早稲田大学戦史研究会20周年大会

2014年11月15日(土) 早稲田・六本木

今年、早稲田大学戦史研究会は創立20周年を迎えました。

このたび本会では、卒業生主催の下、創立20周年を記念する「早稲田大学戦史研究会20周年大会」が粛々と開催されました。

参加者はOB約20名、現役会員約20名で、はじめに早稲田大学にて幹事長による研究報告と質疑応答が行われ、その後、六本木にて懇談会(立食パーティー)が執り行われました。また、 研究報告においては今年度に退官される本会顧問の大内先生もご出席されました。

立食パーティーではOBと現役会員が交流した他、謎に包まれた本会の過去についてが披露され、現在に至る数々の伝統が確かめられました。例えば、歴代幹事長が皆留年していたことや、酒ライム(緑色の芳香剤のような酷い味の酒)を浴びるように飲んでいたこと、合宿で酒の勢いで過激活動を行うこと等、本会の伝統として受け継がれてきた文化が再認識されたように思えます。

また、本会の起源についての秘話も披露されました。どうやら本会は1994年に設立され、分裂の危機を乗り越えて今日に至ったという話の他、さらに下って1944年、軍事教練の場として「軍事サークル」が学生によって結成されていたことが披露されました。加えて、大正6年(1917年)に「軍事研究会」が文献に登場し、戦史研究会の間接的な起源が大正6年にまで遡ることが明らかになったのでした。