以下のビジョンと課題を常に念頭に置いて行動することが肝要となる
1.すそ野の拡大
カーラー(Curler=カーリングプレーヤー)を増やす
経験者・希望者・有志問わず、かかわりたい人を石川で一人でも多く募集する。
経験者=1回でも氷上でストーンを投げた人から試合経験者まで
→ 実力に応じて即指導者になってもらう
希望者=今すぐにでもやってみたい人。カーリングに強く興味を持っている人。
→ 協会設立準備委員会(普及委員会)に参加してもらう
有 志=場所と道具などの環境が整い次第参加したい人
→ 参加者リストに加える
2.道具の確保
16個1セットで150万円もするストーンの調達
ストーンに加え、ブラシ、スライダー、ハック、ハウス描画コンパス、ぺブリング散水機など最低限のものをそろえると総計200万円くらいはかかる。中古ストーンなら最低30万円からあるが、品質の保証は不明。まずは中古からでもそろえたい。すると、総計80万円からとなる。
⇒個人負担の限度を超えているので、篤志家・スポンサーを募る。
3.ホールの建設
最大目標 ―― カーリングホール(カーリング場)の建設
個人負担を超えているどころか、建設して利用が始まっても採算がとれる施設ではないので、当然行政の出番となる。先進地北海道・長野の例に倣って、行政が音頭をとって建設を進めてもらうよう働きかける。
4.オリンピック選手輩出
次の大目標 ―― 石川チームをオリンピックへ
石川産のカーリングチームを強化し、国体―日本選手権―世界選手権、など上位の試合で頭角を出させ、最終的にはオリンピックに出場させる。
日本一の女子チーム「北海道銀行フォルテウス」の中核を担う小笠原選手と船山選手は、過去3回のオリンピック出場経験があり、彼女らの足跡は、映画「シムソンズ」として描かれている。
彼女らのチーム青森時代のトリノオリンピック出場を機に、日本中にカーリングブームが起こり、カーリングが注目された。
2018年オリンピックで、北海道北見市(旧常呂町)出身者中心に結成された女子チーム「ロコ・ソラーレ」が日本カーリング史上初のメダルである「銅」を獲得。3位決定戦で強豪イギリスチームを下した瞬間日本中に感動を巻き起こす。
石川にカーリングホールができれば、彼女らの中から石川にコーチに来てもらい、石川在住のもとカーリング普及と強化に尽力してもらう。
5.オリンピックで優勝
最終的最大目標 ―― 石川チームがオリンピックで優勝
夢のまた夢のような構想ではあるが、これほど高い理想を掲げないと途中段階での発展はありえない。
石川産のカーリングチームが優勝すれば、石川は北海道や長野を上回るカーリングのメッカとなり、世界から注目され、世界中からカーリングの修行に石川に人が集まってくる。
ここを、この壮大な構想の最終ゴールとしたい。