研究内容
本研究室では、材料、特に、炭素材料やセラミックス複合材料に着目し、基礎から応用まで幅広く行っているのが特徴です。面白い機能を持った材料であれば、材料の種類を問わず、視野を幅広く持ち、あらゆる材料の研究に挑戦しています。
省資源・省エネルギー・低環境負荷製造の観点に立った、材料の物理的・化学的・機械的特性の改善・改質・融合・相乗やプロセス改質による、材料の高機能化・高付加価値化の実現を目指します。また、その延長線上にある新規高機能性材料の開発を目指します。
研究の基本的な考え方は、「ありふれた原料・前駆体へのナノレベルの物質添加and/orナノレベルの構造制御による材料の高機能化」です。
例えば、炭素材料の研究では、「Carbon Alloy」を基本概念としています。(※ 「Carbon Alloy (カーボンアロイ)」とは「カーボン原子の集合体を主体とした多成分系からなり、それらの構成単位間に物理的・化学的な相互作用を有する材料。但し、異なる混成軌道を有する炭素は、異なる成分系と考える。」とする概念です。)
実社会に役立つ「ものづくり」に興味がある学生、大学院進学希望の学生は歓迎です。理工学類に関しては、物質科学コース、物理システム工学コース、エネルギーコースから募集しています。
「少しぐらい勉強ができなくても、明るく元気な学生」がモットーです。
以下に主な研究テーマ(過去のテーマも含みます)を示します。
現在のテーマ
▶ (バイオマス)セルロースナノファイバー由来カーボンナノファイバーの作製と高機能化
過去のテーマ(希望があれば行うテーマ)
過去のテーマ