2026/01/30: 地磁気逆転に関する共同研究の論文(Yamamoto et al. 2026)がCommunications Earth & Environment誌に出版されました。
2025/11/24-27: 地球電磁気・地球惑星圏学会に参加・発表してきました。
2025/08/02: 一日体験入学にて高校生向け体験講義「地球深部の流体運動」を行いました。
2025/05/25-05/30: JpGUに参加してきました。
ORCID: https://orcid.org/0000-0002-7371-9783
地球磁場の数値シミュレーション:地磁気は地球の最深部にある、主に鉄からなる液体状の外核の対流による電磁誘導現象によって生成維持されています。この一連の過程をダイナモと呼びます。ダイナモは一般に非線型問題であることから、観測のみならず、計算機による数値シミュレーションが有力な研究手段です。
過去の月磁場の研究:月には現在地磁気のようなグローバルな磁場は存在しませんが、約40億年前にはダイナモによるグローバル磁場が存在していたと言われています。日本の月周回衛星「かぐや」に搭載されていた磁力計による月磁場のデータを解析することで過去の月ダイナモの有無を研究しています。
月の磁気異常:現在の月には磁気異常と呼ばれる局所的に磁場が強い地域が多数見つかっています。月の磁気異常がいつ、どのようにして形成されたのかという観点から、月の進化を理解することを目指して研究をしています。
月表層の電磁場環境の研究:月磁気異常の周辺では規模は小さいながらも、地球の磁気圏のように太陽風プラズマが侵入できないミニ磁気圏が形成されていると考えられています。ミニ磁気圏の有無とその月面分布を明らかにすることで、月表層の電磁場環境を理解することを目指しています。
惑星磁場の研究:水星、火星といった地球型惑星から、木星、土星というガス惑星、天王星、海王星のような氷惑星、さらにはスーパーアースまで、あらゆる惑星、衛星の磁場をダイナモシミュレーションによって統一的に理解することを目指します。従って探査機による惑星磁場の探査も非常に重要です。
薄い球殻のダイナモによる水星磁場モデル
IUGG総会(@プラハ)にてEarly Career Scientist Awardの受賞式に出席。
右はIUGG President。
教員情報:高橋 太
九州大学大学院理学研究院 地球惑星科学部門
准教授
専門分野:
・固体地球物理学
・地球電磁気学
・月・惑星探査
住所 〒819−0395 福岡市西区元岡744
TEL: 092-802-4245
E-mail: takahashi.futoshi.386 [at] m.九州-u.ac.jp [at] = @, 九州=kyushu
経歴
2014年3月-: 現職
2010年8月-2014年2月: 東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻 助教
2010年4月- 2010年8月: JAXA月・惑星探査プログラムプロジェクト研究員
2007年2月- 2010年3月: 東京工業大学 産学官連携研究員
2004年4月- 2007年1月: JSPS 特別研究員PD (JAXA宇宙科学研究本部&東京工業大学)
学歴
2004年3月: 東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻 博士後期課程修了
2001年3月: 東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻 修士課程修了
1999年3月: 東京工業大学理学部地球惑星科学科卒業
所属学会
地球電磁気・地球惑星圏学会 (SGEPSS)
日本地球惑星科学連合(JpGU)
アメリカ地球物理学連合 (AGU)
受賞
2021年7月 地球電磁気・地球惑星圏学会 SGEPSS論文賞(11月の総会にて授賞式)
2021年6月 JpGU地球惑星科学振興西田賞
2018年5月 EPS Excellent Paper Award 2017
2015年4月 平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞
2014年11月 IUGG Early Career Scientist Award (国際測地学地球物理学連合若手研究者賞)2015年6月プラハにて授賞式
2013年12月 東京工業大学 理学系若手研究奨励賞
2006年11月 SGEPSS 大林奨励賞