地球深部物理学分野:

地球・月・惑星磁場研究室

Recent topics

2022年度

2022/05/27: JpGU現地にて参加・発表してきました。

2021年度

2021/09/12-14: 地磁気・古地磁気・岩石磁気夏の学校(オンライン)に参加・発表しました。

2021/09/10: 惑星深部研究会(オンライン)に参加・発表しました。

2021/07/30: IGRF-13に関する論文(Minami et al., 2020)が地球電磁気・地球惑星圏学会「SGEPSS論文賞」受賞論文に選ばれました。SGEPSS当該ページへのリンク

2021/07/14: 深部D3の兵藤史さんがJpGU2021の学生優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます。

2021/06/3: JpGUにおいて深部D3の学生の発表(惑星中心核セッション)が当日のハイライト講演に選出されました。注目度が高かったと思います。

2021/06/1:JpGU地球惑星科学振興西田賞を受賞しました。

2021/04/1:新年度の開始

2020年度

2020/11/18-20:岡山大学にて大学院集中講義をしてきました。今年度初の対面授業を他大で行う。

2020/11/16:博士論文発表会。深部D3の2人も発表。

2020/09/23: IGRF-13に関する論文(Minami et al. 2020)がEPS誌に出版されました。学生も巻き込んだ国際共同研究でしたが、無事論文となりました。大変おめでたいことです。論文へのリンク

2020/09/11: 九州大学 Research Close-up に私達の研究がとりあげられました。九州大学当該ページへのリンク

2020/07/20-22: 統計数理研究所の中野慎也准教授を講師に大学院集中講義をオンラインで行いました。

2020/05/07: かぐやによる月起源炭素の観測に関する論文がScience Advances に出版されました。論文へのリンク

2020/04/1:一応新年度開始

今後の予定:

??月: 論文執筆


2019年度(前期はサボり気味)

2019/12/9 - 13:AGU Fall Meeting@サンフランシスコに参加してきました。博士課程の学生二人も頑張って発表しました。

2019/11/12:高知コアセンターにて地磁気永年変化研究会に日帰り参加してきました。コアセンター滞在中のUCSDスクリプス海洋研究所Cathy Constable 教授らと大いに議論してきました。

2019/10/31: 東工大ELSIの元山さんが研究室を訪問。セミナーにて潮汐による地球・月系の軌道進化に関する研究発表をしてもらいました。

2019/10/24-25: SGEPSS@熊本に参加。

2019/09/24-25: IGRF-13候補モデル策定会議@京都に参加。

2019/08/02: 月の潮汐と軌道進化に関する論文を Icarus誌に発表しました。https://doi.org/10.1016/j.icarus.2019.07.016


