市川万里子からのお礼と報告
インターハイに同行して
平成29年7月31日から8月3日の試合まで、宮城県気仙沼市で行われたインターハイに同行して感じたことを、(1)市川先輩の試合について思ったことと、(2)大会会場で思ったことの二つに分けて記す。
(1)
試合前のウォーミングアップや練習では、「いつも通り」であることと、「ゆっくり」動くことを大切にした。普段はマイペースな先輩でも、慣れない場所では少し緊張するようだった。会場では、会話を大切にし、私がすべきことを細かく確認した。また、剣などの用具をマネージャーに協力してもらって入念に点検し、試合に不安なく臨めるよう努力した。市川先輩が、全く不安なく試合ができたかは分からないが、「試合が楽しい」と笑顔で話してくださったので、思い切り試合をする一助には、なれたと思う。そして、自信を持ってピストに立ってもらうためには、表情や発言、行動など、すべてに気を配り、最善を尽くす必要があると感じた。
試合直前のレッスンをとることは、私にとって最大の役割であったので、様々なことに気を付けた。まずは先輩の要求にこたえること。レッスンの内容や速さを調節したり、技のフォームや試合の組み立てを話し合ったりして、先輩が満足な準備をできるようにした。そして次に気を付けたのは、「ゆっくり」行うこと。試合を想定して速いレッスンをして、いつもよりうまくいかなくなり自信を無くすよりも、ゆっくり行って、「今日は調子がいい」と思えるようにしたほうが良いと考えた。試合のない日にも大会会場で練習したが、その時は特にゆっくりレッスンした。試合当日になって、「この会場に来てから上手にできていないから」と消極的になることを防ごうと思ったからだ。市川先輩は、周囲のハイレベルな練習に惑わされず、基本をゆっくり確認することが合っていると分かっていたので、スピードの遅いレッスンを受け入れてくださったのだと思う。
試合中は、積極的に声をかけて、先輩が力んだり焦ったりしないためにできることをし、市川先輩に試合を楽しんでもらえるように心がけた。
(2)
大会会場で感じたことを2つに分けて書く。
1つ目は、話題になっている選手や、テレビにも出るような有名な選手をすぐ近くで見たことについて。フットワークの軽さや、突くために腕を伸ばす速さ、また伸ばした時の距離、そして技術の高さに圧倒された。腕を伸ばした時の距離については、肩甲骨が前に移動するのがスムースで、ダイナミックに動いているように感じた。また、技術の面では、特にフェイントの効果の大きさに驚いた。プレッシャーをかけて、そこから相手の視界に入り、かつ相手が嫌がる場所に剣を出す点が、今までに見たことがないほど正確だった。また、動きが流れるようにつながっていて、フェイントからアタックまでの滞りがなかった。このようなハイレベルなフェンシングを、湘南の私たちが習得するには、互いに教えあうことも必要だが、学校以外の場所へ練習しに行って、新しい技や最近の流行を知ることが不可欠だと思う。
2つ目は、公式試合への慣れの必要性だ。市川先輩と私は、エペ団体で全国選抜大会へ出場した経験があった。そのため、全国レベルの大会の、緊張感があり、あちらこちらから熱意のこもった声が響く、独特の雰囲気に臆することはなかった。場の雰囲気や大会運営上の仕組みなど、初めてであれば戸惑ってしまうことも、一度経験しておけば怖がることはないと思う。全国大会に出場する機会は、この先多くないと思うが、様々な経験を積むチャンスを逃さぬよう、練習にも試合にも積極的に取り組んでいこうと思った。また、市川先輩が落ち着いて試合に向けて調整できたのは、先輩の性格と全国選抜大会への出場経験の、両方が関わっていたからだと思う。
今回インターハイに同行して、フェンシングに対して更なる奥深さを感じるようになりました。湘騎会の皆様、このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。全員が共通して取り組んできたフルーレ、多くの方々に手取り足取り教えていただいているエペともに、全国大会を目指して、これからの練習に取り組んでいきたいと思います。
2017年8月 フェンシング部2年 井上陽恵
本日善行体育センターにて行われた、総体県予選エペサーブル個人、フルーレ団体に出場しました!
来週の国体予選に出場しない3年生はほとんどが今日をもって引退ということで、応援にも熱が入りました。
私個人の結果としては、2年女子4名のうちで唯一賞状を受け取れなかったことが悔しく、また試合内容も自分で満足のいくものではなかったため、夏の練習の課題を自分できちんと洗い出して、新人戦からのシーズンで自分のやりたいことができる選手にならなくてはいけないと痛感しました。
応援に来て下さったOB、OGの先輩方、保護者の方々、本当にありがとうございました。
6月11日 白坂優奈
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本日、湘騎会の先輩方から、寄贈品として新しい審判器セットを頂きました!
新しい審判器セットに部員一同興奮し、リールと審判器を繋いだり、審判器のスイッチを入れたりする度に歓声が上がりました。
新しい審判器を使って1番に試合をした部員は、新しい審判器に気迫負けしてしまったようです。
最新のルールに沿った審判器を使って練習できることに感謝し、事故が起こらないよう十分気をつけて大切に使っていきます。
ありがとうございました!!
6月8日 白坂優奈
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初めまして。94回生、女子副部長の白坂優奈です。
今後このページをお借りして、主に大会後に思ったことなどを報告させて頂くことになりました。
よろしくお願いします。
6月2日から4日にかけて2泊3日で、女子フルーレ団体(5名)と女子フルーレ個人(1名)が水戸で行われた関東大会高等学校フェンシング大会に出場してきました!
結果はベスト8ということで、2年生の私にとっては先輩方の試合を見て相手と湘南の違いを認識するなど、とても勉強になる大会でした。
特に準々決勝で第1シードの学校と試合をした際には、普段見ている部員の試合とはもちろん、県大会で見ている他の学校の試合とも全く違う試合を目の当たりにして、自分があと1年かけて目指していくものはあれなのだと強く思いました。
1年後は自分が後輩を連れていき、あの試合を見せることができるよう練習を重ねたいと思います。
6月11日には善行体育アリーナでフルーレ男女団体、エペサーブル男女個人のインターハイ予選が開催されます。応援よろしくお願いします。
6月6日 白坂優奈