研究室紹介の案内

東邦大学理学情報科学科

研究室紹介の案内

(Last Update: 2018/9/11)

-3年生のための研究紹介-

我妻研究室の研究プロジェクトやテーマを紹介します。

最新の研究成果なども披露します。

2018年9月25日(火)3, 4限

適当な時間に来れば、随時対応(予定)。

募集人数:5名くらい

プログラムや英語など、様々な能力が要求されます。

英語は、辞書を引きながら専門論文が読めるくらいにはなれます。

最新論文やシミュレータのマニュアルを読むためにも、英語は必須です。

プログラムに関しては、自分の使いやすいもの使ってもらって大丈夫。

MatlabやPython辺りが個人的にはオススメ。

ただし、シミュレーションがメインの研究室ですので、最低限のプログラミング能力は必須です。

しかし、研究室配属後に一所懸命勉強すれば研究に必要な能力は十分身に付きます。

場所:4550教室(4号館5階、エレベーター降りて目の前)

研究室紹介資料1

研究室紹介資料2 (国際学会発表資料)

研究室紹介資料3 (研究例)

研究室紹介資料4(研究例)

研究室紹介資料5(研究例、英文雑誌)

研究室紹介資料6(研究例、英文雑誌)

その他、質問・相談・上記時間に都合がつかない、などは我妻まで随時連絡して下さい。

内線:3601

メール:nwagatsuma[at]sci.is.toho-u.ac.jp

研究テーマ

(研究室紹介資料1も参照)

視覚科学 (指導教員:我妻)

私たちは、ヒトの視覚処理のメカニズムを理解するための研究しています。

例えば、

面の知覚・図地領域分離のメカニズム、

大脳皮質神経回路の構造、

注意

深層学習

などを対象とします。

研究方法は、

(1) 大脳視覚皮質のモデルを構築し、コンピュータ上でシミュレーションを行う計算論的研究

(2) 精密なCGを作り、それを被験者に判定させる心理物理実験

です。

研究テーマは、一人一人の希望と興味によって設定します。

例えば、

(1)

どのような物や特徴が人間の注意を引き付けるかを知る心理物理実験。

視線追跡装置などを活用する事でより詳細な視覚情報処理のメカニズムを知る事ができると期待しています。

実験データは、生物から得られた知見とコンピュータシミュレーションが示す予測を連結するかけ橋となってくれるでしょう。

(2)

脳をモデル化して、シミュレーションからその情報処理メカニズムを理解する。

ニューロンの同期発火、面の知覚、何を見ようとするかによる神経回路活動と知覚変化などを再現する。

これらの研究は、人間の理解だけではなく、革新的なコンピュータビジョンを実現する為の重要なヒントを与えてくれるでしょう。

(3)

実験やシミュレーションから得られたデータを統合し、ヒトに学んだコンピュータビジョンアルゴリズムを構築する。

注意を引き付けるメカニズムから、最も重要な物体位置とそれが何かを理解できるコンピュータの実現を目指す。

これまでの具体的な研究成果を見たい場合は、PUBLICATIONSへどうぞ。

また、学会発表や論文投稿などを全力でサポートします。

国内外の研究機関等との共同研究に興味のある人も歓迎します。

最近だと、筑波大学や理化学研究所、東京電機大学の研究室などと共同研究中。

海外だとJohns Hopkins University等と共同研究中。

参考までに

山口大学の西井先生のホームページですが、参考になると思います。

卒論・修論のご案内(山口大学西井淳先生)

我妻も同じような考えを持っています。