Sequential Circuits prophet5
小田さんが1979年の田園コロシアムライブから
メインのシンセとして使用していた
シーケンシャルサーキット社のprophet5です。
we are.overと1台づっ増えて3台保有されてました。
オフコースとしてもはじめてのボリフォニックシンセサイザーでした。
5音同時発音されメモリーも40音と、
当時は凄い革命的なシンセでした。
大別するとrev1からrev3.3まで5期あり、
小田さんが使用していたのは3台共rev2でした。
故に所有している我が愛機もわざわざrev2の状態が良いものを探しました。
今のデジタルシンセでは作れないような繊細でかつバワフルな音色が特徴です。
Roland Juno-D
オフコース使用楽器ではないですが、頻繁に使用しているシンセサイザーです。
主にクラビネットD6の代役としての機能が多いです。
機材としては大変軽いのがウリなので、
LIVEや隠れ家、各種セッションで定番機材としています。
音色は甘いのですが、
それが寧ろ昔風のサウンドに会うと思い使用続けています。
YAMAHA CP5
オフコースのアルバムとしてはThree&Twoより、
LIVEとしては1979年以降使用され、
小田和正と言えば、CP80となるくらい代名詞的なステージピアノ。
そのCP80を特にスタイルにイメージし、
サウンドも完璧に再現されたメインピアノのYAMAHA CP5。
同じメーカーで現代にCPを冠たるところにこだわりを見せ、
様々なピアノの音色もさることながらCP80の音色は
現在市場に出ているステージピアノの中では
これら新CPシリーズが出色の出来栄えです。
オフコンバースのリハ、LIVEでは、この機材により
オフコースサウンドで絶対に無くてはならない
Fender Rhodes の音色としても活用しています。
YAMAHA DX7-Ⅱ
かつて一世を風靡したDX7の後継機です。
ちなみに初代DX7も所持していますが、故障してしまいました。
音色はキンキンにデジタルな響きが特長のDX7をデュアルにすることで、
かなりマイルドになっています。
DX7はオフコース4人時代から使用しており、
必須ではありますが、自分が5人時代に拘っており
登場機会はめったにありません。
Roland RS09
オフコースのLIVEとしては、
Three & Two tour からWe are tour まで使用。
オフコースサウンドでは特に小田さんが多用していた
ストリングスの専用機材であります。
今の楽器ではなかなか表現しにくい、
独特の温かみのあるチープなアナログ音色を奏でます。
この機材は、前期と改良された後期タイプがありますが、
当然の選択は小田さんも使用していた前期をチョイスしました。
なにせ同一楽器ですから昔のそのままの音色が弾いていても心地良いです。
YAMAHA SY99
オフコースとしてではなく、
小田さんがソロになられて今も事務所のスタジオで鎮座しているシンセです。
ただそれだけで購入してしまいましたが、
AWM音源は登場としては画期的で凄いリアルな音がするのが特長です。
Roland RS202
オフコースが1978年のLIVEから使用していたストリングスマシン。
なんとも言えない温かみのある音色が特長です。
LOVE LI/VEの音源としては、
風に吹かれて、愛を止めないで、君を待つ渚、が特に良くわかります。
またそのアルバムの中のパンフレットで
小田さんの紹介写真にデカデカとRoland と見える楽器がこれです。
オフコンバースでは、後継機材のRS09と気分で使い分けしており
同じ役割の為、同時に使用することはありません。
風に吹かれてを演奏する日には拘ってこちらを使用しています。
かなり年期が入っていますが、
本当にいい味のある音がします。
YAMAHA S90ex
かつてCP1、5が発売になるまで市場で
1番CP80の音色を再現出来た機材として購入。
今となっては出番がめっきり減りましたが、
小田さんが大学を送った仙台の地で購入。
私の仙台単身赴任時代の心の支えであり思い出の機材です。
福島で開催されている四月の約束セッションで活躍し
CP80とRhodesのサウンドをいかんなく発揮してくれました。