『ふくかな通信』第10号(2015.04.20)
投稿日: 2015/04/21 5:51:24
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『ふくかな通信』第10号(2015.04.20)
発行:福島原発かながわ訴訟を支援する会【転送・転載歓迎】
★Schedule★
第 9回口頭弁論 2015年5月20日(水)
第10回口頭弁論 2015年7月22日(水)
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みなさま、こんにちは。
「ふくかな通信」第10号をお送りします。
このメルマガでは、主として訴訟の状況を皆さんに知らせ共有し、
避難者の方に寄り添った支援をしていくことを目的としています。
各団体の活動へのご理解及びご支援を何卒よろしくお願い致します。
(2015年3月31日現在 会員298名 サポーター128名 計426名)
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◆◇◆ ふくかなニュース ◆◇◆
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1. 第9回口頭弁論を5月20日(水)行います!
13:00 横浜地裁前事前集会(~13:30)
13:40 傍聴抽選受付締め切り 地裁1階
14:00 口頭弁論開廷 地裁101号法廷
15:00頃 報告集会
《抽選に外れた方、報告集会へご参加の方へ》
*情文ホール(横浜情報文化センター6階)へお越し下さい。
*抽選に外れた方は報告集会開始までDVDをご鑑賞下さい。
※横浜情報文化センター(中区日本大通11/横浜地裁の向い)
・みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口徒歩0分
http://www.idec.or.jp/shisetsu/jouhou/access.php
※全体の進行はこれまでの裁判と同じです。
※傍聴席を満席にするのはもちろん、多くの方が抽選に外れるぐらい注目されている裁判だということを裁判長に示していくために、引き続きのご参加をお願いいたします。
2. 5月6日「第3回ふくかなトライアルセミナー」を開きます。
第1回「福島原発かながわ訴訟とは何か」(2014年5月)
第2回「原発事故はなぜ起きるか」(2014年9月)に引き続き
第3回セミナー 『 福島原発事故 被ばくと避難 ―政策の裏側を追う― 』を開催します。
日時/2015年5月6日(水・祝) 13:00~16:45
会場/かながわ県民センター 2Fホール(横浜駅西口ヨドバシカメラ裏)
・講師/毎日新聞記者 日野行介さん
・参加費/500円
・主催/福島原発かながわ訴訟を支援する会・略称「ふくかな」
・問合せ→fukukana.shien@gmail.com 携帯:070-1316-4575(水澤)
・URL: https://sites.google.com/site/fukukanaweb/news/20150506
・プログラム
13:00~14:50 日野行介さんのお話と会場討論
14:50~15:00 休憩
15:00~16:45 福島事故被災者からのお話と地域交流
・どなたでも参加いただけます。お気軽にどうぞ…
皆さま、去る2012年6月に衆参両議院の国会議員「全会一致」のもと、画期的ともいえる「原発事故子ども・被災者支援法」が成立した事をご記憶でしょうか?
この法律の素晴らしい点は、「地域」の復興や再生よりも、むしろ健康上の不安を抱え、生活上の負担を強いられている「被災者」、すなわち「人」の生活支援に重点が置かれていることにあります。「福島復興再生特別措置法」が「地域」の復興、再生に重点を置いているのとは対照的な法律です。
支援法の第1条では「放射線が人の健康に及ぼす危険について科学的に十分に解明されていない」ことが明記され、危険か安全かの論争をはなれて、「被ばくを避ける権利」が認められました。具体的には、「とどまる、安全になったら帰還する、移住する」のいづれも、被災者本人が選択できる。そしてそれにむけて国からは平等な支援 (生活・医療・就労・教育など)が得られるというものです。さらに加えて、子どもと妊婦には特別な配慮が必要であると明記されています。
この法律の支援対象となる「一定の基準以上の地域」については、本来ならば、原発事故以前の汚染の無い状態を規準にしてもらいたいところですが、少なくとも原発事故以前から定められている一般公衆の被ばく限度「年間1ミリシーベルト」以上の地域が指定されるものと、放射線のリスクを心配している多くの人々が期待していました。「避難指示」のめやすとされた年間20ミリシーベルトに捉われない、「自主避難」への支援が実現できるからです。
しかし2012年の秋、「白黒つけずに (この法律を) 曖昧なままに棚上げすることに関係者が同意した」ということが毎日新聞で報じられました。その調査報道を担当したのが、今回のセミナーの講師 日野行介さんです。
そののち、2013年8月に、この法律に基づいて政府の「基本方針」が閣議決定されましたが、肝心な点が明記されない骨抜きのものでした。そして現実は、この支援法の基本理念とは逆行する「20ミリシーベルトの地域線引き」と「早期帰還政策」が一気に進み始めました。これによって、除染もインフラも不十分なまま、避難者は「避難か帰還か」という残酷な二者択一を迫られ、賠償も打ち切られるという苦境に追い込まれています。
この間の動きの陰に何があったのでしょうか ?
