『ふくかな通信』第34号(2017.11.30)

投稿日: 2017/12/09 7:51:11

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【転送・転載歓迎】

『ふくかな通信』第34号(2017.11.30)

発行:福島原発かながわ訴訟を支援する会

【裁判Schedule】

第25回裁判期日 2018年1月19日(金)第2回原告本人尋問(10時~17時)

第26回裁判期日 3月7日(水)第3回原告本人尋問(10時~17時)

第27・28回裁判期日 5月18日(金)、6月15日(金) 主張の整理

第29回裁判期日 7月19日(木) 結審の見込み

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「ふくかな通信」第34号をお送りします。

このメルマガでは、主として訴訟の状況を皆さんに知らせ共有し、避難者の方に寄り添った支援をしていくことを目的としています。

各団体の活動へのご理解及びご支援を何卒よろしくお願い致します。

(2017年11月30日現在 会員 395名 サポーター 211名 計 606名)

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★Index★

【原発事故被害に関する集会&政府交渉(12月1日)、シンポジウム(12月2日)、学習会(12月13日)】

【福島県から山形県に避難した、原発避難者の住宅の強制立ち退きに反対する緊急署名】

【次回の裁判 1月19日(金)の傍聴抽選締切は午前9時40分です】

【首都圏などの福島原発被害者訴訟】

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11月17日に行われた第1回原告本人尋問には115名の方が傍聴抽選に並んでくださり、皆様のご協力により最後まで傍聴席を満席にすることができました。

午前10時からの裁判に、また午後からなどの傍聴にもお集まりいただきありがとうございました。

法廷では、村田弘団長を先頭に7人の原告が証言台に立ち、延べ6時間にわたって原発事故の被害の実態を訴えました。

くわしい内容をまとめた原告団だより27号は現在編集中です。

裁判を取材してくださった「民の声新聞」に速報が掲載されていますのでリンク先をご紹介します。

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-204.html

次回1月19日の裁判も午前10時開廷です。

9時40分に傍聴抽選が締め切られますのでご注意ください。

また、10月29日(日)横浜YWCA3Fホールにて開催の第4回ふくかな総会には多数ご出席いただきありがとうございました。

第2部のおしどりマコケンのトークセッションはふくかなホームページでご覧いただけるように準備中です。

【原発事故被害に関する集会&政府交渉(12/1)、シンポジウム(12/2)、学習会(12/13)】

**集会&政府交渉**

**原発事故被害の今とこれから―求められる「国」の関与とは

日時 12月1日(金)午後1:00~5:00

会場 衆議院第一議員会館 国際会議室

東京メトロ「国会議事堂前駅」1番出口

プログラム

第1部(13:00~15:00)集会

○避難者たちの住まいと暮らし

○保養のニーズと現状

○子どもたちの甲状腺がんは?

第2部(15:30~17:00)政府交渉(調整中)

資料代 500円

主催 原発事故被害者の救済を求める全国運動

共催 原発事故子ども・被害者支援法推進自治体議員連盟

詳細はこちら

http://www.foejapan.org/energy/fukushima/171201.html

**日弁連シンポジウム**

**福島原発事故被害の賠償と回復~その現状と課題~

日時 12月2日(土)午後1:00~5:00

会場 明治大学駿河台キャンパス リバティータワー2階1021教室

東京メトロ、JR「御茶ノ水駅」徒歩5分

プログラム

第1部 総論(訴訟の現状、被害の特性、ADR訴訟の現状、原陪審指針の限界)

第2部 各論(損害論、慰謝料、国の責任)

参加費 無料

詳細はこちら

https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2017/171202_2.html

**福島原発事故に関する裁判について学ぶ勉強会**

日時 12月13日(水)午後6:30~

会場 かながわ県民活動サポートセンター11階講義室

講師 黒澤知弘弁護士(福島原発被害者支援かながわ弁護団事務局長)

