縦走
「縦走」とは、いわゆる山登り。
しかし、目指すのは一つのピークではない。
はるかな山脈を一つ一つのピークを踏みながら目的地へと向かっていく。
さながら、ピークを渡っていく渡り鳥のように。
雨に打たれ、風にさまよい、雲が晴れ、
振り返るとそこには
歩いてきた道が遠くそびえているのである。
いざ、
バックカントリーへ。
まだ、誰も滑っていない雪面に
自分だけのシュプールを残す。
ゲレンデにはない風景とパウダースノーが
そこにはある。
サイドバックを自転車につけ、はるかな目的地を目指す。
見慣れた日常の世界から始まる冒険。
頼りになるのは、自分の体と、自転車のみ。
いつしか、自転車と一体になり、風を切る。
海外
我らの活動は日本国内にとどまらない。
そう、世界にはまだまだ見たことのない自然がたくさんあるからだ。
世界を体験し、日本を見つめ、自分のルーツを知る。
川の流れの源を目指し、はるかなる水の流れを知る。
入渓し、川原を越え、
なめらかなナメを越え、
大きな淵を越え、源頭のお花畑を越え。
時にはシャワークライミングをし、
時には大きく高巻いて滝を越す。
幕場での焚き火が心を暖めてくれる。
島には、
人の心の奥にある冒険心をくすぐるような何かがある。
自分の生きていた世界から飛び出してしまったような興奮が訪れた者を包む。
そんな島で自分だけの物語を創るのはどうだろうか。