数学
例)数学の解答(2013年度版)
数学で注目すべきは、まず、問1の配点の高さである。2013年度の数学問1は大問1問だけで45点の配点がある。
これは2013年度に限らず、どの年も40点位の配点が大問1にはある。
大問1の問題は次のような具合だ
例)数学の問題 (2013年度版)
確かではないが(1)~(4)くらいまでは中学校1年生と2年生の問題だと思う。
また、中学校3年生である程度勉強をした人ならば(7)までは解けるはずである。
(8)、(9)は受験勉強として勉強をした人でなければ難しいかもしれない。
しかし、受験勉強を始めれば比較的簡単に解ける問題である。
このことから大問1で40点は固いだろう。試験では、はじめの20分のうちに大問1を解いてしまうことだ。
受験勉強では、まず、各年の大問1だけを集めて片っ端から解いてしまうのが良いだろう。
大問1を解くのに必要な知識には、限りがある。それを知れば良い。
大問2~5は各配点が10~15点である。
この中で図形の証明は比較的簡単だと思われる。
というのも、そもそも証明問題の難しいのは、論理的数学的文章の作成にあるからだ。
これが穴埋め式になったのでは簡単になるのは一目瞭然であろう。
例)数学の問題 (2013年度版)
わざわざ選択肢まである。これならば証明の知識さえがあれば、試験前日によく寝ておけば解けるであろう。
この穴埋め式証明問題、もしくはそれに類似するものは毎年出ている。
残りの大問は3問であるが、この中で大問2は毎年簡単な問題が多い
これは高専の入試問題独特の問題である。毎年どこの範囲がでるか、というのも難しい。
のこった2問の対策については難しいのでここでは書かないことにする。
しかし、この2問だけで30点あるので全く解けない、というのはまずい。
加えて、数学の場合は上に書いたとおり他の教科に比べて傾斜配点により重視される。
この30点は必ず取るべきであろう。
近日発行予定のメルマガには更に詳しい解説を書く予定です。