若手優秀論文賞

(第六回より「若手奨励賞」を「若手優秀論文賞」に改称)

第一回受賞 倉田 剛 氏

「志向的作用は<関係>として捉えられるか」

(『西日本哲学年報』第15号掲載)

第二回受賞 岩田 圭一 氏

「実体と形相―アリストテレスの実体論における離存可能性の問題―」

(『西日本哲学年報』第17号掲載)

第三回受賞 兼松 誠 氏

「信仰と責任――ハンス・ヨナスにおける無力な神」

(『西日本哲学年報』第18号掲載)

第四回受賞 宮野 真生子 氏

「九鬼周造の存在論理学」

(『西日本哲学年報』第19号掲載)

第五回受賞 新名 隆志 氏

「ニーチェにおける悲劇の快の変化」

(『西日本哲学年報』第20号掲載)

第六回受賞 周藤 多紀 氏

「『ウスター倫理学注解』における幸福概念」

(『西日本哲学年報』第21号掲載)

第七回受賞 小笠原史樹氏 氏

「神義論再考―東日本大震災を巡るキリスト教的諸言説の分析」

(『西日本哲学年報』第22号掲載)

第八回受賞 佐藤 岳詩 氏

「倫理学における内的視点と外的視点 ~ 「全一性に基づく反論」と間接功利主義」

(『西日本哲学年報』23号掲載)

賞の規定は下記の通りです。

一、資格:当該論文の発表時点で四〇歳以下。

二、審査対象:過去三年間の『西日本哲学年報』掲載論文。

三、審査方法:編集委員会の審査を経て、評議会が承認。

正賞の他、副賞五万円を授与。

二〇〇八年の評議会と総会にて「若手奨励賞」の創設が承認されました。