講座実施を検討されている方へ

星空案内人資格認定制度によって星空案内人(星のソムリエ®)の資格認定をおこないたい団体のみなさんへ

 みなさんの地域で、 星空・宇宙を楽しむ活動の活性化のため、 仲間づくりのために本制度をご利用ください。 このページでは資格認定制度の導入の方法について説明致します。

 また、地元に星空案内人、星のソムリエ、の講座がないので講座開講できないかな?と思った時もお気軽に以下のメールアドレスに相談ください。

  starrysky■star-sommelier.org  (ただし、■をアットマークに変えてください。)

1.準備段階

どのような資格であるかのおおよその姿を知るには左側の目次またはメニューボタン(🈪)の中から資格を取得するにはをクリックして、資格認定講座の受講生の立場で見た資格の概要を理解するのが良いと思います。

★次に、資格認定講座を主催する立場を理解するために、同じメニューのなかの、実施団体のみなさまへの欄にある基本三点セット:

をご覧下さい。

これをみると、資格認定講座を開催し資格認定をする団体が何をするのかがわかると思います。例えば、一科目100分以上の講座を7科目開かなければならないことがわかると思います。科目は、「さあ、はじめよう」「望遠鏡のしくみ」「宇宙はどんな世界」「星空の文化に親しむ」「星座を見つけよう」「望遠鏡を使ってみよう(あるいは、プラネタリウムを使ってみよう)」「星空案内の実際」です。受講生の記録することや年次報告の義務があることもわかると思います。その他、重要なことが基本三点セットに書いてあるので熟読してください。

★つぎに、同じメニューの資料集をクリックしてください。そのなかのどの文書も制度の実施担当者としては必須のアイテムですので興味のあるものから順に読んでみてください。「星空案内人制度Tips」にはたくさんのヒントが掲載されています。少し古いですが「スタートアップガイド」 に詳しい制度導入の方法が書いてあります。 

※ なお組織が2023年7月7日より変更になり、 従来の「星空案内人資格認定制度運営機構」から「特定非営利活動法人星のソムリエ機構(以下、機構)」に代わりました。 この部分については古い記述になっていますが 基本的な制度実施の方法は変わっていません。

★書類を読んでも実際どうするのかが分からないことも多いのが 普通です。遠慮なく機構の窓口に相談してください。(メニュー欄のヘルプデスクをクリックします。) 実施しているスタッフから生の声を聞くことができます。 きっと具体的なイメージが湧いてくるとおもいます。 また、既に実施している近所の団体の方から話を聞いたり、 見学したりすることも良い考えです。 

★この制度に関心のある方、制度の導入を検討されている方、すでに実施している機関 の実施担当者などが入ったメーリングリストがあります。是非ご加入下さい。 

★機構への相談、および、 メーリングリストの参加申し込みは以下のアドレスへ:

starrysky■star-sommelier.org   (ただし、■をアットマークに変えてください。)

機構は自信をもって、「ニーズと効果はほぼ確実」と申し上げたいと思います。


2.企画および申請

参加の申請の方法について説明します。(上の準備段階に記載されていることを十分に行ってから申請段階に入りましょう。)

以下の文書を作成し 機構に提出します。

(1) 参加申し込み書(様式1)

(2) 実施計画書(様式2)

(3) 初回講座の募集要項(案の段階のもので良い)

        ※(1)(2)の様式は以下をクリックして「実施団体参加申込書」というファイル をダウンロードしてください。

 ※(3)の募集要綱は募集のチラシ(原稿段階も可)や募集のホームページの 準備中のものをご提出ください。 

        ※申請書の書き方については、「実施団体参加申込書記入の手引き」をよくお読みください。

(実施団体参加申込書記入の手引き(様式1,2)のダウンロード )

※すでにこの制度を行なっている実施団体に委託したいときは、委託の場合取扱説明(こちら )と別の様式4、5(こちら)を使って申し込みください。

 機構は、本制度をぜひとも皆さんの地域で成功させていただきたいという 思いでいっぱいです。これまでの経験をできるだけみなさんに お伝えし、容易にしかも楽しく星空案内人を養成し、みなさまの仲間作りに 貢献したいと思っています。 

 成功するような計画にするために、 皆様と一緒に考えながら、よい実施計画づくりに協力いたします。 従いまして、様式2についてはとくに何回も修正を加えながら完成にもって いきます。途中、一度申請してすぐに承認という風には普通ははなりませんのでご了承ください。

 募集開始のすくなくとも3ヶ月前には申請するようにしてください。 初回の申込書提出ののち審査がおこなわれ、通常2〜3回の修正・再提出が必要になります。初回の申請ですぐに承認されることは稀ですので、 募集開始まで2ヶ月をきっているときは受付をいたしませんのでご了承ください。 まずは、申請書の電子版を

starrysky■star-sommelier.org        (だだし、■をアットマークに変えてください。)

に送り、申し込み下さい。 ここからがスタートになります。

 

 企画の作業の基本となるのは以下の様なことでしょう:

        (1) 育てたい案内人像をはっきりさせる。

        (2) 各科目の講師、開催場所、運営スタッフの確保

        (3) 講座受講生の卒業後の実践の場を(1)にふさわしいものとして準備


3.審査 (機構申請係)

 申請書類が整ったところで、 機構申請係が機構会議に申請書類を提出します(審査)。機構会議は実際に無理無く星空案内人が養成できるかについて 親身になって検討し審査します。

 審査が終わったら、 審査結果を申請係から申請者にお伝えします。 計画の一部変更や書類の字句の修正をお願いすることがあります。 また、役に立ちそうなコメントを差し上げます。 参考:審査の流れ図

注意:修正が必要との審査結果の後、半年以上修正された申請書が提出されないときは、一旦、申請は取り消されたとみなします。(次回は新規申請として扱います。)

4.申込書書類(最終版の提出)

 仮承認になりましたらその旨の通知があります。そして、以下をお願いします。

(i)修正があれば修正をしてください。このときは、修正した書類の 電子版を機構に提出ください。修正がなければこの プロセスは提出は不要です。

 (ii)申込書類(1)(2)(3)の紙版を作成し、様式1に押印の上、機構に郵送します。送り先など具体的方法は機構より仮承認の時に通知いたします。最終版の紙版押印済みを機構が受け取ることをもって正式な承認となります。

5.参加確定(運営機構)

 ホームページ上の「認定講座開講状況」に掲載します。 (これで公的に開講されていることが周知されます。)

6.実施者の義務

 実施に入りましたら以下の報告が義務づけられていますので かならず報告してください。1年以上報告が無いときは実施団体の 資格が取り消されます。

 (a)開講状況(募集、開講開始、講座修了、認定)の情報を 随時実施団体のメーリングリストに報告してください。

(b)準案内人、案内人の認定が行われたら認定数と現在までの累計認定数を 随時実施団体のメーリングリストに報告してください。

(c)年に一度、実施報告書(別紙様式)を機構に提出ください。 

※以上は運営規則に則った報告ですが、なによりも、全国星空案内人制度の ネットワークが大切です。星空案内人制度の実施団体、そして受講生や卒業生、案内人資格取得者のネットワーク をつくっていくことが楽しくまた活発な今後の活動、星空案内人としての 自覚を高めていくことにもなります。いろいろな種類の報告、 たとえば「受講生で観望会をやってみました。」とかをメーリングリストで 流していただけますようにお願い申し上げます。