2018年度

2019/01/14: 水星磁場に関する論文をNature Communications に発表しました。論文へのリンク

2018/12/09-15: ワシントンDCにてAGU Fall Meetingに参加。

2018/11/01-02: UC Davis. 松井さんが九大を訪問。

2018/09/18-22: フランス、パリのIPGPへ共同研究の打ち合わせに行ってきました。

2018/07/08-15: カナダ、エドモントンにてSEDIシンポジウムに参加。

2018/04/某日:私も一部執筆した「図説地球科学の辞典」が朝倉書店より出版されました。

2018/04/02:新年度開始。


2017年度

2017/04/01:新年度開始。


2016年度

2017/03/26-28: JAMSTEC横浜研究所にて新学術研究領域成果発表会に参加。

2017/03/16: SGEPSS小型天体環境分科会にてガニメデのダイナモに関する招待講演。

2017/02/17: 産総研主催シンポジウムにて月の磁場に関する招待講演。

2017/02/06 - 08: 東大地震研の清水久芳准教授を招いて大学院集中講義を開講しました。

2016/12/11-16: AGU@サンフランシスコ参加しました。

2016/11/19-23: SGEPSS総会・講演会が九大伊都キャンパスで開催されました。

2016/11/07-08:BepiColombo SWGM, HEWG@東大に参加しました。

2016/08/31-09/02: 地磁気・古地磁気・岩石磁気夏の学校@高知コアセンターに参加しました。

2016/07某日: 朝倉書店より「系外惑星の事典」が出版されました。私も一項執筆しています。朝倉書店へのLink

2016/07/24-30: SEDIシンポジウム@Nantes に参加。招待講演をしてきました。

2016/05/22-26: JpGU@幕張に参加。

2016/05/06: ダイナモコードに関するコミュニティベンチマーク論文が出版。 論文へのリンク


2015年度

2016/03/28-29: 新学術研究領域コア-マントル共進化 年度成果発表会@東大地震研に参加。

2016/03/02-03: 月地殻研究会@金沢に参加。

2016/02/22-24: 惑星圏研究会@仙台に参加。

2015/12/14-18: AGU Fall Meeting@SanFranciscoに参加。

2015/11/17-19: 東京工業大学 地球生命研究所(ELSI)副所長のJohn Hernlund教授を招いて大学院集中講義を行いました

2015/10/31-11/03: SGEPSS@東大に参加。

2015/09/24-26: JSEDI シンポジウム@東大地震研に参加。

2015/09/04-05:SGEPSS地磁気古地磁気岩石磁気夏の学校@呉に参加。

2015/09/02: SGEPSS小天体分科会@東工大に参加。

2015/08/10-11: 低高度衛星磁場観測研究会@京都に参加。

2015/08/08: 新学術領域研究のキックオフシンポジウム@愛媛大学GRCに参加。

2015/07/30: 月惑星シンポジウム@ISASに参加。

2015/07/15: 我々の論文がJGR誌の表紙を飾りました 論文へのリンク

2015/07/15: 九大広報にインタビューが掲載されました

2015/07/15: 九大理学部広報誌「理学部便り」,「サイエンスへのいざない」に記事が掲載されました

2015/06/23: 26th IUGG General Assembly(チェコ共和国プラハ)にてEarly Career Scientist Award受賞式に出席

2015/06/16: ドイツDLRにてMESSENGER-BepiColombo Joint Science Meetingに参加

2015/04/07: 平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞

文部科学省Link


2014年度

2014/11/26: EPS誌にて論文出版

論文へのリンク

2014/11/13: EPS誌に論文が受理されました。

2014/11/05: IUGG Early Career Scientist Award の受賞が決定。

IUGG web site

2014/10/31-11/03: 松本市にてSGEPSSに参加してきました。

2014/10/27-28: 神戸大学CPSにて月科学研究会に参加しました。

2014/09/26: ISAS ニュースに寄稿した「かぐや」月磁場観測と月ダイナモに関する記事が掲載されました。

ISASニュース2014年8月号

ISAS HP

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研究対象

Google Scholar

Researcher ID

ORCID: https://orcid.org/0000-0002-7371-9783

地球磁場の数値シミュレーション:地磁気は地球の最深部にある、主に鉄からなる液体状の外核の対流による電磁誘導現象によって生成維持されています。この一連の過程をダイナモと呼びます。ダイナモは一般に非線型問題であることから、計算機による数値シミュレーションが主な研究手段です。

3D visualization of a dynamo simulation


過去の月磁場の研究:月には現在地磁気のようなグローバルな磁場は存在しませんが、約40億年前にはダイナモによるグローバル磁場が存在していたと言われています。日本の月周回衛星「かぐや」に搭載されていた磁力計による月磁場のデータを解析することで過去の月ダイナモの有無を研究しています。

月の磁気異常:現在の月には磁気異常と呼ばれる局所的に磁場が強い地域が多数見つかっています。月の磁気異常がいつ、どのようにして形成されたのかという観点から、月の進化を理解することを目指して研究をしています。


月表層の電磁場環境の研究:月磁気異常の周辺では規模は小さいながらも、地球の磁気圏のように太陽風プラズマが侵入できないミニ磁気圏が形成されていると考えられています。ミニ磁気圏の有無とその月面分布を明らかにすることで、月表層の電磁場環境を理解することを目指しています。


惑星磁場の研究:水星、火星といった地球型惑星から、木星、土星というガス惑星、天王星、海王星のような氷惑星、さらにはスーパーアースまで、あらゆる惑星、衛星の磁場をダイナモシミュレーションによって統一的に理解することを目指します。従って探査機による惑星磁場の探査も非常に重要です。

薄い球殻のダイナモによる水星磁場モデル



IUGG総会(@プラハ)にてEarly Career Scientist Awardの受賞式に出席。

右はIUGG President。

高橋 太

九州大学大学院理学研究院 地球惑星科学部門

准教授

専門分野:

・固体地球物理学

・地球惑星内部電磁気学

・月・惑星探査

住所 〒819−0395 福岡市西区元岡744

TEL: 092-802-4245

E-mail: takahashi.futoshi.386 [at] m.九州-u.ac.jp [at] = @, 九州=kyushu

経歴

2014年3月-: 現職

2010年8月-2014年2月: 東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻 助教

2010年4月- 2010年8月: JAXA月・惑星探査プログラムプロジェクト研究員

2007年2月- 2010年3月: 東京工業大学 産学官連携研究員

2004年4月- 2007年1月: JSPS 特別研究員PD (JAXA宇宙科学研究本部&東京工業大学)

学歴

2004年3月: 東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻 博士後期課程修了

2001年3月: 東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻 修士課程修了

1999年3月: 東京工業大学理学部地球惑星科学科卒業

所属学会

地球電磁気・地球惑星圏学会 (SGEPSS)

日本地球惑星科学連合(JpGU)

アメリカ地球物理学連合 (AGU)

受賞

2021年7月 地球電磁気・地球惑星圏学会 SGEPSS論文賞(11月の総会にて授賞式)

2021年6月 JpGU地球惑星科学振興西田賞

2018年5月 EPS Excellent Paper Award 2017

2015年4月 平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞

2014年11月 IUGG Early Career Scientist Award (国際測地学地球物理学連合若手研究者賞)2015年6月プラハにて授賞式

2013年12月 東京工業大学 理学系若手研究奨励賞

2006年11月 SGEPSS 大林奨励賞