2013年 5月,無事に免許を取得いたしました。
このページは記録として保存しておきたいと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
基本的に,このページは光永の備忘録です。
個人的な学問的興味であった中学校「技術」の免許ですが,
数年に渡り行っていた研究報告や新学習指導要領への対応もあり,2010年5月に研修許可が下りました。
ただし,校務に影響を与えない範囲での許可ですので,2年程度の長期計画でガンバろうと思います。
検討した履修計画と取得状況は以下の通りです。
同一校種他教科免許状の取得(別表第四)
第六条第3項別表第四を根拠として,
専修・1種 →1種 ならば,教科20単位+教科教育法8単位 (高校4単位)
専修・1種・2種→2種 ならば,教科10単位+教科教育法3単位
であるので,同一校種他教科である 中学校教諭免許状(数学) を基にして取得しようと調べてみたところ,
1種取得では,教科:木材加工・金属加工・機械・電気・栽培・情報とコンピュータ(各製図・実習込み)
各1単位以上で20単位+技術科教育法・指導法8単位
2種取得でも,教科:木材加工・金属加工・機械・電気・栽培(各製図・実習込み)
各1単位以上で10単位+技術科教育法・指導法3単位 (実質4単位)
実習科目が多いので,勤務しながらだと何年掛かるかがわからず現実的ではない,と結論付けました。
隣接校種同教科免許状の取得(別表第八)
そこで,はじめから 2種に照準を合わせ第六条第2項別表第八を根拠として,
隣接校種の実務経験年数3年+大学9単位にする 隣接校種同教科の2種免許状 に限った方法に。
「中学校 技術」の場合は,「高等学校 工業」と「高等学校 情報」が隣接校種になります。
ですので,光永は高等学校「情報」の指導暦で基準を満たします。
・教科もしくは教職に関する科目: 4単位
(木材加工・金属加工・栽培(各製図・実習込み)を各1単位以上入れること)
・技術科指導法: 2単位
・道徳の指導: 1単位
・生徒指導,教育相談および進路指導等: 2単位
最低9単位ですが,開講状況によっては12~14単位が必要ということになります。
また,既に中学校数学の免許取得時に道徳や生徒指導等の単位は取っているのですが,
根拠となる免許状取得後に修得した単位が必要なため,もう1回修得しなくてはなりません。
因みに,道徳の単位を2単位分修得すると,1単位分を教科もしくは教職の単位に含められます。
取得計画
結論としては,第六条第2項別表第八を根拠として取得することにしました。
具体的な計画は以下の通り。
・教科もしくは教職に関する科目 (4単位)
免許法認定講習(埼玉県)「木材加工(製図・実習含む)」 (2010年8月11~13日) (1単位修得)
東京都市大学 「金属加工(製図・実習含)」 (2012年度 後期) (2単位修得)
東京都市大学 「栽培(実習含)」 (2011年度 前期) (2単位修得)
・技術科指導法 (2単位)
東京都市大学 「技術教育法(2)」 (2010年度 後期) (2単位修得)
・道徳の指導法 (1単位)
放送大学 「道徳教育論('09)」 (2010年度 後期) (2単位修得)→ 1単位分は教職科目単位
・生徒指導,教育相談および進路指導等 (2単位)
放送大学 「スクールカウンセリング('10)」 (2010年度 後期) (2単位修得)
免許法認定講習は実習中心で,他校の先生と交流も図れて有意義でした。
(必要な科目が開講されるかは,教育委員会によるところが大きく未知数ですが)