初めて本船をご利用いただく皆様へ
潮が比較的速くて岩礁帯の多いポイントでの釣りが中心の本船では,タックルや釣り方をある程度揃えておかないと乗り合いで釣りを楽しむことがむずかしくなります。また,どてら流しやシーアンカーを使った流し方でなくスパンカー(帆)を使って風と潮に合わせた流し方のため,底取りに慣れないと根掛かりや同船者の方々とのおまつりが多くなります。
「タックル・釣具」のページにも一部記載していますが,次のことをご確認ください。
☆ラインのめやすはPE1号前後,リーダーはフロロ4号前後を2~3ヒロ程度が推奨です。
☆鯛ラバを中心に出港しております。ジグや一つテンヤなどを使った釣りはご遠慮いただく場合があります。
☆鯛ラバや仕掛けの数は十分に,タックルやラインの予備も多いほど安心です。
この他にもこのHPに乗船の際の注意事項を記載しておりますので,必ずご確認くださいますようお願いします。
いっしょに乗船される仲間の方が初めての場合はとくにこうしたことを乗船前にお伝えください。
また,本船は乗り合いでの釣行がメインのため,乗り合いで子どもさんや船釣り経験の少ない方を同行されると他のお客さんにご迷惑をおかけする場合があります。鯛ラバをする上でしっかり底取りができることと根掛かりした場合に対処できることがめやすとなります。
船釣りに慣れた方がお世話していただくことを前提としておりますが,もしそうした方々と乗船・ご利用をお考えの場合は,「貸切」予約でグループでの乗船をお勧めします。皆さんが楽しく乗船・ご利用いただけますようご了承ください。
釣られた魚については、アラカブやアコウなどの根魚類は氷を入れたクーラーボックスに入れ、真鯛やアジ・ヒラメなどは船の前方の生け簀をご利用になられてかまいません。釣り上げた真鯛の空気の抜き方をご存じでない方はお尋ねください。生け簀の魚は船が港へ帰る間に私が〆ますが、自分でできられる方は各自でお願いします。(自分で魚を〆たり血抜きをしたりされるのは構わないのですが,タモ網の中でナイフを使われてないようにしてください。ナイフを使われる場合,魚の扱いは必ず網の外でお願いします。もし船の備品や設備を損傷された場合,修理代を請求させていただきますと共に,次回からの乗船をお断りする場合もありますのでご了承ください。)
本船では餌釣りもOKですので,餌を付けてのテンヤや胴付き,鯛ラバに餌を付けての釣りをされてもかまいません。
餌を使われたい場合は餌を各自でご用意ください。生き餌の注文や販売などは扱っておりませんのでご了承ください。
本船をご利用いただいたお客様には乗船ごとにポイントがつき,20ポイントになると次回の乗船が無料となっております。お一人のみでの乗船ですと1ポイント,2名での乗船ですとそれぞれに2ポイントずつ,3名での乗船ですとそれぞれに3ポイントずつと,乗船者の数だけポイントがたまるようになっています。仮に4名グループで5回乗船されるとその次の乗船は全員が無料対象となります。もちろん,同じグループの方でなくとも乗り合わせた方の人数分のポイントが自分につくことになります。(※例:その日いろんな方と4名で乗船されたら,全員に4ポイントずつ)年間多くのご利用をいただく常連さんたちへのサービスとして始めましたが,毎年多くの方が無料乗船を利用されています。ポイント対象の起算日は毎年5月1日,締め切りは翌年4月30日です。5回以上乗船されている方で自分のポイントがわからない方はメールでお問い合わせください。
※このHPが不具合により更新できなくなった場合
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最近の釣果
※文中の小鯛は400g以下、中鯛は400g~1kg、上鯛は1kg~4kg、大鯛は4kg以上
アコウはMが500g以下、Lが500g~1kg、BIGが1~2kg、メガが2kg以上を表します。
10月30日(木)
長潮といっても実質一日早い潮なのでいくらか動くと思っていたら、とんでもない緩潮でした。暦の上での干潮を2時間過ぎてもまともに潮が動かないので、潮を見つけて3回ほど大移動となりました。釣果も今ひとつで、真鯛は数はいつもの半分以下、サイズも半分以下。予想以上に釣れたのは500g~800g程度の小ぶりなアコウと私のお友達のイラ。真鯛は私が釣ったのは上鯛1枚・中鯛1枚と小鯛が4枚のみ。ゲストさんたちのおかげでクーラーボックスは埋まりましたが、アラカブがたくさん釣れないことにはせっかくの長潮が楽しみ半減です。
ところで、昨日、3件問い合わせをいただき、11月頭の3連休の予約の相談だったのですが、旧暦12~14日の私たちがいうところの「お客さんを案内するにはとてもよくない潮」ですのでお断りさせていただきました。予約状況を見て、今度の連休にだれも入ってないのは、「ラッキー」なことではなく、「釣りには厳しいからだれも入れない」という理由です。釣れることは釣れますが、早朝から船を出して8時から9時前後には釣れる潮が終わる(釣れる場所がない)のでわずか2~3時間の釣行となり、お一人乗船だと燃料代も厳しいですし、お二人以上で短時間でもOKとおっしゃる方であれば乗船は可能です。
いつもこの潮はお客さん向きではないため、親父と二人で夜明けと同時に出て8時か9時には帰港するパターンです。ただ、下げ潮の行き出しのわずかな時間帯でいいサイズの真鯛が釣れることがあるため、短時間で楽しめる潮ではあります。
せっかくきていただく方々には、できるだけ釣れる時間いっぱい楽しんでいただきたいと思いますので、釣りものに合ったいい潮の日を選んでご都合をつけておいでくださいますようご検討ください。
10月29日(水)
夜明けとともに出てみましたが、今日は東からの風で白波が立って小刻みに揺れる中、潮止まりでねらえる瀬の中の深場を探ると、親父に上鯛が1枚、私に上鯛1枚、中鯛2枚と小鯛が上がったところで、わずか1時間弱で帰港しました。このところいいサイズが釣れているエリアですけど、この4日間ほどは風では入れずに忸怩(じくじ)たる思いでいました。明日は何とか風も落ち着くかと予想してますのでスタートから突入予定です。都合と天候で3回中止が続いた常連さんですので何とか釣っていただかなければ…………。長潮もなんのその、アラカブは時期的に釣れてないのでアコウ・真鯛ねらいでがんばります。
明後日からしばらくは早朝の時短出港ですからお客さんも入らないと思われますので、親父と青物のヤズ(ブリ)・アカバナ(カンパチ)ねらいで出る予定です。
10月27日(月)
朝から北西の風ではどうしようもなく、1艘だけ出て行った船も釣りにならずに引き返してきたみたいでした。久々にのんびりできそうなので雲仙越えで狸山まで饅頭を買いに。前の職場でお世話になった上司に挨拶にも行きたかったのでちょっと遠回りしてから島原で買い物。いつも野菜が安い店で渋柿を100個ほど買ってきて、半分は実家に分けて昼過ぎには皮をむいて干し終わりました。時期的には少し早いですが、明日から気温が下がるみたいですし、昨年も同じ時期から始めていいものができたので楽しみです。これからがシーズンですから、今年はあと50~100個くらいは干してみようかと思ってます。
明日も微妙な風で出られたとしても近場の拾い釣りでしょうけれど、皆さんが出ていかれるようなら金魚の糞になってついて行こうかと…………。
10月26日(日)
今日はよさそう…………と思っていたらやれやれの風。とても沖へは出られず、浅場の風よけエリアを淡々と拾い釣り。それでも上鯛、中鯛、小鯛とぼちぼち釣れて、終わってみれば2kgを頭に上鯛2枚の小鯛まで入れると2桁釣れてました。最後まで風はやまずに瀬の中へも入れず、下げ潮はあきらめて1時間早く上がりました。
