当研究室にご関心のある方

学部生のみなさん

「学部で心理学を学んだ」と言って社会側から受ける評価はどのようなものでしょうか。例えば,工学部機械学科出身であると言うとある程度機械のことがわかる人だなという評価を受けるかもしれません。心理学の場合はどうでしょう。心を読めるんですか?などと言われるかもしれません。しかし,心理学を学んだからといって心を読むことは難しいです。他者の意図を理解するメカニズムは学べます。このように,「心理学を学んだ」という事実は実は社会に入ってみると曖昧なような気がします。では,学部ゼミの2年間でなにを学んでほしいのか。

1)実験的手法を通して要因を明らかにするための基礎的知識を身につけてほしい

2)研究成果発表を通してプレゼン力を身につけてほしい

3)障害のある人と接する原体験を積んでほしい

の3点です。詳しくはゼミ訪問で説明します。一緒に切磋琢磨できればうれしく思います。

大学院生のみなさん

大学院での研究生活は所属研究室の研究テーマと自分のやりたいことの一致はもちろん大事なのですが,それと同じくらい大事なのが教員との相性です。研究室運営の方針や人柄が大学院生活を乗り切るポイントだと考えています。当研究室では学生さんのやりたいを尊重しつつ,修士論文では論文化できる内容を目指したいと考えています。教員とのミスマッチを防ぐためにも必ず出願前に研究室訪問をおこなってください。下記の連絡先にて面談のアポをお願いします。みなさんと一緒に研究できることを楽しみにしています。

※お問い合わせの際には研究テーマとその内容をお知らせください 。

現職教員のみなさま

私たちは先生方の参画をお待ちしています。私自身は5年間特別支援学校の教員を務めたのち研究の道に進みました。日々第一線で子どもたちと接する先生方の問題意識と熱意は計り知れません。ご自身の専門性を高めるとともに普段経験できない多様な学問の世界に触れていただければと思っています。ぜひご一報ください。

※お問い合わせの際には研究テーマとその内容をお知らせください 。

連絡先

yamamoto[at]harbor.kobe-u.ac.jp

[at]を@に置き換えてください。