教員紹介
柴田 悠 (Haruka SHIBATA, Ph.D.)
社会学者。
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
1978年、東京都生まれ。
京都大学で学士号・修士号・博士号を取得。
同志社大学准教授、立命館大学准教授、京都大学准教授を経て、2023年度より現職。
社会政策学会学会賞受賞。
どうしたら幸せに生きられるのか?
身近な人の幸せをサポートするには、どうしたらいいのか?
「より多くの人々が幸せに生きられる社会」をつくるには、どうしたらいいのか?――
こういった関心のもとで、私は、
「幸せ」 「生き方」 「親密性(友人関係・恋愛・結婚・家族)」 「社会保障」 「近代化」
などについて、社会学的に研究しています。
専門分野: 社会学、幸福研究、社会保障論、社会変動論
▼ 京都大学広報誌 『紅萌』での紹介記事
▼ 研究内容
私的サポート・公的サポート・生き方・幸福感などについて全国規模のアンケート調査を行い、
そのデータを統計的に分析することで、上記の問いへのより安定的な答えを探っています。
→ 科研費・学術変革領域研究A「生涯学」研究項目B02計画研究(研究代表者)「ウェルビーイングの規定要因に関する実証的研究」(2020~2024年度)
以前の関連研究:科研費・若手研究B(研究代表者)「私的/公的サポートがwell-beingに与える影響に関する実証的研究」(2015~2019年度)
以前の関連研究: 柴田悠、2010、「近代化と友人関係――国際社会調査データを用いた親密性のマルチレベル分析」『社会学評論』(日本社会学会)
関連報道: テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(2022年5月19日放送)
2. 国際比較時系列データを統計的に分析することで、政策や社会状況が人々の行動に与える影響について研究しています。
→ 成果(一部):
→ 掲載記事での試算を改訂した詳細版はこちら(zipファイル) 。
→ 改訂版の英語版と中国語版が外務省のウェブ誌「Discuss Japan」で公開 (2017年4月18日)
→ 2020年版を、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)主宰・有識者懇談会「選択する未来2.0」第2回会議 (2020年3月27日)で講演(「少子化対策の費用対効果」)
→ 2022年版を、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(2022年5月19日放送)で紹介
→ 2023年版(少子化対策とその前提としての虐待予防策)を、2023年2月16日衆議院予算委員会(中央公聴会)で公述人として意見陳述し(9兆円パッケージ版)、2023年2月20日内閣官房「第3回こども政策の強化に関する関係府省会議 」(岸田文雄首相・小倉將信大臣出席/於・首相官邸)で提言(6兆円パッケージ版)。後者の会議で配布した資料はこちら(前者の公聴会での配布資料を後半に含む)。
(写真提供:衆議院)
(出典:NHKニュース「衆院予算委公聴会 専門家4人が食料安全保障や少子化対策に意見」2023年2月16日放送)
(出典:TBS「サンデーモーニング」2023年3月5日放送)
(出典:TBS「Nスタ」2023年2月20日放送)
(出典:日本テレビ「news zero」2023年2月28日放送)
(出典:TBS「news23」2023年3月1日放送)
(出典:読売テレビ「す・またん!」2023年3月20日放送)
(出典:フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」2023年4月16日放送)
(出典:NHK「日曜討論」2023年5月7日放送)
(出典:NHKスペシャル「2024私たちの選択:AI×専門家による“6つの未来”」2024年1月4日放送)
(出典:朝日放送「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」2024年5月4日放送)
BSフジ「プライムニュース」(2016年11月24日放送)で『子育て支援が日本を救う』の特集
→ 議場で配布した資料はこちら(zipファイル) 。
NHKスペシャル「私たちのこれから 子どもたちの未来」(2017年6月4日放送)で研究紹介
NHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第1回」(2017年7月22日放送)で「AIの解析結果から読み解かれた提言」への批評役を担当
NHK「日曜討論」(2018年10月21日放送)で社会保障の政策提言
これらの一部で示した独自の統計分析のデータ(Excel、Stata)とコマンド(Stata)と予測値計算表(Excel)のダウンロードはこちら(zipファイル)。
※ 略歴: 京都大学の教員紹介ページ
※ 経歴・業績一覧: 国の研究者紹介ページ
※ 言論活動: 国会、テレビ、新聞、雑誌、Yahoo!ニュース エキスパート、ウェブメディア、ラジオなど (活動記録→国の研究者紹介ページ)