明日は今日よりも厳しい北西の風が強まる予報ですので出港は取り止めた方が無難でしょう。明後日からは何とかなりそうな気がしますが…………。
10月25日(土)
港で皆さんと「今日はどこから行こうか?」と話しながら、やはり近場から様子見で徐々に沖へ出るいつもの作戦。ひと流し目40mエリアは反応なし、ふた流し目50mエリアも撃沈。風を覚悟して80mエリアへ足をのばすとすぐさま中鯛・小鯛が釣れ出して、さらに90mエリアへ出ると上鯛をGET。私の分は2kgちょっとを頭に上鯛2枚、中鯛2枚、小鯛3枚、その他はアコウ、アラカブ、アジが数匹ずつ。お客さんはいいサイズの上鯛を4枚と中小鯛もなかなかの数上げられてました。やはり今日も後半は風が出てせっかくの下げ潮のいい時間帯が台無しで1時間早上がりしました。
今日の晩のおかずはお客さんからいただいたイラ2匹。湯引きにもフライにも煮付けにもできる万能魚です。皆さんもじゃまもの扱いしないで美味しく食べてみてください。
10月24日(金)
昨日と同じく風色を伺いながら近場から徐々に沖へ出ていくも釣果はさっぱり。しびれを切らして30分早かったけれどこのところの爆釣エリアへ入ると、一投目から上鯛がWヒット。その後もいいサイズが続けてあたってそのまま潮止まりタイムで瀬の中へ。相変わらずアラカブは釣れませんがアコウはいいサイズ混じりでぼちぼち上がりました。私の分は上鯛が2.5kg、2kg、1kgの3枚、中鯛が3枚、小鯛が3枚、アコウがL2枚、M1枚の3枚、アラカブ2匹、アジ2匹。それにしても温暖化の影響か、10月も後半なのに8月9月のような釣果が続いています。何でも、隣町やその向こうの町でも鯛が上がってるんだとか…………、何はともあれ魚が釣れるというのはありがたいことです。
明日もこんな感じだとうれしいです。
10月23日(木)
微妙な風が続いてましたが、今日は沖は無理としても近場は大丈夫なので朝からヤズ・アカバナねらいで出てみました。ところが2流し目でHITしたのは4.2kgの大鯛。がんがん引くのでてっきりヤズ・ブリかと思ってました。とりあえず明日まで生かすのも面倒だったので、港まで7分走って漁協に出してきました。そこから再び船を出して今度は少し沖目の70mエリアへ。先週はこの潮とエリアでいい思いをさせてもらったのに、今日はあたりも少なく小鯛とアコウが1枚ずつのみ。しかし、潮止まり~下げの行き出しで海が一変。2kgと1kg前後が2枚、中小鯛が4枚、親父には3kg前後が2枚釣れて、アコウもBIG1枚、M~Lが3枚、イラも2匹。しかしラッシュは1時間弱しか続かず、しばらく流して帰港しました。
明日は今日よりもいくらかましな風予報ですけど、今日みたいな楽しい時間に恵まれることを期待したいものです。
南側
東側
北側
10月20日(月)
残っていた魚を出してから1時間弱出てきました。朝から近所のいつも野菜をいただくお大名に「晩のおかずは釣って来るから。」と言って出た手前、とりあえず何か釣らなくてはと出ましたが、強風予報が出ていたこともあってうち以外には1艘出たのみ。しかし、北北東よりの風でしたので、長崎沖は3m前後の波が出てもこちらは0.5mの波。風も普賢岳でブロックされてたいしてあたらない状況でしたので、写真の通り南も東も北も帆さえ出せば余裕で釣りができるのはこのあたりの海域の地理的な強みです。福岡方面の方が玄界灘が時化の時に急きょ電話して来られるのがわかります。
さて、釣果の方は潮止まり前後の1時間しか釣らなかったので、中小鯛4枚、L3枚とM1枚のアコウ計4枚、イサキ1匹でしたけど、献上品とうちのおかず分としては十分。さすがに下げ潮が行き出したら逆からの風とぶつかって白波が立ちますので9時前には帰港しました。
明日はえびす祭りで休船。風もいくらか出そうですからいい骨休みとなることでしょう。
10月19日(日)
今日も同じエリアで同じ潮の時間帯をねらって出航。満ち潮の残りで小鯛やアラカブ、アジが釣れ始め、本格的に釣れ始めたのは潮止まり前後の超緩い潮になってから。上鯛が2枚、中鯛が3枚、小鯛が5枚。アコウやイラも釣れましたが、今日うれしかったのはいい型のアジがおかず分釣れたこと。この調子でアジが釣れてくれると楽しみも倍増です。途中から風が出て白波が立ち始めたので9時には帆をたたみました。明日は風がいくらか出そうですので状況次第で考えます。
10月18日(土)
今日もねらい目は朝いちの潮止まり前後。夜明け前から出て深場を流すと、1投目で1kgにちょっと足りない中鯛、下げの動き出しで2.5kgの上鯛、あとは中小鯛がぼちぼちで、50m台の砂泥底の青物エリアで晩のおかずを釣りに行くと、カマスや久々のアジに1kgちょっとのアカバナ(カンパチの小さいの)が2匹釣れて万歳したところで西の空が真っ暗になり、さっさと退散しました。これだけ美味しい魚種が釣れる時期はありがたいものです。
しかし、鯛ラバの反応としてはだんだん下り坂気味で、釣れる人には連発するけれど、そうでない人には反応すらないということが度々あります。巻き方・誘い方もたしかに大事ですけど、一番の要因は鯛ラバの選択。あたりの多い鯛ラバを選ぶことが釣果UPへの近道です。パチンコだってたくさん回らないことには大当たりの確率も上がらないものですよね。同船された方がよくあたっておられる場合は意地もプライドも捨てて即座におこぼれに授かるのがベストな身のふり方かと思います。私たちは年間200日以上釣りに出てますから、その時期・その潮・天候やベイトの有無に応じて鯛ラバの色や形状を調整しますけど、乗船される皆さんはその日・その時が勝負ですから…………。
明日も潮の関係で夜明けから3時間ほどの時短勝負してきます。瀬の中は他の船も少なくほぼ貸し切り状態で楽しめます。
10月17日(金)
朝6時前に出て8時前まで2時間近く潮止まりからの瀬の中を釣ってみました。1投目からカマス、続いてアジとやっぱり瀬の中は楽しいもので、大鯛(4kg以上)に届こうかというサイズが2回きましたが途中で恒例の(?)バラし。ヤズも1回掛かったもののこれも上がりませんでした。上がったのは上鯛1枚と小鯛のみ。明日は1時間ほどは満ち潮の残りがありそうなので90m前後の深場を夜明けからねらってみます。
10月15日(水)
24日の潮なのにほぼ長潮なので、できるだけ移動を少なくして省エネ運航に徹して昨日釣れたエリアをねらいました。
釣果は、真鯛が3kg、2.5kg、1.5kgと小鯛が3枚。4kgのヤズが1本。アコウがL4枚とM3枚。アラカブがわずか2匹。11時まで釣って所用のため帰りました。
明日は潮も良くないし風も出そうで急用もできたためお休みします。今回の潮では連日10kg~20kg近い真鯛が釣れてましたので、次の潮でも楽しく忙しい釣りが楽しめることを期待しましょう。
10月14日(火)
干潮30分前から釣り開始。通称「アコウのアパート」から始めてアコウとアラカブ、小鯛を数匹ずつ。続いて先日イワシの沸いた爆釣エリアへ足をのばすと…………まったく音沙汰なし。そのまま瀬の中へ戻って緩めの潮で昨日・一昨日とよく釣れたエリアを流すと、アコウと真鯛が連発。このいい潮を逃す手はないと天草の船に混じってこの300mほどのエリアを4回移動した結果、2人分の釣果は3kgを頭に上鯛4~5枚、中鯛3枚、小鯛11枚。アコウはL3枚、M4枚。アラカブが10数匹。お客さんも上鯛とヤズを上げられて白波も出てきたので1時間早く上がりました。(真鯛とアコウは写真撮り忘れてすみません)
今日で味をしめたのでもちろん明日も同じエリアへ出没します。近いし緩潮で釣れるしサイズもいい上に、移動範囲が狭いので燃料もいつもの半分しか使いません。リーダー5号をぶち切られた借りを返してきます。
10月13日(月)
