第一回の講義最初の課題は、まず、PCでコンパイラを使えるようにすることです。
この講義では「MMGames 苦しんで覚えるC言語」が配布している「学習用C言語開発環境」(EasyIDEC)を使用します。まず、以下の手順で手元のサイトにインストールしてください。
まず、なにはなくとも「ファイル名の【拡張子】」を表示するように Widows の file explorer を設定してください。やりかたは「Windows 拡張子 表示」などで検索。
学習用C言語開発環境公式サイト( https://9cguide.appspot.com/p_9cide.html )から 「Windows ZIP 版」をダウンロードする。(今回の講義では「インストーラ版」ではなく「Zip 版」を使います。(下のスクショ参照。)
ちなみに、自分のPCを使って学習するひと、自宅でもやってみたい人はインストーラー版でも大丈夫です。
ダウンロードした「easyidecXX.zip」を「解凍」する。(XX はバージョン番号)
「解凍」の仕方がわからないひとは「zip 解凍」などで検索。
また、そもそも zip を知らない、というひとは「zip ファイル とは」などで検索。たとえばこんな解説ページがあります。
※ダブルクリックするだけでは zip の中身を見ることはできますが、「解凍」はできていません。
解凍したフォルダ(easyidecXX)を適当な場所(自分のファイルを置いて置けるフォルダ)に移動。
(※サテ室利用者:ローカルのUSBメモリー上に置く方がネットワークドライブへのアクセスが無くなるため、動作が早くなります。)
(特にサテ室利用者の注意点)このフォルダを置く場所はアルファベットで始まるパス(Z: など)でパスを設定してください。まったく同じファイルに対して"Z:"で始まるパスと"\\"で始まるパスを設定できますが、後者では動作が不安定です。
解凍したフォルダの中の「 easyidec/EasyIDEC.exe」を起動すると以下の画面が表示され、C でプログラムが書けるようになります。
新しいプログラムを書くとき(新しい課題に取り組むとき)は、まず、「ファイル → 新規プロジェクト」で新しい「プロジェクト」を作ります。プロジェクトの名前は、わかりやすい半角アルファベット、-、_ 数字の組み合わせが《一番トラブルが少ない》です。たとえば、kadai1-1 などがいいと思います。
※プロジェクト、とは「アプリケーション、プログラムなど一つの機能を実行するためのソースコード、設定などなどのセット」のことです。「一課題ごとに新しいプロジェクトをつくる」ということを忘れないように!
プロジェクトを作ると、EasyIDEC の「プロジェクト」タブ」(プロジェクトの一覧)に新しい課題がリストされます。ここからそのプロジェクトを開く(ダブルクリックする)ことで、そのプロジェクトのプログラムを書いたり、コンパイルしたり、実行したりすることができるようになります。
プロジェクトを開いたら「プロジェクト」タブの横の「プログラム」タブを開いてください。その中にある「main.c」が今から編集するプログラムのファイル(ソースコードです)。(最初の段階で、自動的に簡単なテンプレートコードが書かれています。)
課題に取り組み、プログラムを書いたら「プログラムの実行」です。問題なければ「コンソール画面」(黒いテキスト画面)が開き、実行結果が表示されます。エラーが出たら「コンパイルエラー」タブでエラーの内容を確認、プログラムを修正して再トライです。
ガンバです。