子ども達の好奇心や探求心を引き出し挑戦(チャレンジ)できる4種類の競技テーマ(サッカーチャレンジ、レスキューチャレンジ、
ダンスチャレンジ 、CoSpace チャレンジ)があり、誰でも参加できます。
サッカー チャレンジ
自律型ロボットによるサッカー競技です。自立型ロボットが赤外線を発するボールを使ってサッカーを行います。 ロボットの性能やチームワークを競い合います。
●2台のロボットでチームを作り、試合は10分ハーフで行われます。
ダンス チャレンジ
自律型ロボットによるダンスパフォーマンス競技です。ロボットの動きだけでなくプログラミングや創造性、 エンターテイメント性などを競います。
●チームで選んだ音楽に合わせ、ロボットとチームによるパフォーマンスが行われます。
レスキュー チャレンジ
自律型ロボットによる災害救助をテーマにした競技です。ロボットに決められたコースをたどらせ、早く確実に被災者を 救出することを競います。
●家の中を再現したフィールド内を進み、被災者を救出します。
CoSpace チャレンジ
仮想世界と現実世界の両方での競技を実施します。
自律型のロボットによりレスキューは宝探し、ダンスはパフォーマンスを表現します。
●仮想ロボットと実機ロボットを融合した競技を行います。
【目的】
ロボットの設計製作を通じて次世代のRobo Cupの担い手を育て、4つのチャレンジを通して、次世代のリーダーとなるための基礎基本を身につけられる協同学習の場を提供し、競争の先にある強調を目指します。
①ロボットをテーマとして、創造性を育む教育システムを構築する
②ロボカップの究極の目的達成を担う、次世代の研究者を早期から育成する
③ロボカップの活動、ひいては科学技術一般の意義と楽しさを広め、ロボカップ関連活動、科学研究全般に対する一般的支持・理解を増進させる
大切なことは、ロボカップジュニアは、ロボットをテーマとしたうえで、創造性を最大限に引き出す教育システムはどのようなものか を探るプロジェクトであって、単にロボットの競技会やロボットの工学の知識のみを伝達しようというものではありません。
ロボカップジュニアでは、チームで計画を立て、協同作業をするというプロセスを重視しています。 チームのメンバーは様々なことを 自分達で計画し、チーム中で、時には別のチームと一緒と協力して実行することになります。
子供たちは、これまで学んできたロボットに関する知識や技術、さらにはチームワークなどを、相互に競い合い、理解し合う場として提供します。
【コミュニケーション】
海外の高校・中学・小学生も参加!日本大会や世界大会では国内外から集まった初対面のチーム同士がペアになって新しくスーパーチームをつくり、言葉や文化の壁をのりこえてコミュニケーションする場がつくられます。
【国際科学技術コンテスト】http://contest.jst.go.jp/
国内にあるロボット競技会の中で唯一、国際科学技術コンテスト(支援:独立行政法人科学技術振興機構)に認定されています。
http://openrtm.org/openrtm/sites/default/files/5308/2013SummerCamp-07.pdf
玉川大学 脳科学研究所
岡田浩之氏書籍より 引用