今日って祝日で休みだったんですね。土日祝日も関係ない生活してるもんでカレンダー見て気がつきました。どうりでお客さんが月曜日に入るはずです。ということで、今日は緩い潮でべた凪からスタートでしたが、初めは渋くて、徐々に深場へ移動していくと小鯛が釣れ、中鯛が釣れて、潮速が落ちてから潮止まりまでに上鯛がお客さんと私たち合わせて6枚ほど釣れました。(さすがにサイズは昨日・一昨日からひと回りダウンしてます)親父は途中からアラカブ仕掛けに換えて地道にアラカブを2桁釣ってましたが、周りが上鯛を連続ヒットするとそそくさと鯛ラバにチェンジ。甲斐あって上鯛を2枚上げました。明日はさらに緩い潮ですので、移動距離を短くして今日いい感じだった瀬の中の時間を長めにとろうと思います。
10月12日(日)
今日は凪かと思っていたら北風が北西から回って沖はまともにあたるため、途中まで出たところでUターン。40mエリアまで戻って流すと、私に3kg近い上鯛と3kgちょっとのヤズが釣れた他は小物しか上がらず、意を決して風裏の東のエリアまで大移動。そこで常連さんに上鯛が上がり始め、しばらく釣ったものの釣れる潮がなくなって、意を決していつもの80mエリアまで大移動。そこから皆さんにいいサイズがあたり始めて、常連さん2人には上鯛だけで6枚、初乗船の方々にもサイズも数も十分な真鯛とアコウが釣れて、燃料をふだんの倍使ったかいがありました。私にも上鯛が3枚、アコウが2枚、ヤズが1匹、お客さんにもらったイラが1匹。明日もさらに緩い22日の潮を楽しんできます。
10月11日(土)
緩い潮を見越して早めに沖の70mエリアへ出向くと、開始早々中小鯛が釣れ続き、1時間もしないうちに6枚釣れたので、「これは2桁余裕かな。」と高をくくっていたらそこから数が伸び悩み…………。しばらくあたりが止まった後で前の潮でよく釣れた底取りの厳しいエリアに入ると、4kgのヤズと2.5kgと1.8kgの上鯛が上がりました。しかし、これらは全部細仕掛けに釣れており、大物ねらいのタックルには小鯛ばかり…………。なかなか思うようにはいかないものです。
このところベイトも少なくハイブリッド仕掛けも空振り気味ですので、明日はシンプルに細仕掛け鯛ラバで終始追わせてみようと思います。
10月10日(金)
沖は潮がよくないかと手前の読める潮から徐々に出ていくとそこそこ釣れそうなエリアが見つかり流してみたものの小鯛が釣れただけでいまいちな釣果。結局無難なエリアに戻って潮が緩むまでがまんの時間。ようやく真鯛がつつき始めて、お客さん方に上鯛、私にもおこぼれの2.3kgが釣れてとりあえずは皆さんそれなりの釣果で終了。10月に入って真鯛の数は落ちてきてますが、小鯛が少なくなり2~4kgのいいサイズが複数上がるようになってきました。これから徐々に数が減って大きいのは一発勝負になってきます。明日も手堅く追わせるための細仕掛けとベイトの多いエリアでガツンとくる大物に対応できるダイナソーな仕掛けの2タックルを用意していきます。
10月9日(木)
風が気になりましたが朝方は出られそうだったので沖をあきらめて手前を流してました。私は開始3時間釣果ゼロ。真鯛のヒットが9回ほどあったのに9回連続バラしでしたから相当なものです。それでもお客さん方は前半で上鯛をしっかり上げられてました。下げ潮が行き始めてこれからという時に風が強くなって早上がり。終了間際にようやく私にも3kgほどの上鯛が釣れて面目は保てましたが…………やはり下手くそはへたくそです。
このところの釣れ具合から気がついたことですけど、私の場合、満ち潮の時間帯は苦戦して、下げ潮に替わるとあたり出す。ということは私の鯛ラバは下げ潮仕様だったのですね。明日は満ち潮仕様を作って試してみましょう。
10月8日(水)
あえて冒険はせずにこのところ釣れているところへ行ってみました。…………今日もいけるかと安易に考えていたらとんでもない潮の悪さで親父なんかほとんど底が取れずにお手上げ状態。すぐさま他のエリアへ移動し、ぼちぼち釣ってましたが反応なし。ようやく潮が緩みだして小鯛がWヒット、そこから上鯛が2枚釣れて下げ潮の行き出しではりきっていると、親父には小鯛が続けて釣れるのに、私は7回連続のバラし。うち2回は上鯛クラスの引きだったので悔やみきれません。バラすのは自分が下手なだけのこと。もっと腕を上げなければなりませんね。
明日は風が気になりますが、一応出航可ということで沖はアウトだと思いますがいい潮の行くところを探して回ってみます。
10月7日(火)
鯛でもブリでも釣れれば面白いので沖のベイトのつきそうなエリアへ直行。初めのうちは小鯛しか釣れなかったものの、潮が緩むにつれてサイズアップ。MAXは4kgオーバー、上鯛だけで4枚、中小鯛が7枚。昨日、刺身と照り焼きで食べたらおいしかったヤズを釣りたかったのですが、今回はいなかったみたいでした。アラカブもひと桁しか釣れませんし、もうしばらく根魚はパッとしないようです。釣れ具合が例年のおおよそ1か月遅れの様相です。これも温暖化の影響といえるのでしょうか…………。魚さえ釣れれば温暖化もよくないことばかりとはならないのかもしれませんが、…………10月だというのに今日も風がやんだらベリーHOT!でした。
10月5・6日(日・月)
5日はご家族でご利用いただきました。さすがに14日の潮は後半の時間が短く前半勝負となりましたが、小さい方の子どもさんにヤズがきて格闘され、3kg超えのヤズがなんとか上がりました。ベイトのイワシが魚探にも映らなかったので激熱モードの時間はなく、小ぶりなサイズを拾い釣りになったものの、お刺身サイズはどうにかキープされたようでした。
今日は青物エリアへ夜明けから向かいましたが釣れたのは中鯛2枚のみ。その後は小鯛が6枚釣れただけでBIGサイズはなし。ベイトが群れているとそうでないとでは雲泥の差です。しかし、ヤズはいたみたいで、3.5kgと4kgが2本上がりました。他の船も3kg前後の上鯛は上げていたようなので、ベイトが湧かなくても例年の秋パターンの鯛ラバは楽しめそうです。
10月3日(金)
6時に港を出て、昨日のエリアで群れを探すも、鳥もイワシも見あたらず。20分後にようやく潮が動き出して魚探でわずかなイワシの群れを見つけたところでブリがかかって5号リーダーはプッツン。しかしそこからラッシュが始まり、私に1.7kgの上鯛、親父に1.4kgのBIGアコウが上がると、2流し目で私に中鯛と2.5kgの上鯛、親父に2.9kgと1.6kgの上鯛、3回目の流しで私に4.2kgの大鯛と2.4kgの上鯛、親父に2.8kgの上鯛と釣れたところで潮が終わって8時前には港へ向かいました。ここ数日のイワシ様様で、短時間で大きいのががんがん上がってます。今日は着底する前にフォールでひったくっていくのも2回ありました。この釣果だとお客さん方も色めき立つところですけど…………、8時・9時には終了して帰港する潮で時間が短い上に下げ潮で流されるので底取りは相当ハードです。一人で釣るなら余裕ですけど、2人だと操船をかなり丁寧にしないと釣りになりませんし、3人以上で釣るとなると…………ほぼアウトです。かなり釣り慣れた方でないとここ数日間は厳しいですね。お客さん向きの潮になるのは8日(旧17日)くらいからでしょうか、その頃までイワシや青物が群れていてくれるとよいのですが…………。
10月2日(木)
今日から遊漁船としては難しい時短出港の潮。とりあえず2~3時間、何かおかずでも釣って来るかと親父と出てみました。最初のポイントでは小鯛とウッカリが釣れただけで反応が乏しかったので、沖の鳥が集まるエリアに速潮覚悟で入ると、底取りも厳しい状況でいきなり2人同時にヤズに引っぱり回され、3.8kgと3.7kgをGET。さらにイワシの群れを探りながら200m沖へ出ると2人同時に3.5kgと3.8kgの真鯛をGET。時計を見ると8時前だったので一旦帰港して魚を出してから40分後に元の場所に戻ると、3.4kgの上鯛と中鯛が釣れたところでイワシの群れも鳥たちもいなくなり、潮が速くて釣りができずに帰港しました。最後の上鯛は締めて親戚に送りましたが、わが家のまな板では手に余るサイズ。いよいよまな板を新調しなくては…………。
