初めて本船をご利用いただく皆様へ
潮が比較的速くて岩礁帯の多いポイントでの釣りが中心の本船では,タックルや釣り方をある程度揃えておかないと乗り合いで釣りを楽しむことがむずかしくなります。また,どてら流しやシーアンカーを使った流し方でなくスパンカー(帆)を使って風と潮に合わせた流し方のため,底取りに慣れないと根掛かりや同船者の方々とのおまつりが多くなります。
「タックル・釣具」のページにも一部記載していますが,次のことをご確認ください。
☆ラインのめやすはPE1号前後,リーダーはフロロ4号前後を2~3ヒロ程度が推奨です。
☆鯛ラバを中心に出港しております。ジグや一つテンヤなどを使った釣りはご遠慮いただく場合があります。
☆鯛ラバや仕掛けの数は十分に,タックルやラインの予備も多いほど安心です。
この他にもこのHPに乗船の際の注意事項を記載しておりますので,必ずご確認くださいますようお願いします。
いっしょに乗船される仲間の方が初めての場合はとくにこうしたことを乗船前にお伝えください。
釣られた魚については、アラカブやアコウなどの根魚類は氷を入れたクーラーボックスに入れ、真鯛やアジ・ヒラメなどは船の前方の生け簀をご利用になられてかまいません。釣り上げた真鯛の空気の抜き方をご存じでない方はお尋ねください。生け簀の魚は船が港へ帰る間に私が〆ますが、自分でできられる方は各自でお願いします。(自分で魚を〆たり血抜きをしたりされるのは構わないのですが,タモ網の中でナイフを使われて網を損傷することがありました。ナイフを使われる場合,魚の扱いは必ず網の外でお願いします。もし船の備品や設備を損傷された場合,修理代を請求させていただきますと共に,次回からの乗船をお断りする場合もありますのでご了承ください。)
本船では餌釣りもOKですので,餌を付けてのテンヤや胴付き,鯛ラバに餌を付けての釣りをされてもかまいません。
餌を使われたい場合は餌を各自でご用意ください。生き餌の注文や販売などは扱っておりませんのでご了承ください。
本船をご利用いただいたお客様には乗船ごとにポイントがつき,20ポイントになると次回の乗船が無料となっております。お一人のみでの乗船ですと1ポイント,2名での乗船ですとそれぞれに2ポイントずつ,3名での乗船ですとそれぞれに3ポイントずつと,乗船者の数だけポイントがたまるようになっています。仮に4名グループで5回乗船されるとその次の乗船は全員が無料対象となります。もちろん,同じグループの方でなくとも乗り合わせた方の人数分のポイントが自分につくことになります。(※例:その日いろんな方と4名で乗船されたら,全員に4ポイントずつ)年間多くのご利用をいただく常連さんたちへのサービスとして始めましたが,毎年多くの方が無料乗船を利用されています。ポイント対象の起算日は毎年5月1日,締め切りは翌年4月30日です。5回以上乗船されている方で自分のポイントがわからない方はメールでお問い合わせください。
※このHPが不具合により更新できなくなった場合
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最近の釣果
※文中の小鯛は400g以下、中鯛は400g~1kg、上鯛は1kg~4kg、大鯛は4kg以上
アコウはMが500g以下、Lが500g~1kg、BIGが1~2kg、メガが2kg以上を表します。
9月13日(土)
朝から南寄りの風がやや強かったので、浅場をひと流しした後、東の瀬の中のここしか釣るところがないというエリアへ。アラカブや真鯛がたまに釣れ始め、お客さんには2kgに近い上鯛が釣れた他、中小鯛も数匹。私は1kg前後と小鯛が2枚。真鯛は今ひとつでしたが、大きなカマスが2匹(もちろん晩飯の主役に)煮付けには大きすぎるサイズのアラカブが6匹と通常サイズのアラカブが5匹、ゲストはイラとアコウ。小さめのクーラーボックスはこれだけで埋まりました。昼前から風が出る予報だったので1時間早く帰港しました。そこそこ釣れたので欲は出さずに安全第一、明日も同様の天候・海況みたいですので、同じエリアを回ろうかと予定してます。
9月12日(金)
