Post date: Jun 8, 2016 8:19:56 AM
投球動作で右肩の後ろ側痛む方の症例です。
痛む場所を押しても痛みはないが、肩の高さ辺りから上に挙上すると痛いとのこと。
人に挙げてもらうと痛みはなし。
つまり、
自動運動陽性、受動運動陰性で関節の機能障害よりは筋肉性障害が疑われる。
さらに、痛みが生じる部位に圧痛がないことにより離れた部位に原因があると考えられる。
腕の可動(ROM)に際立った変調なし。
鎖骨及び肩甲骨の可動に異常なし。
触診では肩前部(三角筋前部)、胸の筋肉(大胸筋)、鎖骨と胸骨近辺に圧痛点あり。頚椎5番の歪みあり。
では、実際に施術に入ります。
まずはじめに、仙腸関節の離解を伴った歪みを見るためにアームフォッサテストを行う。陰性でした。
次に、肩前面、胸の筋肉の圧痛点、上腕・前腕、腋かの筋・筋膜を緩める。
頚椎5番の歪みを調整。
この時点で腕の痛みを確認してもらうと、良好とのこと。
なので、その後は、全身の骨格及び筋肉の調整を行い、終了。
関節に問題なく、肩前面の筋の問題による肩後面の動作痛の症例でした。
同じような症状でお悩みのい方、ぜひ一度当院の整体を受けてみてはいかがでしょうか。