明日も雨が降る前に2時間ほどイワシと鳥を追って出てみようかと話してますが、さてうまくいくかどうか…………。
10月1日(水)
朝、7時過ぎに魚を出してから出ました。真鯛のみで計19kg、漁協での計量は通常200g+α少なめに表示してあるため、実際は少なくとも200g(0.2kg)ずつ加えたとすると実測なら20kg超えてるでしょう。さらに締めて送った2.5kgと1.5kgの上鯛分を加え、ヤズ(ブリ)が3~4kgが3本でしたから、昨日は30kg以上釣れてたみたいでした。
一転、今日は頼まれもののアラカブ釣り。とはいえ、餌のブリの皮を忘れたため、アラカブを釣って切り身での釣りとなり、10時頃まで釣ってクーラーボックスいっぱい(大小合わせて60匹近く)釣れました。真鯛はその後1時間ほど動かない潮で流してみましたが小鯛4枚のみ。昨日釣れたエリアを遠目に見てもイワシが湧いている様子もなかったし、潮も動いてないでしょうから行くのもやめました。
今回の潮は若潮が長潮に近い潮なので、明日は早朝から東の長潮エリアへ真鯛・アコウねらいで出てみようかと思います。
9月30日(火)
知り合いからアラカブを頼まれていたのでそのつもりでいたら、アラカブ釣りの潮は長くはなさそうだったため鯛釣りに変更。昨日釣れた瀬の際を緩潮で流していたら、小鯛が数枚釣れた後に1.5kgの上鯛が2枚釣れて上々の気分でいたら、親父に3kg超が釣れて今日はいい日だと話しながら少し潮の行きそうなエリアに向かうと、途中で魚探にベイトの群れが映ったため潮は鯛釣りには足りないけれど落としてみました。わずか100mほどの範囲でしたが、かなり厚い群れだったらしく、親父に4kg、私に2kg、さらに4kg、そして親父に3kgと船上はウハウハ状態。3回目の流しからは私に4kg前後のヤズ(ブリの子)が3本上がってオモテの生け簀は写真の通り。10時過ぎには上がって、ヤズを捌きましたが、どれも胃袋からは10~15cmのイワシが5匹~16匹出てきました。月末をいい釣果で締められたので10月からにも期待しましょう。
9月29日(月)
旧8日の緩潮をのんびり釣るつもりで出ましたが、いくらかうねりと風があって船が立てにくかったため釣りながらの操船はけっこう大変でした。2~3kgの上鯛が釣れはしましたが、中小鯛を合わせても2桁に届かず、ここ数日ではさびしい釣果でした。風と白波が厳しくなって、ようやく釣りができるエリアへ移動したところで釣れたのはジャスト3kgのネリゴ(カンパチの子)…………帰ってから捌いたら内臓まで脂肪を巻いていたので脂ののりもよさそうです。
明日は瀬の多いエリアを欲を出さずにゆっくり回ってみます。
9月28日(日)
今日も写真はありません。でかいのが釣れませんでしたので。(写真撮り忘れた言い訳です…………)2.5kgを頭に真鯛9枚、あとはアラカブとアコウのみ。㊗優勝!ソフトバンクホークスの今年のユニフォームと同じ赤い魚ばかり釣りました。
お客さん方はさらにいいサイズと数を釣られてました。近頃のぼく、お客さんにいい魚を釣らせる「船長のかがみ」だったりします。明日もお客さんのために、私はじゃまな小物やアラカブを釣りまくります。
9月27日(土)
今日も快調に(?)バラしまくり。潮がよさそうだったのでつれてに沖へ出てひと流し2~3枚ペースで鯛が釣れてましたが、4回に3回はバラす感じで数がたまらず、潮が緩んで瀬の中に入ってからようやく真鯛が生け簀にたまり始めました。昨日のリベンジにブリを釣ろうと、ハリスを6号にして臨んだのに…………5分ももてずにブチ切られました。(明日こそは…………)
お客さん方もいいサイズを数枚上げられてひと安心。私の分も2桁はクリアしましたがサイズはMAX2kg止まりで、お客さん方の足元にも及びませんでした。
明日は小雨予報ですけど、カッパ着てでも釣ると気合の入った皆さんと出る予定です。潮が緩いため移動距離が短くて済むのは何よりですけど、はたして鯛がしっかりあたってくるかどうか…………
※このところ魚の片づけに追われて写真を撮る暇もありません。明日はでかいのを釣って撮りますから。
9月25日(木)
今日も本命は沖の70mエリアですけど、そこで釣れるまでのつなぎの時間をどこを流すかが難しいところで、まずは50mエリアから流しましたが…………不発。ならばと60mエリアへ出ると、私とお客さんに上鯛と小鯛が上がってしばらくほとぼりを覚ましてからようやく沖へ。はじめのうちは苦戦気味でしたが、潮が緩むにつれてあたり方も安定して、潮止まりから下げ潮まで真鯛中心に釣れました。私の分は3kg、2kg、1.5kg、1kgと上鯛が上がって、中小鯛は7枚、ほぼ真鯛中心でしたのでアラカブやアコウは数匹のみ。お客さんにも3kg前後を頭に上鯛が3枚は上がってましたので、旧4日の潮はやっぱり外せません。
明日は今日以上の凪予報ですので、今日よりも緩んだ潮を追いかけて真鯛がねらえると思います。ただし、秋パターンに入って真鯛があたってくる鯛ラバのカラーや形状がシビアになってきてますので、一番の近道は釣れた人のものに合わせることです。あとはかかった鯛を釣り上げるまでのスキルは皆さんしだいかと…………。私なんか今日もずいぶんバラしました。大物をバラした時はしばらく凹みそうなものですけど、またすぐにあたってくるので気持ちの切り替えが大事ですね。明日もがんばりましょう。
9月24日(水)
沖は潮が厳しいし近場はあたりが少ないしでどこを釣ろうかと60mエリアから徐々に深場へ向かうと、やはり昨日釣れた潮目の際がよく釣れました。2~2.5kgの上鯛が2枚ずつ、中小鯛は私に7枚、親父に1枚。アコウが3枚、アラカブが6匹、サワラ1匹。おかず分も漁協に出す分も釣れたので、これから下げ潮でいい時間という時でしたが、腹がへって納竿となりました。明日は深場を中心にねらいを真鯛1本にしぼって出てみます。
9月23日(火)
天草寄りの沖で鯛が釣れているそうですが、潮は速いし底はとりにくいしでお客さんには少し潮が緩んでから案内しようと、手前の浅場から徐々に沖へ出ていきました。たいした釣果もなく、いよいよ沖を釣ろうと向かったところ、風とグラングランの横波で…………ムリ。仕方なく遠くまで撤収するのも無駄なので、途中の90~80mエリアを潮目を避けて流すとぼちぼち鯛があたり始めてそのまま潮止まり~下げ潮の行き出しで私の分だけで真鯛が2桁釣れました。しかし、本日の主役は今回が無料乗船の常連さん。BIGサイズを4枚上げられて最後にはヤズ・ブリで締められました。盆と正月とお彼岸が一緒に来たような一日だったことでしょう。私にも最後に6~7kgのブリが釣れましたが、鯛ラバを飲み込んでいたのでクーラーボックスに入りきれなかったためその場で解体したところ、胃袋パンパンに入っていたのは鯛ラバをくわえた小鯛。つまり、針は2本ともブリにはかからずに針のかかった小鯛が胃袋から抜けずに釣り上げられてしまったみたいで…………不運だったみたいです。
親父がブリを釣ろうと色めき立っているので明日は2人で出てきます。
9月21日(日)
今日の潮、定石コースでいくならば迷わず西の60mエリアからいくところ、貴重な時間をフル活用するために東の緩潮しか入らない東の瀬廻りエリアへ。しかし、前の潮ではいい釣果を得られたコースがまったくの空振り。1時間ほど流してから瀬の中へ入るとアコウや真鯛がぼちぼち。潮止まり前後で2.5~3kgを頭に上鯛が2枚上がりましたが、私には中小鯛が5枚のみ。その代わりに私に釣れたのはお友達登録しているイラちゃんたち。今夜はフライがたくさん食べられそうです。今日も1匹釣れましたが、でかいカマスがたまに釣れるため、明日も瀬の中の緩潮タイムは気が抜けません。
