HP Designjet 350C ベルト 交換 (Carriage Belt Replacement)

HP Designjet 350c (A1-Model) 駆動ベルト 交換

印刷ヘッドの駆動ベルトが素材劣化して切れてしまったため、自分で交換しました。

本文書は、その手順を記録したものです。

始めに

修理の経緯

もともと中古で購入したDesignjet350cなので、駆動系はそれなりにくたびれていました。

そしてついに駆動ベルトが切れてしまいました。

※駆動ベルト交換済みで販売しているショップも存在します。

メーカーへの修理依頼を検討しましたが、本体の購入価格に比べ修理代金が高く。

修理を頼むよりも(中古で)代替機を、再度購入した方が…といった状況でした。

ちなみに中古購入価格は約9万円、出張修理ではベルト交換のみ約5万円、ベルト駆動モーターも交換すれば約6万円

そして…

駆動ベルト自体は¥2,900(問題発生当時)でした。

1/4 : 分解(カバー類の取り外しです)

カバーおよび右ハウジング分解

左ハウジング分解

2/4 : 部品交換(印字ヘッドを取り外しにいたる手順です)

駆動ベルト交換

3/4 : 組み立て(いままでの手順の逆を行います)

動作可能な状態に戻す

4/4 : 動作確認

印刷テスト

おわりに

大判プリンタ(A1/A0用紙対応)を個人使用されている方は少数かもしれません。

でも中古で購入すれば、その価格は新品のA3ノビ対応プリンタとさほど変わりません。

印刷物から受ける印象は、そのサイズによって異なることを

大判プリンタは改めて認識させてくれます。

それから

350CはROM障害により破棄しました。

2007年1月現在、EPSON MAXART PM-7000Cを使用しています。 購入は前と同じショップです。

350Cが家庭用インクジェットプリンタをスケールアップしただけのような造りで

ハード障害の問題調査が楽でしたが、PM-7000Cは手が出せそうにありません。

障害発生時にはサービスコール…もとい、買い替えとなりそうです。