昨日上鯛が釣れた30~40mエリアは小鯛1枚で不発。徐々に沖へ出てもそこそこの潮なのに反応は乏しく、しびれを切らして早めにいつもの60~70mエリアへ。3回流しましたが、ぼちぼち中鯛・小鯛が上がり、お客さんは上鯛・中鯛を上げられてました。…………が、私には中小鯛が6枚のみ。このエリアではこのところ2桁上げることが多かったので何とも消化不良です。最後は瀬の中に入って、アラカブやイラ、イサキ、アコウなどを釣って終了。瀬の中の時間がもう少し長ければゲストの数も増えるのですが、うちは真鯛ねらいの遊漁船ですから、アラカブばかり釣ってもいられません…………(苦しい言い訳)
明日の出港は天候と海況しだいですけど、朝方の厳しい時間帯を東の瀬の中へ出てみようかとも考えてます。
9月11日(木)
まだ港の外側は濁った泥水が流れて、流木や浮遊ごみが目立ちましたので、真鯛のエリアには出ないで30m前後の青物エリアをおかず釣りしてみました。イワシなどのベイトはおらず、あたりもほとんどなかったところでいきなりドンとジグをひったくっていったのは6kgは超えていたであろうブリ。4号リーダーでは手に負えず、3~4分格闘してちぎられました。その後、濁りがとれてきたので1時間ほど鯛ラバに換えたところ、3kg近いのを頭に上鯛が3枚上がりました。しかし、あれだけの雨の後ですから、底取りは厳しい、あたりは少ない、沖へはまだしばらく出られないでしょう。近場をがまんして拾い釣りするしかありません。明日は出港は可能ですので、40~60m水深の潮のきれいなエリアを中心に流し、沖は潮と海面の様子を見て選択します。時化の後ではないので魚はそこそこ釣れてくれると思います。
9月10日(水)
今日は朝から南島原市が全国ニュースになってました。そりゃあ、あれだけの豪雨と雷ならだれでも驚いたことでしょう。私も朝3時過ぎの配達中から土砂降りになってきて、道は川のように泥水が流れて道路か側溝かもわからず何度か滑りました。国道は冠水して車が浸かって止まってましたし、港は流木などで埋まり、川では係留していた小型船が転覆してました。台風でもここまでの被害は記憶にありません。船は整備を終えて船台から降ろしましたが、係留場所が泥水が流れて留められず、夕方まで桟橋に避難してました。明日はさすがに流木やごみ、流れ物などで航行に支障が出るかと思い、遊漁船出港は取り止めました。これだけ海面が混ぜられるとベイトも消えて魚も食わなくなるため、1~2日は釣果が落ち込むことも多いようです。明日は海面の様子を見て試運転を兼ねて少し出てはみるつもりですけど、状況次第では明後日の出港も可能かどうかわからずにいます。それにしてもここまでの自然・天候の急変は想定外でした。某公共放送の予報も6時から1mmの雨予報でしたから…………(実際は6時までに280mm超えの記録的な雨)今年は台風の被害がなくてよかったねと話していたら、こんなところに落とし穴がありました。皆さんも備えは万全に。
9月8日(月)
今日から申し分のない真鯛ねらいの潮ですので、魚を出して7時半から出てきました。満ち潮の時間帯はやや厳しいものの、潮が緩みだす頃には真鯛の潮の動くエリアに入ってぼちぼち釣れ始め、下げ潮が動き出してからは入れ食いに近い状態でバイトが続き1時間半ほどの下げ潮ラッシュで後ろの生け簀は埋まりました。真鯛は上鯛が2枚、中小鯛が二桁、その他はアラカブ、イラ、イサキ、アジなど。バイトが多く、釣果も上がってますが、しっかりフッキングさせないと途中でポロリといくパターンが多いため、真鯛が鯛ラバを追ってきてからどれだけ対応できるかが釣果を左右します。これからの時期、鯛ラバの選択も大事ですけど、巻きとロッドワークの重要さもお忘れなく。(下手くそな私がうん蓄たれるのもおかしな話ですけど…………)
9月7日(日)
朝6時出港でしたが、港ではすでに5時過ぎから船を出した船長もおられ、うちが現着した時はすでに4~5艘釣られてました。しかし、潮は今ひとつであたりも少なく、これはやばいと思っていたら、小鯛が釣れた後に2kgに足りない上鯛が上がりました。その後しばらくあたりはあってもフッキングしない時間が続いて、ようやく潮止まり前後で中小鯛が上がり出し、何とか目標の真鯛二桁はクリアしたものの下げ潮が速くなるとサイズも数も伸びませんでした。久々に瀬の際で1.6kgのBIGアコウが上がったので、瀬廻りを丁寧に流しましたが、釣りたかったカマスには出会えず。明日もねらえる潮なのでリベンジしてきます。