9月19日(金)
夜明けから半時間ほどの満ち潮の残りを流しても反応は皆無、潮止まり前後で瀬の中をぐるりとドライブスルーばりのひと廻りコースで流したら2~3kgの上鯛をGET。中鯛も1枚上げましたが、その後は西へ下げ潮で流しても小鯛ばかり。真鯛を10枚ほど釣ったところで9時を過ぎるとあたりががた落ち、60mエリアへ移動しておかずのアジやエソをねらったものの空振りの釣果なし。今日、9時まで釣れたので明日は10時まで釣れるとうれしいです。
9月17日(水)
今日も6時~8時の2時間限定時短出港。中鯛~小鯛がぼちぼち釣れて、そのうち2kgと1kg足らずのアコウが釣れたものの、ひそかにねらっていたカマスは空振り。真鯛は上鯛1枚、中鯛3枚、小鯛5枚釣れてました。南西から雲行きが怪しくなったので8時前に釣りをやめましたが、予想通りミストシャワーどころじゃない線状降水帯並みの豪雨シャワーを浴びました。きれいな虹は出ているのに不安定な空模様です。明日も出られたら2~3時間の時短出港を予定してます。釣れるには釣れますが時間が短いだけに遠いところをおいでくださるお客さんには向かない潮です。ポイント・エリアも港からわずか15分足らずの近場ですので長時間の集中力に欠ける私なんかにはもってこいの3~4日間かもしれません。
9月16日(火)
14日の出港前にエンジンがかからずに出港断念。14日・15日のお客さんにはご迷惑をおかけしました。休みにもかかわらず点検していただいて、安全装置の接触の問題のみで解決しひと安心。ついでにバッテリーなどのメンテナンスもできたのでトラブルもいい機会だと考えなくてはなりません。
今朝は10時から所用のため、8時まで2時間ほど難しい下げ潮ポイントを回ってきました。ここの潮に合わせるため、ハイブリッドは外してリーダーも4号のみで短くし、あとはブリが来ないことを祈るのみ。結果は上の通り。でかいカマスがうれしいゲストでしたが、真鯛も3kgを頭にそこそこ数が釣れました。小ぶりなヒラメのおまけ付き。明日から4日間ほどはお客さんには向かない下げ潮ばかりの早上がりの潮回りですから自分たちだけで2~3時間楽しんできます。
9月13日(土)
朝から南寄りの風がやや強かったので、浅場をひと流しした後、東の瀬の中のここしか釣るところがないというエリアへ。アラカブや真鯛がたまに釣れ始め、お客さんには2kgに近い上鯛が釣れた他、中小鯛も数匹。私は1kg前後と小鯛が2枚。真鯛は今ひとつでしたが、大きなカマスが2匹(もちろん晩飯の主役に)煮付けには大きすぎるサイズのアラカブが6匹と通常サイズのアラカブが5匹、ゲストはイラとアコウ。小さめのクーラーボックスはこれだけで埋まりました。昼前から風が出る予報だったので1時間早く帰港しました。そこそこ釣れたので欲は出さずに安全第一、明日も同様の天候・海況みたいですので、同じエリアを回ろうかと予定してます。
9月11日(木)
まだ港の外側は濁った泥水が流れて、流木や浮遊ごみが目立ちましたので、真鯛のエリアには出ないで30m前後の青物エリアをおかず釣りしてみました。イワシなどのベイトはおらず、あたりもほとんどなかったところでいきなりドンとジグをひったくっていったのは6kgは超えていたであろうブリ。4号リーダーでは手に負えず、3~4分格闘してちぎられました。その後、濁りがとれてきたので1時間ほど鯛ラバに換えたところ、3kg近いのを頭に上鯛が3枚上がりました。しかし、あれだけの雨の後ですから、底取りは厳しい、あたりは少ない、沖へはまだしばらく出られないでしょう。近場をがまんして拾い釣りするしかありません。明日は出港は可能ですので、40~60m水深の潮のきれいなエリアを中心に流し、沖は潮と海面の様子を見て選択します。時化の後ではないので魚はそこそこ釣れてくれると思います。
9月8日(月)
今日から申し分のない真鯛ねらいの潮ですので、魚を出して7時半から出てきました。満ち潮の時間帯はやや厳しいものの、潮が緩みだす頃には真鯛の潮の動くエリアに入ってぼちぼち釣れ始め、下げ潮が動き出してからは入れ食いに近い状態でバイトが続き1時間半ほどの下げ潮ラッシュで後ろの生け簀は埋まりました。真鯛は上鯛が2枚、中小鯛が二桁、その他はアラカブ、イラ、イサキ、アジなど。バイトが多く、釣果も上がってますが、しっかりフッキングさせないと途中でポロリといくパターンが多いため、真鯛が鯛ラバを追ってきてからどれだけ対応できるかが釣果を左右します。これからの時期、鯛ラバの選択も大事ですけど、巻きとロッドワークの重要さもお忘れなく。(下手くそな私がうん蓄たれるのもおかしな話ですけど…………)
9月7日(日)
朝6時出港でしたが、港ではすでに5時過ぎから船を出した船長もおられ、うちが現着した時はすでに4~5艘釣られてました。しかし、潮は今ひとつであたりも少なく、これはやばいと思っていたら、小鯛が釣れた後に2kgに足りない上鯛が上がりました。その後しばらくあたりはあってもフッキングしない時間が続いて、ようやく潮止まり前後で中小鯛が上がり出し、何とか目標の真鯛二桁はクリアしたものの下げ潮が速くなるとサイズも数も伸びませんでした。久々に瀬の際で1.6kgのBIGアコウが上がったので、瀬廻りを丁寧に流しましたが、釣りたかったカマスには出会えず。明日もねらえる潮なのでリベンジしてきます。
9月5日(金)
潮が替わってから近場の下げ潮の影響のないエリアしか釣ってなかったので、明日のお客さんを案内するエリアの下見を兼ねて出てきました。潮止まりではパッとしなかったものの、下げ潮が行き出したら上鯛が上がり出し、小鯛も反応がよく、真鯛が上鯛2枚、中鯛3枚、小鯛6枚の計11枚。アラカブが12匹、アコウ(というかチビハタ)が2枚、晩のおかずにカマス、アジ、タチウオなどが釣れました。ただ、明日は旧15日の潮のため、朝の満ち潮の残りは1時間もなく、ほとんど下げで釣らねばならず、1~2時間は早上がりする潮ですからいい潮をいかにリレーするかにかかってます。あと2日後ならば時間いっぱいいい潮をねらえるのですが、やや難しい潮で今日並みの釣果があげられることを祈りましょう。
8月31日(日)
今日は頼まれもののアラカブがあったため、初めからアラカブ仕掛けでスタート。11月まではアラカブは数が釣れないものですけど、何とか20匹釣ろうと親父と気合を入れて釣っていると、サイズは今ひとつでしたが中型クーラーボックスいっぱい(62匹)釣れました。潮がいくらか動き出したので、せっかくだから鯛を釣ってみるかと昨日のポイントを流すと、3kg、2kg、1.5kgの上鯛GET。このところお客さん方が調子よく上げられていた瀬の際の潮の流れの変わるところですけど、緩い潮でこのサイズが上がると思わず気分も棚ぼたです。
明日から9月。真鯛もそこそこ型が望めますけど、ヤズやアカバナ、ハガツオやサワラといった時期の青物がついてきますのでハイブリッド仕掛けは必須でしょうか。これから涼しくなる秋の釣りを楽しみましょう。
8月30日(土)
潮が8日の潮なだけに釣れるかどうか心配でしたが…………、だめでした。昨日あれだけ反応のよかった沖の60~70mエリアがまったくの不発。というか、潮がほとんど流れずに2時間近くねばりましたが、これ以上は時間の無駄といい潮の行くポイント探しに移動して、ようやく行きついた78m水深の潮通しのいいエリアでいいサイズに出会えました。さらに昨日は潮が速くて入れなかった一発勝負エリアも余裕で流せたため、上鯛やアコウを数釣りができました。お客さん方は皆さん大きいのを上げられ、私にもおこぼれの2枚が上がってハイシーズンの8月を何とか終えることができました。(まだ1日残ってるの…………?)
