投稿日: 2015/12/31 4:18:35
【1月22日(金)第12回口頭弁論】○ 集合:午後1時
横浜地裁前(日本大通り側)
○ 地裁前集会:
午後1時~1時30分
○ 傍聴抽選:午後1時40分
地裁1階ホール
○ 口頭弁論:午後2時開廷
横浜地裁101号法廷
※ 抽選に外れた方には報告集会会場でDVDの上映を予定しています。
○ 報告集会:午後3時頃~
波止場会館5階多目的ホール
開廷前に地裁前(日本大通り側)で事前集会を開催し、裁判の進行等について説明します。
「福島原発かながわ訴訟」の傍聴は抽選です。
第14回3月23日の報告集会会場は情文ホールです。スケジュールは1月と同様です。
福島原発事故被災者は、追いつめられた気持で5年目の冬を迎えようとしています。政府と福島県は、2017年3月までに「帰還困難区域」を除く全域の避難指示を解除し、東京電力の精神的損害賠償も1年後に打ち切る、避難指示区域外からの避難者に対する住宅の無償提供を打ち切る、ことを決定しました。福島県内の放射能汚染、被害回復の現状、被害者の置かれている状況とは無関係に、発生から6年を期限とする「事故処理終息宣言」に等しく、被災者に帰還か流民かの二者択一を迫る理不尽なものです。
平穏な日常生活と故郷を突然奪われ、過酷な生活を強いられている県外避難者は今なお4万4千人を超え、神奈川県内への避難者は約4千人といわれています。神奈川県では2013年9月以来、61家族・174人が横浜地方裁判所に集団訴訟を起こし、「暮らしを返せ!故郷を返せ!」と訴え続けています。
裁判では毎回、原発事故被害者の原告本人が意見陳述に立ち、かけがえのない日常生活とふるさとを奪われた被害の実情を自らの言葉で切々と訴え、裁判官もその言葉に耳を傾けています。
国と東電の事故責任に踏み込んだ勝利判決を獲得するために、傍聴席から応援しましょう。
***
【東京、千葉、埼玉など首都圏各地の訴訟も応援しよう】
現在、全国18地裁、2支部の裁判所(札幌地裁、山形地裁、新潟地裁、仙台地裁、福島地裁、福島地裁いわき支部・郡山支部、東京地裁、千葉地裁、横浜地裁、さいたま地裁、前橋地裁、名古屋地裁、京都地裁、大阪地裁、神戸地裁、岡山地裁、広島地裁、松山地裁、福岡地裁)において、1万人以上の福島原発被害者が原告となって訴訟を闘っています。
神奈川でも全国の集団訴訟と連携しながら、原告側の主張を立証するため、被災地の状況を把握するための資料、専門的な文献、東電や国の内部資料等を収集、提出する必要があります。全国の訴訟の中でも進行の早い裁判所ではすでに専門家の証人尋問や原告本人尋問が行われ、来年3.11前に判決が出される可能性もあるとみられていましたが、国と東電は不利な判決が出ることを恐れて裁判の引き延ばしを画策しています。
いよいよ訴訟は佳境に入っていきます。友人知人・親戚などにも声をかけ、全国各地の裁判を傍聴して、国と東電の不当な対応を許さないよう監視の目を光らせ、原告たちを応援しましょう。
首都圏の口頭弁論期日をご紹介します。裁判長の判断によって、傍聴を先着順にするか、抽選にするか違いがあります。傍聴抽選の場合の締切時刻もそれぞれの裁判所によって違います。開廷の30分以上前に裁判所に到着して確認することをお勧めします。時間にゆとりがない場合は、期日の直前になりますが、それぞれの裁判所のホームページで傍聴抽選を行う裁判の情報を確認することができます。力を合わせて国と東電の責任を追及しましょう。
◎千葉訴訟
2016年2月5日(金)、3月25日(金)10:00~ 千葉地裁201号法廷
◎東京訴訟
2016年1月20日(水)、3月16日(水)10:00~ 東京地裁103号法廷
◎さいたま訴訟
2016年1月27日(水)、4月13日(水)、6月22日(水)15:00~ さいたま地裁101号法廷
◎群馬訴訟
2016年1月8日(金)10:00~ 前橋地裁
◎南相馬・避難20ミリ撤回訴訟(第2回口頭弁論)
2016年1月13日(水) 東京地裁
◎井戸川克隆 福島被ばく訴訟
2016年2月4日(木)、4月20日(水) 10:00~、6月15日(水) 10:30~ 東京地裁103号法廷
◎東電株主代表訴訟
12月24日(木)10:30~、2016年2月4日(木)13:30~ 東京地裁103号法廷