9月5日(金)
潮が替わってから近場の下げ潮の影響のないエリアしか釣ってなかったので、明日のお客さんを案内するエリアの下見を兼ねて出てきました。潮止まりではパッとしなかったものの、下げ潮が行き出したら上鯛が上がり出し、小鯛も反応がよく、真鯛が上鯛2枚、中鯛3枚、小鯛6枚の計11枚。アラカブが12匹、アコウ(というかチビハタ)が2枚、晩のおかずにカマス、アジ、タチウオなどが釣れました。ただ、明日は旧15日の潮のため、朝の満ち潮の残りは1時間もなく、ほとんど下げで釣らねばならず、1~2時間は早上がりする潮ですからいい潮をいかにリレーするかにかかってます。あと2日後ならば時間いっぱいいい潮をねらえるのですが、やや難しい潮で今日並みの釣果があげられることを祈りましょう。
8月31日(日)
今日は頼まれもののアラカブがあったため、初めからアラカブ仕掛けでスタート。11月まではアラカブは数が釣れないものですけど、何とか20匹釣ろうと親父と気合を入れて釣っていると、サイズは今ひとつでしたが中型クーラーボックスいっぱい(62匹)釣れました。潮がいくらか動き出したので、せっかくだから鯛を釣ってみるかと昨日のポイントを流すと、3kg、2kg、1.5kgの上鯛GET。このところお客さん方が調子よく上げられていた瀬の際の潮の流れの変わるところですけど、緩い潮でこのサイズが上がると思わず気分も棚ぼたです。
明日から9月。真鯛もそこそこ型が望めますけど、ヤズやアカバナ、ハガツオやサワラといった時期の青物がついてきますのでハイブリッド仕掛けは必須でしょうか。これから涼しくなる秋の釣りを楽しみましょう。
8月30日(土)
潮が8日の潮なだけに釣れるかどうか心配でしたが…………、だめでした。昨日あれだけ反応のよかった沖の60~70mエリアがまったくの不発。というか、潮がほとんど流れずに2時間近くねばりましたが、これ以上は時間の無駄といい潮の行くポイント探しに移動して、ようやく行きついた78m水深の潮通しのいいエリアでいいサイズに出会えました。さらに昨日は潮が速くて入れなかった一発勝負エリアも余裕で流せたため、上鯛やアコウを数釣りができました。お客さん方は皆さん大きいのを上げられ、私にもおこぼれの2枚が上がってハイシーズンの8月を何とか終えることができました。(まだ1日残ってるの…………?)
明日は今日に懲りて、西のエリアはあきらめて長潮パターンの東エリアへ出向いてみます。
8月28日(木)
今日はお二人、親子で乗船くださいました。いつもならば私の生け簀の写真を載せるところですが、今日の自分は中小鯛5枚とアラカブ9匹、アジとムロアジにアコウがわずかと散々な結果。お客さん方はいいサイズをWヒットされた上に、中小鯛やアコウ、アラカブをクーラーボックスいっぱい釣って帰られました。どちらの真鯛も甲乙つけがたい大きさでしたが、親父さんの方がわずかに大きかったとか…………、このエリアの魚たちはそこのところよくわかっているようで。
潮が小さくなるほどに私の釣果は下がってます。明日は7日潮ですから真鯛よりも根魚向きの釣果になりそうです。とはいえ、この時期はアラカブも数が釣れませんから、真鯛の潮を探してはみますが…………。
中鯛~上鯛の部屋
小鯛とアジ・カマス・イサキの部屋
8月26日(火)
アジ釣り名人の女島丸さんがアカバナ(カンパチの子)を数釣りされていたので、うちもアカバナやヤズを釣りに行こうと、親父と40mエリアへ直行しました。ところが15分ほど釣って、釣れたのは1kgに満たない真鯛のみ。ならばアジをねらおうと60mエリアの下がりを流すと、釣れたのは中鯛~上鯛が3枚。さらに何も釣ってなかった親父が3kg超のいいサイズの上鯛GET。ねらった魚が釣れないのはもどかしいものでしたが、あきらめかけた頃にいい型のアジが続けて釣れて、おいしそうなカマスも塩焼きにジャストサイズのイサキも釣れて、晩のおかずは十分に確保。さらに中小鯛も7枚追加して10時半を過ぎたので下げ潮を待たずして帰港しました。明日は旧5日の潮ですけど、けっこう動いて底取りの厳しい状況ですので、サビキの付いたハイブリッド仕掛けを使われる場合はサビキは1本のみでご用意願います。3名以上乗られるとサビキが他の方のPEラインを拾っておまつりが多発しますので。
