「生涯学ウェブ調査2021」(Lifelong Sciences Web-based Survey 2021, LSWS2021/実施時名称「生活と意識に関する全国調査」)のご紹介


本調査は、科研費・学術変革領域研究(A)「生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新」(Lifelong sciences: Reconceptualization of development and aging in the super aging society)における研究項目B02計画研究(研究代表者:柴田悠)「ウェルビーイングの規定要因に関する実証的研究」(2020~2024年度)(MEXT科研費JP20H05805)の助成を受けて、京都大学が発注主体となり、調査会社に業務委託して実施したインターネット調査です(業務委託仕様書はこちら)。


調査実施時の名称は「生活と意識に関する全国調査」ですが、研究成果発表時などにおいては、科研費「生涯学」との関連を明示するために、「生涯学ウェブ調査2021」(Lifelong Sciences Web-based Survey 2021, LSWS2021)という通称を用いることがあります。


本調査の調査計画は、京都大学大学院人間・環境学研究科における倫理審査において承認を得ています(京都大学大学院人間・環境学研究科人間情報研究・動物実験倫理委員会:承認番号20-H-33)。

■調査概要

・実施時調査名:「生活と意識に関する全国調査」

・通称:「生涯学ウェブ調査2021」(Lifelong Sciences Web-based Survey 2021, LSWS2021)

・実施主体:京都大学

・調査方法:インターネット調査

・調査時期:2021年2月20~25日

・回収数:全国20~69歳男女20,000名

・調査方法:

回答者は、全国に居住する20~69歳の男女20,000名であり、受託した調査会社の保有するインターネット調査モニター(自己登録式)から募集され、データクリーニング後に、住民基本台帳(2020年1月1日)の母集団構成比(47都道府県×2性別×5歳刻み年齢10層=940セル)に基づいて合計20,000票になるように割り当てられた。

具体的には、回答の回収後、データクリーニング(1問あたりの回答時間が中央値に比べて極端に短い回答者、システム制御をかけられなかった設問間で論理的矛盾のある回答者、自由回答が無意味な記号のみの回答者をそれぞれ削除)を施して残った有効サンプルは26,065票であった。その際、有効サンプルの票数が割当票数よりも少ないセルは、発生しなかった。その後、各セル内で割当票数に合わせて有効サンプルをランダムに抽出し、全940セルの合計20,000票が納品された。