『ふくかな通信』第49号(2019.4.29)
投稿日: 2019/05/07 1:29:12
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【転送・転載歓迎】
『ふくかな通信』第49号(2019.4.29)
発行:福島原発かながわ訴訟を支援する会
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「ふくかな通信」第49号をお送りします。
このメルマガでは、主として訴訟の状況を皆さんに知らせ共有し、
避難者の方への支援を続けていくことを目的としています。
各団体の活動へのご理解及びご支援を何卒よろしくお願い致します。
(2019年4月29日現在 会員 406名 サポーター 204名 計 610名)
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★Index★
【かながわ訴訟判決を受けて-6月2日(日)セミナー開催します】
【東京高裁:群馬と千葉の控訴審を応援しよう】
【東京、埼玉など各地の訴訟も応援しよう】
【5・19環境・公害・まちづくりフェスタ・今年もブース出します】
【参加予定のイベントなど】
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「福島原発事故被害者訴訟判決報告3・28院内集会」参加ありがとうございました。
2.20横浜地裁のかながわ訴訟と3.26松山地裁の愛媛訴訟は国の責任を認める判決でしたが、残念ながら3.14千葉地裁の千葉第2陣訴訟は第1陣と同様に国の責任を認めない不当判決でした。
神奈川からも多数参加いただき、全国の原告・被害者を励ますことができました。
ありがとうございました。
神奈川では6月2日にセミナーを開き、判決への理解を深め、今後に向けて話し合います。
詳細は下記のお知らせをご覧ください。
ご協力をお願いした「原発事故被害者の救済を求める全国運動第4期請願署名」の提出集会が4月24日に開催されたので参加しました。
今年3月末には避難指示区域外からと避難指示が解除された区域からの避難者への住宅支援がすべて打ち切られました。
自立促進といいながら福島県が提示するのは福島県内への帰還のみ。
国家公務員住宅入居者に対しては立ち退きを強要、4月以降は懲罰的な「2倍家賃」を請求するとしています。
4月25日にはひだんれんを中心に、国会議員同席で復興庁交渉、緊急院内集会、復興庁前で抗議行動が取り組まれました。
「避難者を住宅から追い出さないで!」の声を広げていきましょう。
【かながわ訴訟2月20日判決を受けて-6月2日セミナー開催します】
日時:6月2日(日)12時~16時
場所:横浜市開港記念会館講堂
みなとみらい線日本大通り駅1番出口から徒歩1分
プログラム
第1部:12:00~12:45
「恐怖のカウントダウン―東海第二原発を止めたい」
映画上映(30分)と吉田明さん(東海第2原発差止訴訟原告団)のお話
第2部:13:00~16:00 シンポジウム
「福島原発かながわ訴訟2.20判決を巡って」
〇弁護団から 2.20判決の解説と評価、全国の状況と今後について
黒澤知弘弁護士他
〇原告団から 被害者が置かれている状況―棄民政策を糺す
村田弘原告団長他
〇おしどりマコさん 全国の被害者と出会って思うこと
参加費:会員・避難者は無料、一般の方は500円
今年の2月20日に出された福島原発かながわ訴訟判決。
福島県からかながわに避難してきた方々170人余りが、原発事故の責任と賠償を東電と国に求め横浜地裁を舞台に闘ってきました。
判決は国の責任を明確に認め、賠償額もわずかに上積みされた点では一歩前進したものの、「被ばくの健康影響の評価」と「奪われた暮らしへの賠償」という点では、大きな課題を残すものです。
この裁判は福島からの避難者たちだけのものではありません。
重大事故を引き起こしても原発が事業として成り立つ事故収拾モデルを作り上げたい「原子力ムラ」対「市民/生活者」の闘いでもあるのです。
