英語
例)英語の解答(2013年度版)
選択問題の多さは上の画像のとおりである。つまり、英語に関しては文章作成能力はあまり問われないということだ。
このことから、英語は
・ 単語を重点的に覚えること
・ 文章読み取り能力を高めること
に絞った勉強が効率が良いことが分かる。
具体的に検証してみよう。
例)2013年度英語問題(一番最初の問題)
問題訳)
A:一番最初の月は1月(January)です。では、(n )月は?
B::9月(September)です。
例えばこの問題では
・文章が落ち着いて訳せること
・9番目を表す英語が "nine"ではなく、"ninth"となる事に気付けること
ができれば中学校一年生の問題である。つまり、単語は難しくない。
同じように(5)も解いてみる。
問題訳)
A:あなた自身を(i )してください。
B:私の名前はジョン・スミスです。カナダから来ました。
同じようにこの問題でも
・文章が落ち着いて訳せること
・話していることが「紹介する」で、"introduce"の単語が書ける
ができれば難しくない。一問3点である。
このことから、基本的な単語のスペルをきちんと書ければ単語能力はさほど要求されないことが分かる。
大問2を見てみる。
ここでは高専の問題で文章読み取り能力が必要とされることを知ってもらうために
2013年度大問2(4)について解説する。
A:週末に映画に行きませんか?
B:( )私は土曜日暇なんだ。
A:いいわね。
文章の内容から( )のなかに「いいよ」というような意味が入るのは大抵分かるだろう
しかし、選択肢の中には
ア:Why not ?(これが答え)
イ:私は違う
ウ:もちろんだめ
エ:なにそれ
しかない、ア:Why not ?の意味を正確に知っていれば解けるだろう。
しかし、知らなかったら
受験生:「Why(なぜ?)のあとに否定の(not)が入っている。これは「いいよ」という意味ではないだろう」
と、思ってしまうのではないだろうか。
しかしイ、ウ、エがきちんと訳せて自信があれば答えがアであることは消去法で分かるだろう。
ところで、ア:Why not ?には2つの訳がある。
1、「(勧誘の問に対して)もちろん」
2、「(相手の否定に対して)どうしてだめなの?」
である。
上の問題で間違ってしまう人は2、のように訳してしまうのだ。
しかし、単語帳の意味を正確に一つ一つ覚えていくのは大変だし、
出来たとしても、取りこぼしがあるかもしれない。
つまり、文章読み取り能力が大事というのはこういうことなのである。
ここで大切なのは、もしア:Why not ?の意味を知らなくても他の選択肢をきちんと訳せることで
正解のアを導くということなのだ。
以下に大問3の解説ページをの書きました