明日は今日に懲りて、西のエリアはあきらめて長潮パターンの東エリアへ出向いてみます。
8月28日(木)
今日はお二人、親子で乗船くださいました。いつもならば私の生け簀の写真を載せるところですが、今日の自分は中小鯛5枚とアラカブ9匹、アジとムロアジにアコウがわずかと散々な結果。お客さん方はいいサイズをWヒットされた上に、中小鯛やアコウ、アラカブをクーラーボックスいっぱい釣って帰られました。どちらの真鯛も甲乙つけがたい大きさでしたが、親父さんの方がわずかに大きかったとか…………、このエリアの魚たちはそこのところよくわかっているようで。
潮が小さくなるほどに私の釣果は下がってます。明日は7日潮ですから真鯛よりも根魚向きの釣果になりそうです。とはいえ、この時期はアラカブも数が釣れませんから、真鯛の潮を探してはみますが…………。
中鯛~上鯛の部屋
小鯛とアジ・カマス・イサキの部屋
8月26日(火)
アジ釣り名人の女島丸さんがアカバナ(カンパチの子)を数釣りされていたので、うちもアカバナやヤズを釣りに行こうと、親父と40mエリアへ直行しました。ところが15分ほど釣って、釣れたのは1kgに満たない真鯛のみ。ならばアジをねらおうと60mエリアの下がりを流すと、釣れたのは中鯛~上鯛が3枚。さらに何も釣ってなかった親父が3kg超のいいサイズの上鯛GET。ねらった魚が釣れないのはもどかしいものでしたが、あきらめかけた頃にいい型のアジが続けて釣れて、おいしそうなカマスも塩焼きにジャストサイズのイサキも釣れて、晩のおかずは十分に確保。さらに中小鯛も7枚追加して10時半を過ぎたので下げ潮を待たずして帰港しました。明日は旧5日の潮ですけど、けっこう動いて底取りの厳しい状況ですので、サビキの付いたハイブリッド仕掛けを使われる場合はサビキは1本のみでご用意願います。3名以上乗られるとサビキが他の方のPEラインを拾っておまつりが多発しますので。
8月25日(月)
以前、実績のあったエリアも空振りで、やっぱりいつものエリアへ。中小鯛が数匹釣れたところで潮が速くなりお客さん方も苦戦されていたので釣りやすい潮のエリアへ。しかし小鯛がわずかに釣れただけで潮をみていつものエリアへ戻ると上鯛~小鯛がぼちぼち釣れて下げ潮の行き出しまで釣って帰りました。私の分は上鯛1枚、中鯛3枚、小鯛8枚、アコウやイラも釣れて、アジとアラカブは晩のおかず分のみ。明日はサバやカマスもねらえるところを探してみます。
8月24日(日)
今日は所用のため遊漁船は取り止めておりましたが、知り合いから急きょ刺身と塩焼き用の真鯛を頼まれたため出てきました。もちろん最初からこのところいい思いをしているエリアへ行くと、スタートから1kgに切れる中鯛が3枚続けて上がり、その後は上鯛・小鯛も含めて11枚釣れました。難しい潮のため底取りには苦労する向きもありますが、慣れてしまえば何のことはありません。…………ただし、この辺りでの釣りに不慣れな方にはけっこうシビアみたいです。
まだ夏場のハイシーズン継続中でいろんなスタイルの鯛ラバに当たってますけれど、確率の高い鯛ラバはやはり強いので、同船者の仕掛けにも目を配る情報収集能力が釣果を左右します。(自分のスタイルのみにこだわらないことも大事のようです)
8月23日(土)
手前の定番コースはまったく反応がありませんでしたが、このところ好調の天草寄りのエリアは中小鯛を中心に数が釣れました。上鯛は1枚のみ、真鯛が2桁、アコウも4枚、カマスやサバは空振りでした。いつまで釣れるかわかりませんが、とりあえず釣れてるところを集中してねらうより他に方法はありません。
8月22日(金)
試運転を兼ねて出てみました。親父は体調不良で断念。前回よく釣れた南側の速い潮のエリアで落としてみると、真鯛の反応はなくいいサイズのカマスとサバがぼちぼち。潮止まりから300gに足りない小鯛が釣れ始めて下げ潮の1時間で帰港。久々でしたのでおかず分には十分でした。明後日くらいから真鯛釣りにはいい潮回りですから、90m超の深場は避けてこのところ結果の出ている70m前後の瀬混じりエリアを回ろうかと思います。
8月13日(水)
いろいろあって天候にも恵まれずに実に10日自宅待機でした。久々の出港は浦島太郎状態…………、どこが釣れるのかわからないままとりあえず前の潮で手応えのあったエリアをはしごしようかと目論んだら、最初のエリアはあたり一つなくアウト。思い切って沖へ出て2ノット以上の流れの中を流すと、サバやカマスがついてきていい感じで始まり、2流し目で1kgに切れる中鯛、その後も数回上って2kg前後の上鯛2枚、3kg超の上鯛1枚、中鯛を2枚追加していいサイズの小鯛は4枚となかなかの釣果で、後半はお客さんにも上鯛が上がって全員上鯛GET。これでいいお盆が迎えられると帰路に就くと…………帰港の途中ででかいごみをスクリューに巻いてしまい航行不能に。よくまあ、あんなごみが浮いていたもので、ありとあらゆる漁具が絡まったようなごみの塊で、漁網やロープが複雑に絡んでいたためお手上げでした。勇洋丸さんにえい航してもらい1時間遅れで港に着きました。皆さんにご迷惑をおかけしました。とりあえず明日船台に上げてごみを除去してスクリューやシャフト、エンジンに異常がないかを確認しますが、もし不具合があれば世間はお盆休みでもありますし、しばらくは出港不可となるかもしれません。
8月2日(土)
写真、カメラのレンズが濡れていたみたいでもろピンボケで失礼しました。結果から言うと…………なぜかこの9日の潮で鯛ばかり釣れました。私が2kgを頭に上鯛3枚、中鯛2枚、小鯛4枚。親父は小鯛が3枚。釣果の差は何かというと、鯛ラバ自体はほぼ似たようなものを使ってますので関係なし。バイト後の巻きスピードを変えての誘い方が私と親父では全く違うため、前あたりのとり方と併せてそのあたりに違いがあるみたいです。お客さん方もフッキングするまでの巻き方についてはかなり工夫されているようですけど、ハイシーズンなだけに鯛はがんがんあたってきますが、ちょっとしたことでポロリと外れることが多いみたいです。今日はあまりの潮の落ち込みに、途中、昨日まで釣果のあった潮上のエリアをあきらめて潮下の根の多いところを回りました。10時半まで釣って激熱前に帰ってきました。明日はさすがに今日のエリアは潮が動かないので、いつもの長潮の時間帯とポイントを織り交ぜて回ろうかと思います。
7月31日(木)
魚を出してから迷わず沖の楽しいエリアへ一直線。いつもなら小鯛中心で数ねらいですけど、今日はスタートから上鯛に行くかどうかのサイズが上がって、その後も中鯛が2枚、そして50m台の浅場へコースをずらしたところで2kgに切れる上鯛が上がり、今日は小鯛は釣れないのかと思っていたらそこから6連発で小鯛が上がりました。途中、5kgオーバーを釣って漁協に出しに一旦帰った方もおられたみたいで、他のエリアが釣れてないだけにこの辺りではここ数日いい思いをさせてもらってます。もちろん明日も潮をみながら回ってみるつもりですけど、さすがに8日の潮ですから柳の下にドジョウがいるかどうか…………。
7月30日(水)
沖に出る前に下げ潮の残りの15分ほどのチャンスをねらうと、お客さんに1投目からいいサイズの上鯛が上がってボルテージが上がったもののその後が続かず。1時間ほどあたりのない潮が続いたので思い切って天草側の潮上まで上ると小鯛が釣れ始めて私にもようやく上鯛に届くかどうかのサイズが1枚。小鯛は数がぼちぼち釣れてました。アコウは合わせて4枚ほど、アラカブは6匹でしたがサイズは大きめでした。時々イワシがついて、頭を残して食いちぎられるのでこれからの時期は楽しめることでしょう。
