原宿自治会館落成記録(平成12年11月26日(2000年))掲載2025年7月16日
掲題資料は原宿自治会の生い立ちも含まれており紹介します。
会館建設用地については経緯が難しく要約してみました。
■原宿自治会館建設について
平成10年10月31日(1998年)自治会本部役員・自治会相談役・川尻財産区原宿選出議員・歴代原宿造林組合長合同会議の皆さんによる会館建設資金協議会が開催されプロジェクトが始動したとあります。
平成11年3月28日定時総会にて新会館を平成12年度中に建設することが議決されました。その後、建設委員会が組織され間取り検討・見積依頼・建築施工業者選定検討・補助金申請・見積内容検討・施工業者決定がなされました。
平成12年3月26日(2000年)定時総会にて施工業者・建築費・会員負担金・集金方法協議が承認され建設工事契約が締結されました。
4月2日起工式、7月16日上棟式、10月9日旧自治会館取り壊し、10月24日借入金申請、10月28日会館受け取り、11月4日南分館から引っ越し、11月26日落成式となっています。
■原宿自治会館建設用地について
新自治会館が建設された土地は昭和3年4月当時46名の共有地として購入され、10数年間にわたり畑作されその後、共有者のご好意により原宿部落会へ貸与されたそうです。
昭和17年7月地元有志の奉仕により原宿クラブが建築されました。
昭和56年頃より原宿クラブ建築用地と北側の51名の共有地(現堀公園)は、町道原宿堀線の拡幅用地としての提供の求めがありましたが権利者の多さから長年にわたり懸案となったそうです。
平成8年町道原宿堀線の拡幅が改めて提起され、原宿共有地主会では度重なる検討から町計画に同意されたとのことです。
原宿共有地主会様のご協力により町道原宿堀線の拡幅が行われ、自治会館は町からの借地として建設されました。(原宿クラブを旧自治会館と推定すると築59年)
旧自治会館(撮影2000年4月1日)
新自治会館(撮影2012年4月12日)