かながわに暮らす私たちにとって最も近接する東海第二原発が発災すれば、この判決はそのまま私たちを縛ることになるでしょう。
セミナーの第1部では、東海第二原発の危険性についてわかりやすくまとめたDVDを上映します。
稼働40年を経過して20年の運転延長が認可され、再稼働に向けた準備が進められている老朽原発です。
30km圏内に96万人が住む人口密集地の原発、東京まで100km、横浜まで約140kmの首都圏の原発です。
かながわ訴訟は、原告、被告ともに控訴したことで、この秋から東京高裁に舞台を移して第2幕の火蓋が切られます。
その闘いを前に、東海第二原発の危険性を学び、かながわ判決の意味をともに考えましょう。
ぜひ多数ご参加ください。
【東京高裁:群馬と千葉の控訴審を応援しよう】
◇千葉訴訟 7月19日(金)14時 原告本人尋問(予定)
◇群馬訴訟 6月4日(火) 13時30分 原告、国、東電がプレゼンテーションを行う予定
※控訴審は仙台高裁(生業訴訟、いわき避難者訴訟)、大阪高裁(京都訴訟)でも闘われています。
【東京、埼玉など各地の訴訟も応援しよう】
-各地地裁の避難者訴訟-
◎東京訴訟(第2陣)東京地裁 5月29日(水)10時30分 原告意見陳述を予定
◎さいたま訴訟 さいたま地裁101号法廷 7月17日(水)10時30分
※福島地裁(3地区)、名古屋地裁、大阪地裁、神戸地裁、福岡地裁などでも避難者訴訟が闘われています。
-避難用住宅追い出し訴訟-
◎米沢雇用促進住宅 原発避難者追い出し裁判 山形地裁 5月7日(火)15時
-その他福島原発事故関連訴訟-
◎東電刑事訴訟 東京地裁104号 【判決】9月19日 13時15分
◎東電株主代表訴訟 東京地裁103号法廷 5月30日(木)10時30分
◎井戸川裁判(福島被ばく訴訟)東京地裁103号 7月10日(水)10時30分
◎南相馬・20ミリ撤回訴訟 東京地裁103号 8月28日(水)14時30分
【5・19環境・公害・まちづくりフェスタ・今年もブース出します】
5月19日(日)11時~15時
JR武蔵溝ノ口駅前ペデストリアンデッキ
ふくかなは今年もブース出店、パネル展示します。
※参加者全員で憲法改悪反対の意思を示すスタンディングを12時15分から12時35分の20分間行います。
【参加予定のイベントなど】
○5.3 憲法集会 2019
5月3日(木・祝) 11時OPEN、12時~コンサート、13時~集会、15時閉会-パレードへ
有明防災公園(ゆりかもめ「有明」駅、りんかい線「国際展示場」駅)
原告団のブース出店は行いません
〇2.20福島原発かながわ訴訟判決報告会
5月5日(日)15時~17時 日本キリスト教会横浜長老教会礼拝堂(神奈川区桐畑10-8)
お話:唯野久子さん(原告団事務局長)
〇心はいつも子供たちといっしょinあざみ野
3.11からはじまった、ある母子キャンプの7年間
5月8日(水)~5月19日(日)11時~18時(月・火休み)スペースナナ
吉田智彦写真展、5月11日は「母ちゃんず」とみんなのトークセッション
○福島子ども・こらっせ神奈川 キックオフイベント
5月12日(日)14時~16時30分 かながわ県民センター11F コラボスタジオ
原発事故から8年、子どもたちは今
お話:千葉由美さん(いわきの初期被曝を追及するママの会代表)
〇福島原発事故と私たちの人権
2019春:ヨーロッパ巡回講演報告とフランシスコ教皇謁見報告会
6月1日(土)14時~16時30分 カトリック麹町・聖イグナチオ教会ヨセフホール(四ツ谷)
森松明希子さん(関西訴訟原告)、東京訴訟原告家族ときらきら星ネットスタッフの報告
○第44回全国公害被害者総行動デー
総決起集会 6月5日(水)18時から
ニッショーホール(銀座線虎ノ門3番出口5分)
6月5日、6日に行われる省庁交渉などには原告団を中心に参加します。
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