明日も今日釣れたエリアのみをリレーで回って緩潮をのんびり回るとします。
7月29日(火)
今日は私はお客さん。船の前方で日よけの下に陣取り、お一人様で3時間ほど釣ってきました。船長は親父に任せて、「好きなように回っていいから。」といって、どこを釣るかは口をはさまず眺めていたら…………、親父が向かったのは他の船の皆さんが集まっているメジャーなポイント。超無難な選択をしたみたいです。
やはり、前で釣るのはかなり楽。好きなように流せますし、他のラインも気にしなくていいので多少斜めに入ってもどてら流し気分で釣ることができました。釣果のほどは上鯛1枚、小鯛2枚、あとはアラカブとサバが合わせて10匹ちょっと。後ろで釣っていた親父には真鯛は釣れず、サバが数匹とMアコウが1枚のみ。やはり後ろで釣ると釣果はいくらか厳しいようです。
7月から11月いっぱいはアラカブが極端に数が上がらなくなりますので、明日の潮は何に的を絞るか迷いますが、潮はそこそこの緩潮ですから何とかなるでしょう。
7月25日(金)
魚を出してからのんびり出ました。どのくらいのんびりしてたかというと、釣ってる最中のロッドにトンボがとまるくらい…………。しかし、こののんびりムードもフグの猛攻で一変。「コツコツっ!」と来たかと思うといきなりのプッツン。PEラインを40mくらい上からやられますので打つ手がなく、とにかくそこのポイントをあきらめて他へ逃げるしかありません。おかげでリールに巻いたPEラインを3セットやられて大損害…………、なわけはありません。ダイソーの200m/500円のPEを使ってますので3セットやられてもお客さん方が使われる一流メーカーのPEの1巻き分もありませんから。これからしばらくはフグやもうしばらくしたらタチウオの被害も増えてきますので、お財布に余裕のある方以外にはダイソーのPEをお勧めします。
釣果の方は10時過ぎまで釣って、私の分は写真の通りです。フグを避けていつものコースを外したのでパッとしませんでした。明日は今日のリベンジに予備のリールとラインをたくさん持って出動します。
7月24日(木)
今日も魚を出してから出港しようとしたら、生かしておいた鯛が大きいのからお亡くなりに…………。なぜいつも大きいのが死ぬのか不思議ですけど、このところは連日、数が釣れているため1匹・2匹減ってもたいして気にならないハイシーズンの真っ只中です。…………とはいっても、今年の鯛は数こそ上がってますけど、サイズがいまいち。以前は3kg超が複数枚上がっていたんですけどね。
今日は親戚から小鯛を3kg頼まれてました。3kgなら10枚か12枚で十分ですから、親父と2人で釣れば余裕じゃんと甘く見ていたら…………ねらった満ち潮の残りで空振り、潮止まりも時間が長いわりにあたりは皆無、ようやく動き出した下げ潮でも上鯛・中鯛は釣れるのに小鯛は1枚のみ。釣れる釣れると余裕こいていたらこんな目に遭うんですね。
そのかわりにゲストは多彩で、マアジ・ムロアジ・サバ・エソ・カマス…………。これから秋口まで美味しいカマスが初めて釣れました。これからが旬で皮目を炙りにした刺身は鯛やアコウもかないません。明日もカマスの出没エリアをねらってみます。
7月23日(水)
魚を出してから7時半に出港、9時半までの2時間弱でしたが、下げ潮の行き出しで真鯛が二桁(小鯛中心で中鯛や小ぶりな上鯛が混ざる程度ですが…………)あたりが多いのは面白いのですがバラシも相当あります。今日はアジとカンパチの子がわずかに釣れただけで、アラカブは3匹、アコウは1枚のみでした。明日も同じコースで時短で楽しんできます。
7月22日(火)
昨日も出てましたが、途中がかなりの上潮で苦しみ、中小鯛4枚とムロアジ2匹、エソ7匹、サバ2匹と惨敗でした。
今日はこの潮を避けて釣れそうな場所を探ろうと、潮止まり前の5時半から出てみました。しかし、瀬の中ではアラカブと小鯛とアコウが何匹か釣れただけであんまり楽しくなかったので、先週、あたりの多かった天草寄りの70~80mエリアを流すと中小鯛がぼちぼち上がって、さあこれからという時に潮が終わってしまい、上潮覚悟で西へ走ると上鯛が1枚、中鯛が2枚、小鯛が6枚上がってそこそこ楽しくなりました。今年初のハガツオも釣れて晩のおかずは確保。この潮も長くは続きそうになったのでお帰りになった周りの皆さんを追いかけて9時過ぎに帰港しました。
楽しめるけど時間が短い…………まあ、この猛暑ですからそれでいいのかもしれません。
7月20日(日)
今日から難しい潮の4日間が始まります。若潮の今日は下げ潮で緩潮を西へぼちぼち流して10時頃には終わるか、午後から出て満ち潮の切り替わりを楽しむかに判断が分かれますが、この猛暑の中を昼間の出港は避けて、朝からイチかバチかの下げ潮ねらいに的を絞ると、手前は完全に潮が行かない、沖へ出ると上潮がきつい、このところ好調の天草エリアまで足をのばすと倍の速さの激流でアウト。ということで、一旦上潮の弱まるはるか西まで下がってとりあえず釣りができるところへ向かうと、それでもかなりの上潮でクラッチ入れっぱなしでギリギリの底取り。ここでの釣りはうちのお客さんでもかなりの常連さんでないと底はとれません。それでも鯛の反応はよく、中鯛~上鯛を中心に10枚ほど上がりました。しかし、かかっても上げるのに前方への斜め引きのためバラしの確率も高く、ムロアジやエソの猛攻もあって、3時間ほどでしたが忙しい時間は楽しめました。
明日も近場はあきらめて西まで遠出してきます。
7月19日(土)
漁協の港の掃除を終えて8時から出港。しばらく下げ潮の残りで難しい時間もありましたが、西側の沖へ出てからはぼちぼち小鯛を中心に釣れ続き、お客さん方は上鯛・中鯛も数枚釣られてそこそこの釣果でしたが、私には中鯛2枚と小鯛7枚のみ。しかし、アコウはM~Lサイズが5枚釣れました。瀬の中にほとんど船がいないのをみると、よほど瀬の中は潮が悪いみたいです。明日も時間はずれますが西側の浅場から深場までベイトを探しながら回ってみます。
7月17日(木)
どこでいい潮が行くのかわかりにくかったので、手前の浅場から徐々に沖へ出て魚の反応をみる作戦。最初の40mエリアで中鯛とアラカブ、次の50mエリアで小鯛とアラカブ、さらに60mエリアででかいホウボウとイサキ、70mエリアでは上鯛と中鯛、本命の90mエリアに入ると小鯛は釣れたものの後はさっぱり…………。思い切って天草寄りの70mエリアまで走ると目の前に現れたのは天草の〇〇丸。この船はほんとに潮をよく知っていて、うちが自信をもってねらった潮のエリアへ行くと先着されていることが度々。この船がいるとなるといよいよ期待が高まり、1投目から中鯛、お客さんにも2kg超えの上鯛、そこから12時の納竿まで真鯛が釣れ続き、私の分はトータルで上鯛3枚、中鯛2枚、小鯛8枚、アラカブ5匹、イサキ・ホウボウ・コロダイ各1匹。上潮のおかげで旧23日とは思えない魚種が釣れました。
7月16日(水)
旧22日の潮なのでいつもなら根魚中心で瀬の中や際を回るところですけど、潮位を見るとけっこう潮位差があるため、この潮なら真鯛ねらいでこのところカモにしているエリアを回れるかと深場へ入りました。…………結果は、潮と風向きがうまくシンクロせずに釣りづらい時間が長くてあきらめました。その代わり、60m前後の昔からの定番ポイントで釣りやすい潮を見つけたため、繰り返し5回ほど流すと、1~2kgの上鯛が4~5枚と中小鯛が6枚、型のいいウッカリカサゴが5匹。そして、同じポイントで3回ヤズ・ブリのアタックに遭い、1本は上げましたが残りはハリス5号のサビキを切られました。とりあえず1本あれば今晩の刺身にはなりますが、夏場のヤズ・ブリって味はだいたい予想がつきそうですね。