主催 かながわ避難者と共にあゆむ会

参加費 無料

※今年3月31日で、大熊・双葉などの帰還困難区域を除き避難指示が解除され、避難指示区域外からの避難者への住宅提供が終了、避難者の生活環境が大きく変わろうとしています。

一方、前橋、千葉、福島地裁で原発事故被害者の集団訴訟の判決が示されました。

これらの判決の内容と今後の影響などについて黒澤弁護士から詳しくお話しいただきます。

ぜひご参加ください。

【福島県から山形県に避難した、原発避難者の住宅の強制立ち退きに反対する緊急署名】

国と福島県が3月末に強行実施した区域外避難者の住宅無償提供打ち切りを不当として、米沢市の雇用促進住宅に住み続けている8世帯に対し、独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構が住宅の明け渡しと家賃の支払いを求める訴訟を山形地裁に起こし、11月21日に第1回口頭弁論が開かれました。

ひだんれんをはじめとする被害者団体、避難の協同センターなどの支援団体は、人権を無視した強権発動に対して避難者と共に闘うことを宣言、署名運動などに取り組んでいます。

「原発事故子ども・被災者支援法」に則り支援すべき対象に対する立退き請求と提訴に断固抗議する声明と署名はこちらです。

https://goo.gl/WKbH1F

是非ご支援くださるようお願いします。

リンク先に紙の署名用紙もあります。

拡散ご協力お願いいたします。

避難の協同センターの情報サイトに声明や報告等上がっていますので、詳細はこちらをご覧ください。

https://www.hinan-kyodo.info/11-16

【次回の裁判 1月19日(金)の傍聴抽選締切は午前9時40分です】

1月19日(金) 第2回原告本人尋問

○ 集合:午前 9 時 30分

横浜地裁1階ホール

※横浜地裁入口でふくかなスタッフからスケジュールを受け取り、1階ホールの傍聴

抽選に並んでください。

○ 傍聴抽選:9時40分(1階ホール)

○ 原告本人尋問:10時開廷 横浜地裁101号法廷

※7人の原告が証言する予定です。

※昼食休憩を挟んで、午後5時頃終了見込み。

※傍聴の途中でお帰りになる方は、傍聴券をふくかなスタッフにお渡しください。

外れた方に交代してお入り頂きます。

※抽選に外れた方には報告集会会場でDVDの上映を予定しています。

○ 報告集会:午後5時頃から 開港記念会館 1号室

東電福島原発事故で被害を受けた原告本人が7年の苦難と怒りを裁判官に訴えます。

原告側の弁護士とのやり取り(主尋問)に続いて、国と東電の代理人から、被害を矮小化しようというような質問(反対尋問)があります。

裁判で国と東電を訴え、勇気を奮って法廷で3.11後の苦難と怒りを語る原告たちを、傍聴席を満席にして応援しましょう。

【首都圏などの福島原発被害者訴訟】

◎京都訴訟 京都地裁

3月15日(木)10時判決

◎東京訴訟 東京地裁103号法廷

3月16日(金)午後3時判決

◎原発避難者訴訟 福島地裁いわき支部

3月22日(木)判決

◎千葉訴訟(第2陣訴訟)千葉地裁601号法廷

1月18日(木)10:30~(原告本人尋問)

◎さいたま訴訟 さいたま地裁101号法廷

12月20日(水) 、2月21日(水) 11:00~

◎井戸川裁判(福島被ばく訴訟)東京地裁103号

12月13日(水) 、4月25日(水) 10:00~

◎南相馬・20ミリ撤回訴訟 東京地裁103号

1月22日(月)14:00~

◎東電株主代表訴訟 東京地裁103号法廷

12月21日 (木) 13:30~、2月1日(木) 10:30~

◎福島原発被ばく労災訴訟 東京地裁103号

12月15日(金)、2月22日(木)14:00~

☆予定変更もありますのでお問い合わせください。