こちらは日本語MSX-DOS2カートリッジです。
MSX-DOS2のROMとメモリー増設(このカートリッジの場合は256KiB)を兼ね備えています。
※カートリッジによってはメモリー増設がないものもあります。
私はMSX2+を保持していて、ネットにはMSX本体のメモリー増設の方法が載っているので増設してみたいなーと思っていました。
で、こちらのカートリッジでも上に書いてある分のメモリーは増やせるのですよね。もしかして...と思い分解してみました。
右側に(怪しげな)空いてる領域がありますね!?調べてみました。
https://msxdbx.blogspot.com/2013/07/msxram-mem-768-msx-dos2.html
こちらのサイトにMEM-768をMSX-DOS2化してみるという記事が。
サイトの上の方にMEM-768(MSX増設RAMカートリッジ)の基板、下の方にMSX-DOS2カートリッジの基板が写っていますが驚くことに私が持っていたものはMEM-768の基板をそのまま使っていると思われるものでした。ロットによって統一してるのかもしれませんね。
というわけで256K x 4のDRAMと0.1uFの積層セラミックコンデンサーどちらもそれぞれ6個を用意してみて増設。
順番にメモリー増設後のカートリッジ、増設前のメモリー表示、増設後のメモリー表示です。(画面に表示されているのは本体のメモリーと加算されています)
無事にメモリー増設が完了しました!!
256KiBが4倍の1024KiBに!!これは嬉しい(というか多分使いきれないw)
※真似される方がいるかは分かりませんが注意事項です。
・メモリー増設は自己責任でお願いします。
・上記にも書いていますがMSX-DOS2カートリッジでこのメモリー増設の技が使えるのは256KiB増設モデルの一部ロットのみだと思われます。