12月特別企画・発音フェスタ
~異分野と私の音声教育実践のコラボを目指して~
日 時:2024年12月7日(土)13:00~
場 所:早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館
開催形式:対面
参 加 費:500円(懇親会は別途4000円)
プログラム1・招待講演
13:00-15:00(3-502教室)
【招待講演1】13:00-14:00
講 演 者 :久保岳夫氏(国際基督教大学)
タイトル:徹底的な「聞き込み」で育てる自律的リスナー
―大学の英語授業における段階的ディクテーション指導の実践―
要 旨:本講演では、私が担当する英語の授業で実践しているディクテーション活動と、その背景にある理念を話す。英語の授業で音声指導といえば、発音練習などを思い浮かべる人も多いかと思うが、この授業では「授業内で,個別に時間をかけて納得いくまで取り組ませるディクテーション指導」を意味している。段階的に多くのヒントを出し、時間をかけた個別作業から協同作業を経て、学生自らが正解に辿り着けるよう工夫していることなどを具体的に紹介する。
【招待講演2】14:00-15:00
講 演 者 :古田尚久氏(みなみ野病院・言語聴覚士)
タイトル:言語聴覚療法と構音障害の訓練方法
要 旨:構音障害臨床と音声教育は、発音の問題を解決するという点で共通した目的を持っており、両者の実践知を共有する意義は大きいと考えられる。本発表では、機能性・器質性・運動障害性構音障害の基本的な考え方や訓練方法を紹介する。特に、運動障害性構音障害については発表者の個人的な経験も交えて具体的に解説する。その上で、各種構音障害の臨床と音声教育との前提の違いについて考察し、実践知の共有の足掛かりとしたい。
プログラム2・ポスター発表/ブース交流
15:10-16:40(3-202、203教室)
詳細はPDFのプログラムをご参照ください。
プログラム3・グループディスカッション
16:40-17:30(3-201教室)
講演およびポスター発表・ブースでの実践紹介を通して学んだことを共有するとともに、感じたことや疑問点、「 もやもや」を言語化して意見交換するための時間です。ディスカッションでは、受付で配布したポストイットを利用する予定です。
談話室 使用自由(3-201教室)
発表に参加した方々や参加者の方々が自由に話せる談話室です。