FENDER USA American Vintage62 1995年製
松尾さんのギターといえば、
EP盤Yes,Noのジャケットに写っている、
黒のストラトキャスターを思い浮かべます。
松尾さんは1960年前後の本物のオールドギターを使用されていましたが、
これはそのリイシューモデルです。
更なるサウンド探究により、
ピックアップをセイモアダンカンのSSL-1、
ブリッジサドル、トレモロスプリングをRawVintage、
ナットをTUSQ、ピックガードをFENDERカスタムショップに変更。
LOVE LIVEでの
恋を抱きしめよう、風に吹かれて、歴史は夜つくられるのバッキング、
スタジオTAKEのせつなくて、哀しいくらいのギターは
松尾さんのストラトの音です。
これらの曲をハムバッキングのギターで演奏したら
曲の雰囲気が全く再現できません。
GIBSON LesPaul 1982年製
松尾さんのOVERツアーで使用していた
1982年製のレスポールを意識したギターです。
このギターも同じ1982年製の非正規流通品です。
製造番号が打たれておらず、
ブリッジ、ペグも正規レスポール用の物ではないものが
取り付けられています。(ギブソン純正部品ではあります。)
エボニー指板であること、ゴールドパーツであることから、
ヘリテージアワードの試作品か、
ギブソンの職人が個人使用目的に作成したギターと思われます。
ヒスコレ、カスタムショップができる前の逸品であると確信しています。
見事な虎目をぜひ現物で見て下さい。
松尾さんのレスポールの名演としては、思いのままにの長いギターソロ、
愛の中へのソロで甘めのオーバードライブが印象的です。
MUSICMAN SABREⅡ 1979年製
松尾さんはMUSICMANはSTINGREYとSABREを所持していて、
オフコースとして一番最初の武道館でアンコールを含め3回演奏した
Yes,Noで黒いSTINGREYを使用していました。
プリアンプでテレキャスターから、レスポールのような
音色が作成可能です。
FENDER USA American Standrd FSR 2012年製
4人になってからのオフコースでの松尾さんのギターを意識したものです。
松尾さんはFENDER JAPAN製で、
EMGピックアップ、フロイドローズのトレモロユニットで、
1VOL、1TONEの特別仕様でした。
FENDER USAのFSR(特別仕様)で
ピックアップとアッセンブリ-をEMG SAに
トレモロユニットをGOTOH製WilkinsonVG300、
スプリングをRawVintageに変えています。
自分では『君が嘘ついたスペシャル』と名付けています。
MARTIN OM-28V 2004年製
オリジナル状態のOM-28Vです。
MARTINはこの後ネックの材をマホガニー以外にし、
ヘッドも3ピースの継ぎ足しにし資材保護を図っています。
昔ながらのMARTINスペックで作られた最後の年代のギターです。
エフェクターボード
KORGチューナー⇒BOSS NS-1⇒MXR Dyna Comp⇒
BOSS OD-1⇒BOSS CE-2⇒BOSS RE-20の順に接続しています。
松尾さんのLOVE LIVEの音を再現することを目指し、組みました。
松尾さんはコーラスはBOSS CE-1、ディレイはRoland RE-301を使用し、
演奏曲ごとに小田さんのCPの上に乗っている、
RE-301のエフェクトレベルを調整し、演奏していました。
しかし、高価である、大きく、重たいという事から導入を断念。
その代わりに、
CE-1をより細かくエフェクトコントロールする目的で作らたCE-2と、
Roland RE-301からコーラスを除いた製品である、
RE-201の音を出すだけの為に作られたBOSS RE-20を導入。
RE-20とCE-2のコンビネーションによる、モジュレーション効果と
松尾さんと同じOD-1による甘めの歪み(歪が少ないという意味ではありません。)が
松尾さんのサウンド再現のポイントと考えています。
是非、Live等で生音を聞いて頂きたいと思います。
Roland JUNO-Di ともさん所有
かつて松尾さんは、3台の鍵盤にてLIVEを駆使していました。
歴史としては、ソリーナ、SS30、poly6と増えて行きました。
小田さんの鍵盤サポートとして数々のシンセリードや
ピアノに被せるストリングス、PAD系が中心でした。
機会があればpoly6あたりを装備したいのですが、
当面はアナログな音色に近いRoland JUNO-Diを使用しています。
(実は、メンバーのおかちゃんは、かつてpoly6を所有していた。
昔、手放してしまった話を聞いてメンバーから袋叩きにあったのは
ゆうまでもない。そんな拘りメンバーである。)
コメント ともさん