Q&A

◎どんな活動をしている団体ですか?

「不登校・学びネットワーク東海」は、不登校、居場所、学びの場についての、情報提供および情報交換を目的としている非営利団体です。主にメーリングリストを通じての情報交換が日常の活動となっています。

また、月に1度事務局にて交流会を開いています。事前の申し込みがあれば、会員以外の方も参加できます。

◎どのような経緯でできたのですか?

2003年に愛知県蒲郡市にて、「登校拒否を考える夏の全国合宿」が開かれました。そこで出会った運営のメンバーは、この機会を大切にしたいと考えました。

不登校で悩んでいる方が孤立されないように、不登校や学びについての情報交流ができるように、愛知・岐阜・三重の各地に住んでいる人たちで、ネットワークを立ち上げました。

◎誰が運営に関わっていますか?

不登校親の会、フリースクール、フリースペース、ホームスクーリング、居場所や学びの場、教育サークルなどに関わっている個人が集まって運営しています。

◎どんな方が会員になっていますか?

子どもが不登校の親御さんや、経験した若者、フリースペースやフリースクール、学びの場に関わっている人、学校の先生や、相談員の立場の人、学生さんなどがみえます。

◎メーリングリストって何ですか?

メーリングリストとは、メールを使ってグループ内でコミュニケーションできるシステムです。メーリングリスト用に設定されたアドレスにメールを送ると、そのメールは、あらかじめメーリングリストに登録している人全員に配信されます(送信者ご本人にも配信されます)。

◎メーリングリストにはパソコンがなくても入れますか?

はい。不登校・学びネットワーク東海の活動の中心になっていますメーリングリストには、パソコンからだけではなく、携帯電話からでも登録できます。

パソコン操作が苦手な方にとって携帯でも登録できるのは、大変都合がいいです。

◎メーリングリストではどのような情報が発信されていますか?

各地にある親の会や、その定例会、講演会の案内や、フリースペース、フリースクールなどで企画されるイベントのお知らせや、会員さんの心に残った本の紹介などがあります。

他には、子どもの不登校で悩んでいる親御さんからの相談メールみは、経験された先輩の親御さんたち始め、いろいろな立場の方から、「我が家はこうだったよ」とか「うちではこうしたよ」とか、「こんなふうにも考えられるよ」などといった意見が寄せられます。

◎メーリングリストのメールの内容は誰でも読めるのですか?

「不登校・学びネットワーク東海」のメーリングリストは、登録された会員さんだけの交流の場です。特に発信しなくても受け取ったメールを読むだけの参加でも構いません。安心してご利用ください。

◎メーリングリストへの参加は東海地区限定ですか?

不登校で悩んでいる人や、不登校や学びについての情報が必要な人など、日本全国どちらからも参加できます。

◎メーリングリストのルールを教えて下さい。

メーリングリストのルールはこちらに載せておりますのでお読み下さい。

メーリングリストルール

◎テーマ別交流会やシンポジウムについて教えてください。

2006年5月に開催された「不登校の子ども・若者の学びについてのテーマ別交流会」では、「学校外の学びの場」や、「軽度発達障がいのある人にとっての居場所とは?」や、「人とのふれあい・社会参加のサポート」など、7つのテーマに別れて話し合いました。終了後には参加者の方から、「また同じような交流会を開いてほしい」という声が、多く寄せられました。

2007年10月には、「不登校と居場所を考えるシンポジウム ~受け入れられ、安心できる場所・関係づくり~ を開催しました。家庭も含めて、学校や地域・社会での子どもや若者の居場所について考える場となりました。

2008年10月26日 シンポジウム 不登校ーどうすればいいの?ー

〜子どもの成長と学びの視点から考える〜

医療、親の会、不登校経験者、フリースクールのそれぞれの立場から話し合われた後、分科会で「発達障がい」「フリースクール」「親子関係」「進路」について考えました。

2009年10月18日 不登校ーどうしたらいいの?ー

〜子どもの声を聴くことが初めの第一歩〜

7つのテーマに分かれた交流会は、不登校経験者、保護者、支援員、メンタルフレンドなど様々な立場の方の参加で活発な意見が交換されました。

2010年10月24日 子どもが学校に行かなくなったとき 〜テーマ別交流会〜

「不登校経験者からのメッセージ」「発達障がい」「フリースクール」「進路」

「親の会の役割」「学校との関わり」のテーマ別にゲストを迎えて話し合われました。

2011年10月16日、シンポジウム「子どもが学校に行かなくなったとき」

~子どもをどのように見守り支えるか~を開催。

不登校支援に関わってこられた方や、不登校経験のある方、親の立場の方の

お話しを聴きました。 参加された方からは「子どもとどう関わっていけばいいかの

ヒントをもらえた」等、反響がありました。

2012年10月28日、シンポジウム「子どもが学校に行かなくなったとき」

~居場所のちから、学びのかたち~を開催。

第一部:フリースペースたまりば理事長、西野博之さんの講演では、子どもが安心でき自分を肯定できる居場所について、

子どもが元気を取り戻していく課程について考えました。

第二部:当事者や親の立場の方々の不登校経験、「親にどうしてほしかったか」

「子どもはどのように成長したか」などのお話しを聴きました。

2013年10月20日、シンポジウム「不登校する子どものキモチ」を開催。

第一部:不登校新聞FONTE編集長、石井志昂(しこう)さんの講演では

「当事者が希望する支えられ方」について話があり、子どもにとって絶対的に安心できる関係が大切であることを学びました。

第二部:様々な形の不登校を経験した皆さんに 「どのように元気を取り戻したか」

「不登校後の進路」「不登校を経験して伝えたいこと」について話していただきました。

2014年10月26日、シンポジウム「 不登校する子どものキモチ 」を開催。

第一部:不登校経験のある若者たちに、「 なぜ元気がなくなったのか 」

「 不登校を経験して思うこと 」など、それぞれの豊かな生き方のお話しを聴きました。

第二部:NPO法人 フリースクール三重シューレ 理事長、石山佳秀さんの講演では、

大切にされている言葉

「 命は一つ、人生は一回、命の使い方を決めているのは自分 」をもとに、

不登校の子どもとの関わり方などのお話しを聴きました。

2015年10月25日 シンポジウム「不登校する子どものキモチ」

第一部 不登校の子どもをもつ親と支援に携わっている不登校経験のある若者に経験者だからこそ語れる貴重な話を伺いました。

第二部 不登校経験のある若者4人と第一部のゲストを囲んでそれぞれテーマ別に話し合われました。

◎子どもも参加できる企画はありますか?

はい。毎年5月に名古屋市東山動植物園で、子どもと大人が一緒に参加できる交流会を開いています。

親子でいい出会いがあると毎回好評です。

◎メーリングリストへのメールの送受信で困ったことがある場合は、どこに尋ねればいいですか?

◎メールアドレスを変更したいのですが、どこに連絡すればいいですか?

次までご連絡ください。

不登校・学びネットワーク東海事務局アドレス network.toukai.info@gmail.com