8月25日(月)
以前、実績のあったエリアも空振りで、やっぱりいつものエリアへ。中小鯛が数匹釣れたところで潮が速くなりお客さん方も苦戦されていたので釣りやすい潮のエリアへ。しかし小鯛がわずかに釣れただけで潮をみていつものエリアへ戻ると上鯛~小鯛がぼちぼち釣れて下げ潮の行き出しまで釣って帰りました。私の分は上鯛1枚、中鯛3枚、小鯛8枚、アコウやイラも釣れて、アジとアラカブは晩のおかず分のみ。明日はサバやカマスもねらえるところを探してみます。
8月24日(日)
今日は所用のため遊漁船は取り止めておりましたが、知り合いから急きょ刺身と塩焼き用の真鯛を頼まれたため出てきました。もちろん最初からこのところいい思いをしているエリアへ行くと、スタートから1kgに切れる中鯛が3枚続けて上がり、その後は上鯛・小鯛も含めて11枚釣れました。難しい潮のため底取りには苦労する向きもありますが、慣れてしまえば何のことはありません。…………ただし、この辺りでの釣りに不慣れな方にはけっこうシビアみたいです。
まだ夏場のハイシーズン継続中でいろんなスタイルの鯛ラバに当たってますけれど、確率の高い鯛ラバはやはり強いので、同船者の仕掛けにも目を配る情報収集能力が釣果を左右します。(自分のスタイルのみにこだわらないことも大事のようです)
8月23日(土)
手前の定番コースはまったく反応がありませんでしたが、このところ好調の天草寄りのエリアは中小鯛を中心に数が釣れました。上鯛は1枚のみ、真鯛が2桁、アコウも4枚、カマスやサバは空振りでした。いつまで釣れるかわかりませんが、とりあえず釣れてるところを集中してねらうより他に方法はありません。
8月22日(金)
試運転を兼ねて出てみました。親父は体調不良で断念。前回よく釣れた南側の速い潮のエリアで落としてみると、真鯛の反応はなくいいサイズのカマスとサバがぼちぼち。潮止まりから300gに足りない小鯛が釣れ始めて下げ潮の1時間で帰港。久々でしたのでおかず分には十分でした。明後日くらいから真鯛釣りにはいい潮回りですから、90m超の深場は避けてこのところ結果の出ている70m前後の瀬混じりエリアを回ろうかと思います。
8月13日(水)
いろいろあって天候にも恵まれずに実に10日自宅待機でした。久々の出港は浦島太郎状態…………、どこが釣れるのかわからないままとりあえず前の潮で手応えのあったエリアをはしごしようかと目論んだら、最初のエリアはあたり一つなくアウト。思い切って沖へ出て2ノット以上の流れの中を流すと、サバやカマスがついてきていい感じで始まり、2流し目で1kgに切れる中鯛、その後も数回上って2kg前後の上鯛2枚、3kg超の上鯛1枚、中鯛を2枚追加していいサイズの小鯛は4枚となかなかの釣果で、後半はお客さんにも上鯛が上がって全員上鯛GET。これでいいお盆が迎えられると帰路に就くと…………帰港の途中ででかいごみをスクリューに巻いてしまい航行不能に。よくまあ、あんなごみが浮いていたもので、ありとあらゆる漁具が絡まったようなごみの塊で、漁網やロープが複雑に絡んでいたためお手上げでした。勇洋丸さんにえい航してもらい1時間遅れで港に着きました。皆さんにご迷惑をおかけしました。とりあえず明日船台に上げてごみを除去してスクリューやシャフト、エンジンに異常がないかを確認しますが、もし不具合があれば世間はお盆休みでもありますし、しばらくは出港不可となるかもしれません。
8月2日(土)
