエンジィエン

8 並歩劈剣 ビンブーピージィエン

第2節

9 虚歩撩剣 シユーブーリャオジィエン

10 虚歩撩剣シユーブーリャオジィエン

11 叉歩反撩剣 ツァーブーファンリャオジィエン

12 転身上歩掄桂剣 ジュアンシェン シャンブールングアジィエン

13 上歩掄桂剣 シャンブールングアジィエン

14 震脚並歩劈剣 ジェンジャオ ビンブーピージィエン

15 弓歩反劈剣 ゴンブー ファンピージィエン

16 虚歩架剣 シユーブージアジィエン

収勢

棍術16式 動作名称

起勢

第1節

1 弓歩横撃棍 ゴンブーヘンジーグン

2 震脚下抜弓歩劈棍 ゼンジャオシアポー ゴンブーピーグン

3 弓歩攔棍 ゴンブーラングン

4 転身馬歩劈棍 ジュアンシェンマーブーピーグン

5 転身弓歩戳棍 ジュアンシェンゴンブージューグン

6 提膝挑把 テイシーチャオバ

7 插歩絞把 チャーブージャオバ

8 弓歩戳把 ゴンブージューグン

第2節

9 歇歩掄棍 シェブールングン

10 插歩掄劈把 チャーブールンピールンバ

11 馬歩掄劈棍 マーブールンピーグン

12 上歩右撩棍 シャンブーヨゥリャオグン

13 上歩左撩棍 シャンブーズォリャオグン

14 転身僕歩摔棍 ジュアンシェン プーブーシュアイグン

15 弓歩崩棍 ゴンブーポングン

16 弓歩雲抜棍 ゴンブーユンポーグン

收勢

槍術16式 動作名称

起勢

第1節

1 上歩攔拿弓歩平扎槍 シャンブーランナー ゴンブージャーチャン

2 蓋歩攔拿弓歩平扎槍ガイブーランナー ゴンブージャーチャン

3 弓歩架槍 ゴンブージアチャン

4 弓歩劈槍 ゴンブーピーチャン

5 倒挿歩攔拿並歩平扎槍 ダオチャーブー ビンブーピンジャーチャン

6 弓歩挑把 ゴンブーチャオバ

7 転身掴歩点槍 ジュアンシェン コウブーディエンチャン

8 虚歩崩槍 シユーブーポンチャン

第2節

9 上歩立舞花槍 シャンブーリーウーホァチャン

10 丁歩劈槍 ディンブーピーチャン

11 撤歩提膝拉槍 チェブーテイシーラーチャン

12 進歩推槍 ジンブートゥィチャン

13 倒挿歩拔槍 ダオチャーブーポーチャン

14 震脚攔拿槍弓歩平扎槍 ゼンジャオランナーチャン ゴンブーピンジャーチャン

15 回身摔槍 ホイシェンシュアイチャン

16 攔拿弓歩平扎槍 ランナーゴンブーピンジャーチャン

収勢