第35回大会を以下の要領で開催いたしますので、ご案内差し上げます。
日時:2026年6月27日(土)午後、および28日(日)全日
場所:中央大学茗荷谷キャンパス(開催校責任者:益永淳会員)
〒112-8631 東京都文京区大塚一丁目4-1
https://www.chuo-u.ac.jp/access/myogadani/
初日(27日)午後には日本人口学会との合同シンポジウムが予定されています。
詳細は下記の通りです。
【テーマ】
人口問題と経済成長-マルサス『人口論』第6版(1826 年)刊行200周年にあたって
【趣旨】
『人口論』第6版は、トマス・ロバート・マルサス自身の手による最後の改訂版であり、1826年に出版された。
第6版に至る過程でマルサスは初版の5倍の語数まで内容を拡大することになった。
第6版の重要性は、それが出版される6年前の1820年に『経済学原理』初版が出版されていることにある。
第5版の出版は1817年であるから、第6版はマルサスの経済理論が形を成した後に出版された唯一の改訂版なのである。
さらに、『経済学原理』第2版が1836年に出版されるが、マルサスは1834年の死没までに『経済学原理』の改訂作業を終えていたとされる。
つまり、『人口論』第6版は経済学との関係でマルサスが人口法則についてどのように考えていたかを明らかにできる唯一の版ということである。
現代において人口問題と経済成長とが大きな関連性を持って論じられていることは言を俟たない。
大正時代から昭和初期にマルサスが大きな注目を持って取り上げられたとき、日本は人口増加と米不足の懸念に直面していた。
現在は打って変わって人口減少が経済を停滞させる恐れが国民の心配事となっており、それは需要の不振と結び付いている。
まさに、現代の経済事象を考えるとき、マルサスの知見を活かすことが重要になっているのである。
本シンポジウムは、経済学と人口学の両面からこれらの課題に取り組み、現実の経済運営や人口政策にとって有効な見解を得ることを目的にしている。
【6/27午後 合同シンポジウムのプログラム案】
報告者 1 人口増加は有効需要を生み出すか?-『人口論』第6版と『経済学原理』初版・第2版」(山﨑好裕)
報告者 2 人口の近代200年を振り返る-「人口問題」の変遷(佐藤龍三郎)
報告者 3 マルサス学会会員からの公募
討論者 1 小沢佳史(マルサス学会)
討論者 2 和田光平(中央大学・日本人口学会)
司会:未定
つきましては両日の報告者を募集いたします。
28日(日)における通常の報告枠に対してはもちろんのこと、
上記シンポジウム「報告者3」にご関心をお持ちの方もぜひ、積極的にお申し出いただければと存じます。
いずれの場合にも、報告をご希望の方は4月10日(金)までに、メールにて「仮題」を事務局までお知らせください。
希望者多数の場合は事務局および理事会にて調整いたします。
なお、上記「報告者3」について特に積極的な希望者がいらっしゃらなかった場合、
一般の報告希望者の方々の中から事務局ならびに理事会の判断で適任の方を選抜し、
シンポジウムでのご報告を改めて依頼させていただく可能性もございますので、
その際にはご理解とご協力をお願いいたします。
報告者の方々には、大会1ヶ月前までに8,000~10,000字程度の報告原稿の提出をお願いすることになっています。
また非会員の方も入会申請とともに報告希望のエントリーが可能ですので、ご検討ください。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
マルサス学会事務局
尾道市立大学経済情報学部 林直樹研究室
〒722-8506 広島県尾道市久山田町1600番地2
E-mail hayashi [at] onomichi-u.ac.jp