写真、カメラのレンズが濡れていたみたいでもろピンボケで失礼しました。結果から言うと…………なぜかこの9日の潮で鯛ばかり釣れました。私が2kgを頭に上鯛3枚、中鯛2枚、小鯛4枚。親父は小鯛が3枚。釣果の差は何かというと、鯛ラバ自体はほぼ似たようなものを使ってますので関係なし。バイト後の巻きスピードを変えての誘い方が私と親父では全く違うため、前あたりのとり方と併せてそのあたりに違いがあるみたいです。お客さん方もフッキングするまでの巻き方についてはかなり工夫されているようですけど、ハイシーズンなだけに鯛はがんがんあたってきますが、ちょっとしたことでポロリと外れることが多いみたいです。今日はあまりの潮の落ち込みに、途中、昨日まで釣果のあった潮上のエリアをあきらめて潮下の根の多いところを回りました。10時半まで釣って激熱前に帰ってきました。明日はさすがに今日のエリアは潮が動かないので、いつもの長潮の時間帯とポイントを織り交ぜて回ろうかと思います。
7月31日(木)
魚を出してから迷わず沖の楽しいエリアへ一直線。いつもなら小鯛中心で数ねらいですけど、今日はスタートから上鯛に行くかどうかのサイズが上がって、その後も中鯛が2枚、そして50m台の浅場へコースをずらしたところで2kgに切れる上鯛が上がり、今日は小鯛は釣れないのかと思っていたらそこから6連発で小鯛が上がりました。途中、5kgオーバーを釣って漁協に出しに一旦帰った方もおられたみたいで、他のエリアが釣れてないだけにこの辺りではここ数日いい思いをさせてもらってます。もちろん明日も潮をみながら回ってみるつもりですけど、さすがに8日の潮ですから柳の下にドジョウがいるかどうか…………。
7月30日(水)
沖に出る前に下げ潮の残りの15分ほどのチャンスをねらうと、お客さんに1投目からいいサイズの上鯛が上がってボルテージが上がったもののその後が続かず。1時間ほどあたりのない潮が続いたので思い切って天草側の潮上まで上ると小鯛が釣れ始めて私にもようやく上鯛に届くかどうかのサイズが1枚。小鯛は数がぼちぼち釣れてました。アコウは合わせて4枚ほど、アラカブは6匹でしたがサイズは大きめでした。時々イワシがついて、頭を残して食いちぎられるのでこれからの時期は楽しめることでしょう。
明日も今日釣れたエリアのみをリレーで回って緩潮をのんびり回るとします。
7月29日(火)
今日は私はお客さん。船の前方で日よけの下に陣取り、お一人様で3時間ほど釣ってきました。船長は親父に任せて、「好きなように回っていいから。」といって、どこを釣るかは口をはさまず眺めていたら…………、親父が向かったのは他の船の皆さんが集まっているメジャーなポイント。超無難な選択をしたみたいです。
やはり、前で釣るのはかなり楽。好きなように流せますし、他のラインも気にしなくていいので多少斜めに入ってもどてら流し気分で釣ることができました。釣果のほどは上鯛1枚、小鯛2枚、あとはアラカブとサバが合わせて10匹ちょっと。後ろで釣っていた親父には真鯛は釣れず、サバが数匹とMアコウが1枚のみ。やはり後ろで釣ると釣果はいくらか厳しいようです。
7月から11月いっぱいはアラカブが極端に数が上がらなくなりますので、明日の潮は何に的を絞るか迷いますが、潮はそこそこの緩潮ですから何とかなるでしょう。
7月25日(金)
魚を出してからのんびり出ました。どのくらいのんびりしてたかというと、釣ってる最中のロッドにトンボがとまるくらい…………。しかし、こののんびりムードもフグの猛攻で一変。「コツコツっ!」と来たかと思うといきなりのプッツン。PEラインを40mくらい上からやられますので打つ手がなく、とにかくそこのポイントをあきらめて他へ逃げるしかありません。おかげでリールに巻いたPEラインを3セットやられて大損害…………、なわけはありません。ダイソーの200m/500円のPEを使ってますので3セットやられてもお客さん方が使われる一流メーカーのPEの1巻き分もありませんから。これからしばらくはフグやもうしばらくしたらタチウオの被害も増えてきますので、お財布に余裕のある方以外にはダイソーのPEをお勧めします。
釣果の方は10時過ぎまで釣って、私の分は写真の通りです。フグを避けていつものコースを外したのでパッとしませんでした。明日は今日のリベンジに予備のリールとラインをたくさん持って出動します。
7月24日(木)
今日も魚を出してから出港しようとしたら、生かしておいた鯛が大きいのからお亡くなりに…………。なぜいつも大きいのが死ぬのか不思議ですけど、このところは連日、数が釣れているため1匹・2匹減ってもたいして気にならないハイシーズンの真っ只中です。…………とはいっても、今年の鯛は数こそ上がってますけど、サイズがいまいち。以前は3kg超が複数枚上がっていたんですけどね。
