「生涯学郵送調査2023」(Lifelong Sciences  Mail Survey 2023, LSMS2023/実施時名称「人生のあゆみに関する全国調査」)のご紹介


本調査は、対象年齢層が異なる2つの調査(「30~70代調査」および「20代調査」)から構成されており、両調査は質問項目が一部共通しています。

30~70代調査」は、科研費・学術変革領域研究(A)「生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新」(Lifelong sciences: Reconceptualization of development and aging in the super aging society)における研究項目B02計画研究(研究代表者:柴田悠)「ウェルビーイングの規定要因に関する実証的研究」(2020~2024年度)(MEXT科研費JP20H05805)による助成を受けて、京都大学が発注主体となり、調査会社に業務委託して実施した郵送調査です。

20代調査」は、科研費・若手研究(研究代表者:三谷はるよ)子ども期の逆境的体験(ACE)の世代間連鎖プロセスの解明」(JSPS科研費JP21K13454)による助成を受けて、龍谷大学が発注主体となり、「30~70代調査」と同じ調査会社に業務委託して実施した郵送調査です。当該若手研究の研究代表者は、上記のB02計画研究の研究協力者も務めており、B02計画研究への研究協力として、20代調査の個票データの一部の使用をB02計画研究班に(必要に応じて)許可しています。


調査実施時の名称は「人生のあゆみに関する全国調査」ですが、研究成果発表時などにおいては、「生涯学郵送調査2023」(Lifelong Sciences Mail Survey 2023, LSMS2023)という通称を用いることがあります。


本調査の調査計画は、京都大学大学院人間・環境学研究科における倫理審査において承認を得ています(京都大学大学院人間・環境学研究科人間情報研究・動物実験倫理委員会:承認番号20-H-33)。

■調査概要

・実施時調査名:「人生のあゆみに関する全国調査」

・通称:「生涯学郵送調査2023(Lifelong Sciences Mail Survey 2023, LSMS2023)

・実施主体:京都大学および龍谷大学

・調査方法:郵送調査

・調査時期:2023年1~2月(30~79歳調査1月27日~2月24日、20~29歳調査1月20日~2月16日)

配布数:全国の30~79歳男女27,000名および20~29歳男女1,750名(層化3段抽出による全国郵送調査モニター)

・有効回収数:30~79歳14,075名(回収率52.1%)および20~29歳717名(回収率41.0%)

・20~79歳加重回収率:50.7%

抽出方法:

配布対象者は、受託した調査会社の保有する全国郵送調査モニター(層化3段抽出:地域・市郡規模で地点を等間隔抽出→世帯を等間隔抽出→母集団性・年齢に準拠して個人を抽出)から2020年国勢調査日本人)の母集団(30~79歳77,946,049名、20~29歳11,260,024名)の構成比(全国5地域ブロック×3都市規模×2性別×5歳年齢層)に基づいて層別の抽出人数が割り当てられ、無作為抽出された