※画像はVersion 1.05です。
このプログラムはVGMファイルのGD3タグの編集を行えます。
VGZでの読み書きも可能になりました。(Version 1.01より)
他には
・実際のVGMファイル上のWait Samplesを調べる機能
・Wait Samplesがヘッダーと異なった時に修正する機能(保存時)
・VGMファイル上のData Blockサイズを測定する機能
など主にVGMファイルのデバッグよりの機能もあります。
元々はVGMファイルを調べて表示するだけのプログラムを作ってて、GD3タグも編集できたらいいなーと思い、できたのがこちらです。
一番下のボタンについて
Loadボタン→ファイルを読み込みます。(もしくはファイルをドラッグ&ドロップ)
Saveボタン→上書き保存します。
Save As...ボタン→名前を付けて保存します。
Clearボタン→フィールドの情報を削除します。
ファイルを読み込むとVGMファイルについて調べたメッセージとVGMファイルに書き込まれているGD3タグが表示されます。
ただし、読み込めないVGMコマンドがある場合はメッセージの表示が一部省略されて表示されます。
シフトキーを押した状態で読み込むと他VGMファイルからタグのみを読み込むことも可能です。(ひな形のタグが入ったVGMファイルを用意してTrack Nameだけを書き換えるなどということができます)
保存時にこのようなダイアログが表示されることがあります。
ヘッダーのTotal # Sample / Loop # Sampleが測定した結果と異なると表示されます。
はいを押すとヘッダーのTotal # Sample / Loop # Sampleが修正されます。
保存完了時にこちらのダイアログが表示されますが、はいを押すと保存したファイルで再読み込みをします。
VGZChangerについて
同梱のプログラムにVGZChangerがあります。このプログラムはVGMファイルとVGZファイルを相互変換します。
GD3 Knife EditorでVGZファイルを扱うために用意してるものですがこのプログラムは単体でも変換可能です。
ファイルをVGZChangerにドラッグするかコマンドプロンプトで以下のように入力します。
vgzchanger filename -o -d
filename: 入力ファイル名です。必須です。
-o: 出力ファイル名です。このオプションがない場合は同じフォルダーでファイル名の拡張子を変えて保存します。
-d: このオプションを付けると変換完了後に入力ファイルを削除します。
vgzchanger data1.vgm -odata2.vgz 例:data1.vgmを変換してdata2.vgzで保存する場合
ダウンロードはこちら
動作確認した環境はWindows 10(x64)です。
2022/08/21: Version 1.00公開
2022/09/18: Version 1.01公開(VGZChangerを用意してVGZファイルに対応・RemoveボタンをClearボタンに変更)
2022/09/21: Version 1.02公開(ウィンドウサイズを前バージョンよりワイドに・コマンドカウンター機能追加)
2022/10/04: Version 1.03公開(ウィンドウへのD&D対応)
2022/10/16: Version 1.04公開(大文字拡張子ファイルの入力に対応していなかったのを修正)
2022/10/17: Version 1.05公開(0x8nコマンドのwait計算がされていなかったのを修正)
2025/07/23: Version 1.06公開(シフトキーでのタグのみの読み込みに対応・VGM Version 1.72公開後のコマンド形式に対応・ファイルチェックを以前より厳格に・一部表示の修正)