今日は親戚から小鯛を3kg頼まれてました。3kgなら10枚か12枚で十分ですから、親父と2人で釣れば余裕じゃんと甘く見ていたら…………ねらった満ち潮の残りで空振り、潮止まりも時間が長いわりにあたりは皆無、ようやく動き出した下げ潮でも上鯛・中鯛は釣れるのに小鯛は1枚のみ。釣れる釣れると余裕こいていたらこんな目に遭うんですね。
そのかわりにゲストは多彩で、マアジ・ムロアジ・サバ・エソ・カマス…………。これから秋口まで美味しいカマスが初めて釣れました。これからが旬で皮目を炙りにした刺身は鯛やアコウもかないません。明日もカマスの出没エリアをねらってみます。
7月23日(水)
魚を出してから7時半に出港、9時半までの2時間弱でしたが、下げ潮の行き出しで真鯛が二桁(小鯛中心で中鯛や小ぶりな上鯛が混ざる程度ですが…………)あたりが多いのは面白いのですがバラシも相当あります。今日はアジとカンパチの子がわずかに釣れただけで、アラカブは3匹、アコウは1枚のみでした。明日も同じコースで時短で楽しんできます。
7月22日(火)
昨日も出てましたが、途中がかなりの上潮で苦しみ、中小鯛4枚とムロアジ2匹、エソ7匹、サバ2匹と惨敗でした。
今日はこの潮を避けて釣れそうな場所を探ろうと、潮止まり前の5時半から出てみました。しかし、瀬の中ではアラカブと小鯛とアコウが何匹か釣れただけであんまり楽しくなかったので、先週、あたりの多かった天草寄りの70~80mエリアを流すと中小鯛がぼちぼち上がって、さあこれからという時に潮が終わってしまい、上潮覚悟で西へ走ると上鯛が1枚、中鯛が2枚、小鯛が6枚上がってそこそこ楽しくなりました。今年初のハガツオも釣れて晩のおかずは確保。この潮も長くは続きそうになったのでお帰りになった周りの皆さんを追いかけて9時過ぎに帰港しました。
楽しめるけど時間が短い…………まあ、この猛暑ですからそれでいいのかもしれません。
7月20日(日)
今日から難しい潮の4日間が始まります。若潮の今日は下げ潮で緩潮を西へぼちぼち流して10時頃には終わるか、午後から出て満ち潮の切り替わりを楽しむかに判断が分かれますが、この猛暑の中を昼間の出港は避けて、朝からイチかバチかの下げ潮ねらいに的を絞ると、手前は完全に潮が行かない、沖へ出ると上潮がきつい、このところ好調の天草エリアまで足をのばすと倍の速さの激流でアウト。ということで、一旦上潮の弱まるはるか西まで下がってとりあえず釣りができるところへ向かうと、それでもかなりの上潮でクラッチ入れっぱなしでギリギリの底取り。ここでの釣りはうちのお客さんでもかなりの常連さんでないと底はとれません。それでも鯛の反応はよく、中鯛~上鯛を中心に10枚ほど上がりました。しかし、かかっても上げるのに前方への斜め引きのためバラしの確率も高く、ムロアジやエソの猛攻もあって、3時間ほどでしたが忙しい時間は楽しめました。
明日も近場はあきらめて西まで遠出してきます。
7月19日(土)
漁協の港の掃除を終えて8時から出港。しばらく下げ潮の残りで難しい時間もありましたが、西側の沖へ出てからはぼちぼち小鯛を中心に釣れ続き、お客さん方は上鯛・中鯛も数枚釣られてそこそこの釣果でしたが、私には中鯛2枚と小鯛7枚のみ。しかし、アコウはM~Lサイズが5枚釣れました。瀬の中にほとんど船がいないのをみると、よほど瀬の中は潮が悪いみたいです。明日も時間はずれますが西側の浅場から深場までベイトを探しながら回ってみます。
7月17日(木)
どこでいい潮が行くのかわかりにくかったので、手前の浅場から徐々に沖へ出て魚の反応をみる作戦。最初の40mエリアで中鯛とアラカブ、次の50mエリアで小鯛とアラカブ、さらに60mエリアででかいホウボウとイサキ、70mエリアでは上鯛と中鯛、本命の90mエリアに入ると小鯛は釣れたものの後はさっぱり…………。思い切って天草寄りの70mエリアまで走ると目の前に現れたのは天草の〇〇丸。この船はほんとに潮をよく知っていて、うちが自信をもってねらった潮のエリアへ行くと先着されていることが度々。この船がいるとなるといよいよ期待が高まり、1投目から中鯛、お客さんにも2kg超えの上鯛、そこから12時の納竿まで真鯛が釣れ続き、私の分はトータルで上鯛3枚、中鯛2枚、小鯛8枚、アラカブ5匹、イサキ・ホウボウ・コロダイ各1匹。上潮のおかげで旧23日とは思えない魚種が釣れました。
