基本的に,このページは光永の備忘録です。
個人的な学問的興味の小学校全科免許の取得についてです。
2013年4月現在,取得予定はありません。
今後,思い立ったときのために残しておきます。(当分あり得ないと思いますが)
隣接校種同教科免許状での取得 (別表第八)
実務経験を活かす方法として,第六条第2項別表第八があります。
隣接校種の実務経験年数3年+大学12単位(中学校→小学校)にする 2種免許状 に限った方法です。
「小学校」の場合は,「中学校」と「幼稚園」が隣接校種になります。
ですので,光永は中学校「数学」の指導暦で基準を満たします。
・教職に関する科目: 10単位
(各教科の指導法を5教科以上入れること)
・生徒指導,教育相談および進路指導等: 2単位
各教科の指導法は,国語(書写を含む),社会,算数,理科,生活,音楽,図画工作,家庭,体育のうち
有する免許教科を除く5教科以上の指導法となります。
また,既に中学校数学の免許取得時に生徒指導等の単位は取っているのですが,
根拠となる免許状取得後に修得した単位が必要なため,もう1回修得しなくてはなりません。
教員資格認定試験での取得
幼稚園,小学校,特別支援学校の3校種については,大学等で専門教育を受けていなくても,
広く社会から人材を求める観点で,年に1回教員資格認定試験があり,合格するとそれぞれの2種免許状
(特別支援学校は1種)が得られるようになっています。
第1次試験 (全て筆記(択一式))
・一般教養科目: 人文科学,社会科学,自然科学,英語 (教員免許保持者は免除)
・教職に関する科目(Ⅰ): 教育原理,教育心理学,特別活動,生徒指導等
・教職に関する科目(Ⅱ): 小学校の各教科の指導法及びこれに付随する基礎的な教科内容
(9教科中,音楽,図画工作,体育から2科目以上含んだ6教科選択)
第2次試験
・教科に関する科目: 小学校の各教科に関する専門的事項 (9教科中1教科選択) 筆記(論述式)
・教職に関する科目(Ⅲ): 音楽,図画工作,体育の3教科のうち,1次で受験した2つ 実技
・口述試験: 小学校教員として必要な能力等の全般に関する事項 (教員免許保持者は免除)
第3次試験
・指導の実践に関する事項: 授業観察,指導案等作成,討論等 (教員免許保持者は免除)
この方法の難点は,試験科目の多さでしょうか。
例年の合格率が1桁であることがそれを物語っています。
以上より,勤務しながらの学習を考えると,何年掛かるかがわからず現実的ではない,と結論付けました。
取得計画
最終的な結論としては,第六条第2項別表第八を根拠として取得することが近道のようです。
具体的な計画は以下の通り。
・教職に関する科目 (10単位)
日本女子大学や玉川大学,明星大学の通信教育部で科目履修
免許法認定講習(都道府県教育委員会)の受講 のいづれかで単位修得
・生徒指導,教育相談および進路指導等 (2単位)
放送大学 「スクールカウンセリング('10)」 (2010年度 後期) (2単位修得)