パソコンのMIDI音源をキーボードを使って鳴らすには、MIDI対応の鍵盤キーボードを繋いで鳴らすのがベターだと思いますが、外出先でパソコンを使う場合など、どんな環境で鍵盤キーボードを繋げるわけでもありません。
そこで、パソコンのキーボードを鍵盤に見立てて、パソコンのキーボードから音源を鳴らすことができるソフトが色々とあります。
中でも、使ってみて便利なのが「midiKey」です。
パソコンのキーボードは、QWER・・・、ZXCV・・・の段が白鍵盤、1234・・・、ASDF・・・の段が黒鍵盤に対応しています。
標準では「Z」がC3、「Q」がC4(中央ド)に割り当てられていますが、この割り当ては、設定画面で変更することができます。
この、パソコン鍵盤、慣れると結構使えます。それにピアノの鍵盤のように和音なども演奏可能です。
「midiKey」の一番の使い道は、音源チェックでしょう。複数の音源を使おうと思うと、MIDIの設定は結構面倒で、実際に音が出るかどうかのチェックは欠かせません。
音が出ない時は、まず、この「midiKey」を立ち上げて、設定画面のMIDIデバイスで音源を選択し、キーボードをたたいてみるのが一番です。
音が出るかどうかだけでなく、GM/GS/XG音源の音色のチェックににも便利に使えます。REVERVやCHORUS、PANといったパラメータの変更も可能です。
メトロノームを使うようにして、録音ボタンを押せば、メトロノームの代わりにもなります。メトロノームの音(パーカッション)や音の大きさ、速度などは設定画面で変更できます。
選択した音源(GM/GS/XG) の音色セットとドラムセットの音色をチェックできます。