7月16日(水)
旧22日の潮なのでいつもなら根魚中心で瀬の中や際を回るところですけど、潮位を見るとけっこう潮位差があるため、この潮なら真鯛ねらいでこのところカモにしているエリアを回れるかと深場へ入りました。…………結果は、潮と風向きがうまくシンクロせずに釣りづらい時間が長くてあきらめました。その代わり、60m前後の昔からの定番ポイントで釣りやすい潮を見つけたため、繰り返し5回ほど流すと、1~2kgの上鯛が4~5枚と中小鯛が6枚、型のいいウッカリカサゴが5匹。そして、同じポイントで3回ヤズ・ブリのアタックに遭い、1本は上げましたが残りはハリス5号のサビキを切られました。とりあえず1本あれば今晩の刺身にはなりますが、夏場のヤズ・ブリって味はだいたい予想がつきそうですね。
7月12日(土)
今日のお客さんから「このところ(釣果は)どうですか?」と聞かれて、…………「釣れてます。今日もまちがいなく釣れます。」と即答。この時期、ハイシーズンで上潮がなければ釣れないはずがないので、ポイント・コースを決めて釣れる潮にさえ乗せれば楽しい時間が待ってます。船長としてうれしいのは、「あと10分で真鯛の潮になるのでそろそろ釣れますよ。」と伝えたらピッタリ食ってきた時の爽快感。暑さも吹き飛ぶというものです。今日もひと流し目とふた流し目であたりが今ひとつでしたが、深場に入っての3回目の流しで時合を掴んで、潮止まりの瀬の中ではあたりが今ひとつでしたが、下げ潮に乗せてからはようやく上鯛サイズから中鯛、小鯛が釣れ続き、真鯛だけで船中30枚超えでした。私はラスト1時間まで小鯛7枚のみでしたが、最後の潮で上鯛2枚と中鯛2枚を追加して終わりました。アラカブも半分近くは大きめのウッカリカサゴで、アラカブも数はいらないという方も満足です。「8月は釣れますか?」「9月はどうですか?」と尋ねられるお客さんもおられますが、「今は釣れてますけど…………先のことはわかりません。釣れたらいいですね。」としか答えてません。
いろんなパターンの鯛ラバにきてますので、楽しむなら今です。(といっても、その日のあたりカラー・タイプはやはりありますので、自分のこだわりに固執するのは時合を逃しかねません。カメレオンのように流行りの色に換えてください。)
7月10日(木)
魚を出してから7時半に出港。潮止まり前からちょうどいいので瀬の中へ入りました。おそらくアラカブ、儲けものでアコウがあたればと期待しながらも実はアジやイサキをねらっていたわけですが…………、いきなり親父に3kg近い上鯛。その後も親父に1.5kgの上鯛。私には小ぶりなアコウとアラカブばかり。しかし、下げ潮が動き出したら形勢逆転で、私に中~上鯛が5連発。小鯛はわずかに1枚ずつと、昨日までの釣れ方とはずいぶん違ってましたが、どうせ釣れるなら大きい方がいいとさらに期待していつもの深場へ流しましたが徐々にあたりが遠のき、まわりの皆さんがお帰りになられたため、さっさと片付けて撤収しました。このところ遅巻きでも早巻きでもゴンとくるので多少雑な釣り方でも大丈夫みたいです。(それでも、途中で外れやすいパターンは健在ですけど…………)
7月9日(水)
鯛を5~6kg漁協に出してからゆっくり出港。もちろん沖の深場ねらいですけど、さて、いつまで釣れることやら…………。
ひと流し目から小鯛、アコウ、アラカブが釣れ続き、途中でアジも久々のゲスト。着底すればすぐにあたりがくる活性の高さで、サビキにも鯛ラバにも小鯛やアコウがついてきてましたから、この時期、鯛ラバのカラーなんか関係なさそうです。1時間ほど流したところでようやく2kg前後の上鯛と中鯛が上がり、その後も小鯛が釣れて、今日も真鯛二桁、アラカブも10匹ほど、加えてアコウが5枚となかなか楽しめました。
