Mopra(観測編)

■仕様

−Wide band

−OTF観測(5' x 5')

−サブレフdefocusing methodを使用

・Mopraでは、長時間積分をするとrippleがたつ

・rippleを除去する方法として、サブレフを1波長分絶え

ずふっている、という方法。

  • 0) Observerを変える
    • 左端のディスプレイで以下を入力
      • Project ID:プロポーザルの番号
      • Observers:観測者の名前を短く
      • Project ID:天体がいくつかあったりする場合。なければblankにする
  • 1) 前の観測者とコンタクトをとって観測開始
    • メッセ画面に入力すればok
    • 右端ディスプレイの一番下にあるwindowがメッセ画面
    • 前後に誰もいない場合は必要なし
  • 2) defocusingのスクリプトを一度起動させる
    • 右から2番目のディスプレイ、5の画面にあるwindowがいじるところ
    • 以下コマンド
      • > cd /home/atcaobs/bin
      • > .defocus.pl
        • λの値:2
        • 中心周波数:86243 [MHz]
    • 1分くらい流したら、「q」で抜ける
  • 3) Pointing
    • 左端ディスプレイで、
      • SiO_maser_new:pointing sourceをクリック
      • Schedule file:/nfs/online/local/tcs/sched/CALIB/point3mm/BROADBAND/にある「point8_**.sch」をクリック
        • 強度が弱い場合は、「point16_**」等上の数字のものをクリック
      • Action Panelに表示されるfile名が自分が選択したものである事を確認
      • Start Sched を、ぽち
    • 4分くらい測定が終わり、「Finish」的なwindowが立ち上がるので、それを、ぽち
    • 右から2番目のディスプレイ3で、バンド内でフラックスのバンプがないかチェックする
      • > a:全ての結果が表示される
    • 右から2番目のディスプレイ4で、pointingのoffset値を算出する
      • > sio_point [return]
        • 色々全部:[return]
      • offsetの値が最後に表示される
        • -5〜5:OKなので、「q」を、ぽち
        • -5>、5<:offsetをapplyする。「a」を、ぽちして、左端ディスプレイで「Start Sched」を、ぽち
  • 4) defocusingのスクリプトを再起動
    • 2)と同じ。ただし今回は「q」はしない
  • 5) 観測指示書を流す
    • 左端のディスプレイで
      • Schedule file:/nfs/online/local/tcs/sched/2009/(プルポーザル番号)/にある「**(file名は自分で設定).sch」をクリック
      • Start Sched を、ぽち
  • 6) 観測終了
    • 左端のディスプレイで「Park」をクリックし、アンテナの制御権を解放&park positionに移動

*その他、思いついた事。

  • total powerのエラー
    • 基本は、0.3-0.7がベスト
    • ものすごい大きく外れて、右端のディスプレイのtotal powerの箇所が赤く光りだしたら、左から2番目のディスプレイのMops windowのcommand箇所を「matten au」にする
      • この時、観測は流したままでok
    • total powerの箇所が黄色に戻ったら、Mops windowを「matten ma」にし、流している指示書を Stop
    • もっかい、Start Sched を、ぽち
    • 注1) pointingの時に出るtotal powerのエラーは気にしなくてよいらしい