7月12日(土)
今日のお客さんから「このところ(釣果は)どうですか?」と聞かれて、…………「釣れてます。今日もまちがいなく釣れます。」と即答。この時期、ハイシーズンで上潮がなければ釣れないはずがないので、ポイント・コースを決めて釣れる潮にさえ乗せれば楽しい時間が待ってます。船長としてうれしいのは、「あと10分で真鯛の潮になるのでそろそろ釣れますよ。」と伝えたらピッタリ食ってきた時の爽快感。暑さも吹き飛ぶというものです。今日もひと流し目とふた流し目であたりが今ひとつでしたが、深場に入っての3回目の流しで時合を掴んで、潮止まりの瀬の中ではあたりが今ひとつでしたが、下げ潮に乗せてからはようやく上鯛サイズから中鯛、小鯛が釣れ続き、真鯛だけで船中30枚超えでした。私はラスト1時間まで小鯛7枚のみでしたが、最後の潮で上鯛2枚と中鯛2枚を追加して終わりました。アラカブも半分近くは大きめのウッカリカサゴで、アラカブも数はいらないという方も満足です。「8月は釣れますか?」「9月はどうですか?」と尋ねられるお客さんもおられますが、「今は釣れてますけど…………先のことはわかりません。釣れたらいいですね。」としか答えてません。
いろんなパターンの鯛ラバにきてますので、楽しむなら今です。(といっても、その日のあたりカラー・タイプはやはりありますので、自分のこだわりに固執するのは時合を逃しかねません。カメレオンのように流行りの色に換えてください。)
7月10日(木)
魚を出してから7時半に出港。潮止まり前からちょうどいいので瀬の中へ入りました。おそらくアラカブ、儲けものでアコウがあたればと期待しながらも実はアジやイサキをねらっていたわけですが…………、いきなり親父に3kg近い上鯛。その後も親父に1.5kgの上鯛。私には小ぶりなアコウとアラカブばかり。しかし、下げ潮が動き出したら形勢逆転で、私に中~上鯛が5連発。小鯛はわずかに1枚ずつと、昨日までの釣れ方とはずいぶん違ってましたが、どうせ釣れるなら大きい方がいいとさらに期待していつもの深場へ流しましたが徐々にあたりが遠のき、まわりの皆さんがお帰りになられたため、さっさと片付けて撤収しました。このところ遅巻きでも早巻きでもゴンとくるので多少雑な釣り方でも大丈夫みたいです。(それでも、途中で外れやすいパターンは健在ですけど…………)
7月9日(水)
鯛を5~6kg漁協に出してからゆっくり出港。もちろん沖の深場ねらいですけど、さて、いつまで釣れることやら…………。
ひと流し目から小鯛、アコウ、アラカブが釣れ続き、途中でアジも久々のゲスト。着底すればすぐにあたりがくる活性の高さで、サビキにも鯛ラバにも小鯛やアコウがついてきてましたから、この時期、鯛ラバのカラーなんか関係なさそうです。1時間ほど流したところでようやく2kg前後の上鯛と中鯛が上がり、その後も小鯛が釣れて、今日も真鯛二桁、アラカブも10匹ほど、加えてアコウが5枚となかなか楽しめました。
こういう時にお客さん方も来ていただくと楽しいのですが、皆さん、平日なのでそう簡単にはいきませんね。例年、この時期あたりから上潮で苦労することになるので、温暖化と早く終わった梅雨がいい方に影響してくれるとうれしいのですが…………。釣果は神と魚のみぞ知るです。明日明後日は所用のため遊漁船はお休みです。午前中は出られそうなのでうちの高齢者と出てきます。
7月8日(火)
昨日、沖に出られた皆さんが「潮は悪くなかった。」とおっしゃったので、今日は2~3日前に午後からいい思いをした沖の深場を回ることに。1投目から予想以上に緩い潮の中、小鯛が続けて釣れてそのまま西へ下ると中鯛をはさんで小鯛が釣れ続き、7時半過ぎから10時前まで釣って、私の分だけで中小鯛が14枚。最後にようやく上鯛が1枚上がって帰港しました。親父は鯛ラバに冷凍エビの餌を付けて釣ってましたが、数的には鯛ラバのみの私の3分の1。やはりこの真鯛の活性が上がってガンガン追ってくる6月~9月は餌付きよりも鯛ラバのみの動きによく反応しているみたいです。しかし、それでもお客さん方には私からお勧めすることはないので、餌を付けるかつけないかは皆さんでご判断ください。
ここ5日間ほどは沖の深場であたり続けてます。たいてい、こうした釣れるパターンは3日前後で変わることが多いです。潮が替わったり、ベイトについて移動したり、海が荒れるとしばらくは釣れなかったり…………。だからこそ、釣れる要素を見つけたら2~3日はにやりとして釣れたエリアを回りたくなるものですよ。アジが釣れたらもっと楽しいんですけどね。
7月7日(月)
今日は七夕。とくに欲も願いもない私は浅場を適当に流してアジでも釣れれば晩のおかずにラッキーくらいの気持ちで西へ向かう予定でした。しかし、鯛が釣れる潮があるのに…………とブツブツ言っている欲深い高齢者がとなりにいたためとりあえず70m近い真鯛エリアから。中小鯛がパラパラ釣れたもののあたり自体は少なく、ゲストもエソ、アコウ、ホウボウ、ワニゴチ、といろいろ釣れましたが、肝心のアジはゼロ。アジがつく瀬の上で私に釣れたのはきれいな色の上鯛。七夕ではなく棚ぼたの1枚でした。
こんな暑い日は釣りはほどほどでやめて、涼しいエアコンの効いた部屋で冷たいものでも口にしながらごろごろするに限りますね。
7月6日(日)
このところ味をしめている午後便の沖目ねらいで12時過ぎに出ました。昨日までの90mエリアでは潮が合わないと判断、天草寄りの70mエリアから始めるとスタートから中小鯛が4連発。その後、あたりが落ち着いたのでいつもの90mエリアへ移動すると小鯛が4連発。潮がピークに達して宝くじねらいで型のいいエリアへ移るとようやく上鯛サイズが釣れたもののこの日はこれがMAX。中小鯛は2桁超えでしたが昨日に比べるとパンチに欠ける釣果で15時過ぎに帰りました。
明日はさすがにこの潮ねらいだと帰りが遅くなるため、下げの上潮を避けて西のエリアにアジでもねらいに出てみようかと思案中です。しばらく美味しいアジを食べてないので朝からアジ釣りもいいかもしれません。
ところで、パソコンのメール(Outlook)がいうことをきいてくれずに苦肉の策で写真データをYahooメールに迂回送信してHPへ送ってましたが、どうしたことか今日はもとのOutlookが使えるようになってました。とりあえず放っておけば何とかなるもんですね。
7月5日(土)
午前中、船の海水ポンプの交換をしてもらっていたためお休みしてましたが、10時には終わったので試運転も兼ねて上潮が終わった時間帯を見計らって親父と出てみました。冷却水温も上がらなくなったし、排気の色もクリアになって気持ちよく走るようになりました。ところで釣果の方は…………、昨日のエリアを回りましたが、1投目から中鯛、上鯛と連発。その後も13時過ぎまで釣れ続き、2人で1kg~2kgの上鯛を7枚、小鯛を5枚、アコウ、イラなどのゲストとアラカブが8匹。船が調子よくなると魚も釣れるもんですね。…………というか、前日のお客さんのパターンを見てエリアと潮がつかめていたのであたりがわかりやすかったためです。こんな感じで3~4日は釣れるんですけど、しばらくして潮が替わったり、時化をはさんだりすると魚がどっかへ行っちゃうのはいつものことです。
それにしても、港へ帰ったら鯛が4枚はお亡くなりになってました。今年もまた暑さがこたえる季節になったみたいです。