こういう時にお客さん方も来ていただくと楽しいのですが、皆さん、平日なのでそう簡単にはいきませんね。例年、この時期あたりから上潮で苦労することになるので、温暖化と早く終わった梅雨がいい方に影響してくれるとうれしいのですが…………。釣果は神と魚のみぞ知るです。明日明後日は所用のため遊漁船はお休みです。午前中は出られそうなのでうちの高齢者と出てきます。
7月8日(火)
昨日、沖に出られた皆さんが「潮は悪くなかった。」とおっしゃったので、今日は2~3日前に午後からいい思いをした沖の深場を回ることに。1投目から予想以上に緩い潮の中、小鯛が続けて釣れてそのまま西へ下ると中鯛をはさんで小鯛が釣れ続き、7時半過ぎから10時前まで釣って、私の分だけで中小鯛が14枚。最後にようやく上鯛が1枚上がって帰港しました。親父は鯛ラバに冷凍エビの餌を付けて釣ってましたが、数的には鯛ラバのみの私の3分の1。やはりこの真鯛の活性が上がってガンガン追ってくる6月~9月は餌付きよりも鯛ラバのみの動きによく反応しているみたいです。しかし、それでもお客さん方には私からお勧めすることはないので、餌を付けるかつけないかは皆さんでご判断ください。
ここ5日間ほどは沖の深場であたり続けてます。たいてい、こうした釣れるパターンは3日前後で変わることが多いです。潮が替わったり、ベイトについて移動したり、海が荒れるとしばらくは釣れなかったり…………。だからこそ、釣れる要素を見つけたら2~3日はにやりとして釣れたエリアを回りたくなるものですよ。アジが釣れたらもっと楽しいんですけどね。
7月7日(月)
今日は七夕。とくに欲も願いもない私は浅場を適当に流してアジでも釣れれば晩のおかずにラッキーくらいの気持ちで西へ向かう予定でした。しかし、鯛が釣れる潮があるのに…………とブツブツ言っている欲深い高齢者がとなりにいたためとりあえず70m近い真鯛エリアから。中小鯛がパラパラ釣れたもののあたり自体は少なく、ゲストもエソ、アコウ、ホウボウ、ワニゴチ、といろいろ釣れましたが、肝心のアジはゼロ。アジがつく瀬の上で私に釣れたのはきれいな色の上鯛。七夕ではなく棚ぼたの1枚でした。
こんな暑い日は釣りはほどほどでやめて、涼しいエアコンの効いた部屋で冷たいものでも口にしながらごろごろするに限りますね。
7月6日(日)
このところ味をしめている午後便の沖目ねらいで12時過ぎに出ました。昨日までの90mエリアでは潮が合わないと判断、天草寄りの70mエリアから始めるとスタートから中小鯛が4連発。その後、あたりが落ち着いたのでいつもの90mエリアへ移動すると小鯛が4連発。潮がピークに達して宝くじねらいで型のいいエリアへ移るとようやく上鯛サイズが釣れたもののこの日はこれがMAX。中小鯛は2桁超えでしたが昨日に比べるとパンチに欠ける釣果で15時過ぎに帰りました。
明日はさすがにこの潮ねらいだと帰りが遅くなるため、下げの上潮を避けて西のエリアにアジでもねらいに出てみようかと思案中です。しばらく美味しいアジを食べてないので朝からアジ釣りもいいかもしれません。
ところで、パソコンのメール(Outlook)がいうことをきいてくれずに苦肉の策で写真データをYahooメールに迂回送信してHPへ送ってましたが、どうしたことか今日はもとのOutlookが使えるようになってました。とりあえず放っておけば何とかなるもんですね。
7月5日(土)
午前中、船の海水ポンプの交換をしてもらっていたためお休みしてましたが、10時には終わったので試運転も兼ねて上潮が終わった時間帯を見計らって親父と出てみました。冷却水温も上がらなくなったし、排気の色もクリアになって気持ちよく走るようになりました。ところで釣果の方は…………、昨日のエリアを回りましたが、1投目から中鯛、上鯛と連発。その後も13時過ぎまで釣れ続き、2人で1kg~2kgの上鯛を7枚、小鯛を5枚、アコウ、イラなどのゲストとアラカブが8匹。船が調子よくなると魚も釣れるもんですね。…………というか、前日のお客さんのパターンを見てエリアと潮がつかめていたのであたりがわかりやすかったためです。こんな感じで3~4日は釣れるんですけど、しばらくして潮が替わったり、時化をはさんだりすると魚がどっかへ行っちゃうのはいつものことです。
それにしても、港へ帰ったら鯛が4枚はお亡くなりになってました。今年もまた暑さがこたえる季節になったみたいです。