『ふくかな通信』第50号（2019.6.15）

投稿日: 2019/06/18 1:07:34

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【転送・転載歓迎】

発行：福島原発かながわ訴訟を支援する会

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「ふくかな通信」第50号をお送りします。

このメルマガでは、主として訴訟の状況を皆さんに知らせ共有し、

避難者の方への支援を続けていくことを目的としています。

各団体の活動へのご理解及びご支援を何卒よろしくお願い致します。

（2019年6月15日現在会員 409名サポーター 202名計 611名）

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★Index★

【かながわ訴訟判決を受けて－6月2日(日)セミナーを開催しました】

【東京高裁：群馬と千葉の控訴審を応援しよう】

【東北・関西の控訴審も進行中！】

【各地の訴訟も応援しよう】

【ふくかな総会は10月12日(土)開催です】

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「かながわ訴訟2月20日判決を受けて」6月2日ふくかなトライアルセミナーへのご参加ありがとうございました。

簡単な報告を下記にまとめました。

第2部の記録動画はふくかなのホームページで公開しています。

https://sites.google.com/site/fukukanaweb

かながわ訴訟の第2幕、東京高裁の闘いは秋に審理をスタートさせる方向で着々と準備が進められています。

弁護団は、地裁判決の問題点を指摘して争点を明らかにする控訴理由書を７月中旬にも提出。

原告団は、5月31日、横浜市中区の波止場会館で第７回原告団総会を開き、地裁判決の到達点と課題を確認。

高裁でさらに前進した成果を目指すと共に、全国で展開されている訴訟との連帯を深め、全被害者の人権回復に向けた政策変更を迫る闘いにも積極的に取り組む、という活動方針を採択しました。

役員体制は、団長＝村田弘、副団長＝山田俊子・岩渕馨、事務局長＝唯野久子です。

地裁判決の課題を克服して、さらに前進した判決を勝ち取ることができるように、原告団・弁護団とともに闘いましょう。

今年3月末には避難指示区域外からと避難指示が解除された区域からの避難者への住宅支援がすべて打ち切られてしまいました。

福島県は、４月以降も国家公務員宿舎から退去できないでいる原発避難者53世帯に対し、近く「家賃２倍相当の損害金」の請

求書を送付すると断言しています。

ひだんれんを中心に、子ども被災者支援法議員連盟の国会議員に呼びかけ、緊急の「復興庁・財務相・国交省申し入れ及び記者会見」を6月20日(木)午後1時30分から参議院議員会館B101号室にて行います。

また、福島県知事あての申し入れと記者会見を6月21日(金)10時から福島県庁にて行います。

参加可能な方は詳細をお知らせしますのでご連絡ください。

これまでの動きは、民の声新聞の鈴木博喜さんが追跡取材して、記事を掲載していますので参照ください。

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-332.html

福島県を前面に立てた「帰還・復興路線」の圧力は強く、状況を打開できていません。

「避難者を住宅から追い出さないで！」の声を広げていきましょう。

【かながわ訴訟2月20日判決を受けて－6月2日セミナー開催しました】

6月2日(日)12時～16時、横浜市開港記念会館講堂においてふくかなトライアルセミナーを開催しました。

長時間のセミナーでしたが、第1部の「恐怖のカウントダウン―東海第二原発を止めたい」上映から多数お集まり頂きありがとうございます。

第1部では、東海第二原発の危険性についてわかりやすくまとめた動画を上映しました。

予告編と自主上映会希望の申し込みサイトはこちらで紹介されています。

https://www.youtube.com/watch?v=NfnXdRP1zvQ

東海第二原発については、6月22日(土)午後2時から、町田市民フォーラム3Fホールにて講演会「茨城県民はなぜ、原発再稼働に反対しているのか!!－首都圏の人たちはなぜ意思表示をしないのか？」が開催されますのでご紹介します。

講師は東海第二原発差止訴訟団共同代表の大石光伸さんです。

第2部では「福島原発かながわ訴訟2.20判決を巡って」、弁護団の黒澤知弘事務局長が地裁判決の詳細な分析結果を報告。

原告団からは村田弘原告団長が「棄民NO!の原点に返って闘うと集団訴訟や被害者を取り巻く状況を基に、かながわ訴訟が果たすべき役割、今後の闘いの方向と決意を語り、唯野久子事務局長が原発推進のための「被害隠し」に怒りをこめた。

原発事故ウオッチャーのおしどりマコさんはあらゆる場で隠された情報を引き出して、真実を明らかにしよう。

そのために、原発事故の時に政権を取っていた議員が中心にいる立憲民主党の半径5mに入って、政治を変えていきたいと決意を語った。

最後に、司会の久保新一ふくかな共同代表から、集団訴訟判決がピークを迎える来春を見据え、これまでの到達点をテコにして全ての被害者の救済と権利回復に向けた闘いの態勢を早急に整えていくことを確認して閉会した。

第2部の記録動画をふくかなのホームページで公開していますので是非ご覧ください。

https://sites.google.com/site/fukukanaweb/

「おしどりマコ」さんは、次の参議院選挙に立候補予定です。

皆さんそれぞれに支持政党がありますし、全国比例では当選してもらいたい人が何人もいるので、ふくかなでは特に推薦という形はとりませんが、全国を飛び回って原発事故の情報を集め、被害者とともに悲しみ・悩み・怒りの声を上げ続けてくれている「おしどりマコ」さんにはぜひ国会で働いてもらいたいですね。

【東京高裁：群馬と千葉の控訴審を応援しよう】

◇千葉訴訟 7月19日(金)9時40分～16時30分《原告本人尋問8人》

◇群馬訴訟 9月17日(火)13：30、11月5日(火)10：30（※結審の可能性あり）

【東北・関西の控訴審も進行中！】

◎仙台高裁生業訴訟 7月22日(月)10時《原告6人陳述》

避難者訴訟 7月17日(水)10時

◎大阪高裁京都訴訟 9月10日(火)14時30分

【各地の訴訟も応援しよう】

－各地地裁の避難者訴訟－

◎愛知・岐阜訴訟名古屋地裁 8月2日(金)14時【判決】

◎東京訴訟（第2陣）東京地裁 9月4日(水)10時30分～、12月4日(水)

◎さいたま訴訟さいたま地裁101号法廷 7月17日(水)10時30分

◎いわき市民訴訟福島地裁いわき支部 7月23 日(火)9時50分～《原告4名尋問予定》

◎関西訴訟大阪地裁本館202号法廷 8月22日（木）14:00 、11月21日（木）14:00

◎ひょうご訴訟神戸地裁 7月18日(木)14時

◎九州訴訟福岡地裁 7月10日(水)10時《午前：崎山比佐子先生主尋問、午後：原告本人尋問》

－その他福島原発事故関連訴訟－

◎東電刑事訴訟東京地裁104号法廷【判決】9月19日(木)13時15分

判決直前集会 9月8日(日)午後、都内で開催予定

◎東電株主代表訴訟東京地裁103号法廷 7月11日(木)10時30分

◎井戸川裁判(福島被ばく訴訟)東京地裁103号 7月10日(水)10時30分

◎南相馬・20ミリ撤回訴訟東京地裁103号 8月28日(水)14時30分

－避難用住宅追い出し訴訟－

◎米沢雇用促進住宅避難者追出し裁判山形地裁 7月12日(金)14時

【ふくかな総会は10月12日(土)開催です】

今年のふくかな総会は、10月12日(土)午後、かながわ県民センター2階で開催予定です。

東京高裁での控訴審の取り組みを議論する大切な総会です。詳細は後日お知らせします。