国は国民を守ってくれるはずではなかったのでしょうか ?
この裏事情を取材し著書「被災者支援政策の欺瞞」を出版された 毎日新聞記者 日野さんのお話をお聞きします。
福島だけの問題ではなく、私達の子供達を守ることにもつながるとの思いで、ぜひお聞き下さい。
3. 5/3@横浜臨港パーク、5/24@川崎溝の口のイベントでブースを出して宣伝します
平和といのちと人権を! 5・3憲法集会
~戦争・原発・貧困・差別を許さない~
・日時:5月3日(文化の日)
プレコンサート 12:30~
メインステージ 13:30~15:30
大江健三郎・樋口陽一 他
・会場:臨港パーク(横浜みなとみらい地区/最寄駅:みなとみらい駅)
http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html
・主催:5・3憲法集会実行委員会
※臨港パーク内・汐入の池広場周辺のブースエリアにお立ち寄りください。
かながわ訴訟原告団とふくかなが協力して出展します。
第21回「公害・環境、健康、まちづくりフェスタ」
・日時:5月24日(日)11:00~15:00
・会場:JR南武線「武蔵溝ノ口」、東急田園都市線「溝の口」駅前広場
・主催:フェスタ実行委員会
※多彩な団体がブースを出しています。
ふくかなブースを探しながら交流してお楽しみください。
4. 首都圏の福島原発被害者訴訟
◎千葉訴訟
5月29日(金)10:30~ 千葉地裁601号法廷(開廷1時間程度、終了後報告集会)
※千葉地裁の裁判官あてに提出する署名「裁判官は原発被害の惨状を肌で感じ取ってください。現地調査を切に望みます」(5月10日締切)への協力依頼が届いています。
千葉訴訟は原告本人尋問が終了し、神奈川よりも早いペースで判決が出る見通しのため影響が心配されます。
ふくかなのホームページからダウンロードできますので、ご協力をお願いいたします。
https://sites.google.com/site/fukukanaweb/news/20150415
◎東京訴訟
5月13日(水)10:00~ 東京地裁103号法廷(開廷1時間程度、終了後報告集会)
◎さいたま訴訟
4月22日(水)14:30~ さいたま地裁101号法廷(開廷1時間程度、終了後報告集会)
◎群馬訴訟
5月1日(金)10:00~15:40(証人尋問)前橋地裁4号法廷
5. 特定避難勧奨地点の解除は違法だと提訴した住民を応援しよう!
ふくかなでは5月6日のセミナーで日野記者から詳しい話をお聞きしますが、政府はずっと住民や国民を無視して、帰還促進政策を一方的に決めてきました。
すでに伊達市、田村市都路、川内村などが、住民の反対にもかかわらず、避難指示が次々に解除されていきました。多くの方々が避難を継続する困難に直面し、被ばくを避けて暮らす権利を奪われています。今後もこの流れは続くでしょう。
国の一方的な避難指示解除に対して、南相馬市の皆さんが4月17日に国を相手に東京地裁に提訴、はじめて司法の場でのたたかいを挑みました。全国から応援していきましょう!
この訴訟に関して、応援署名とメッセージの募集が始まりました。
署名は応援メッセージとともに、南相馬の地点解除訴訟の原告のみなさんにおわたしします。
以下のChange.orgのページから署名をお願いいたします。
http://goo.gl/JDohtr
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■「ふくかな通信」発行元:
かながわ訴訟を支援する会「ふくかな」事務局
Mail:fukukana.shien@gmail.com
URL: https://sites.google.com/site/fukukanaweb/
〒231-0001横浜市中区太田町4-55 横浜馬車道ビル6F(馬車道法律事務所内)
TEL 070-1316-4575
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