どらえもんクラブは、2003年3月15日に設立されました。正式名称は「釧根地区ADHD・LD・PDD懇話会中標津支部(通称:どらえもんクラブ)」です。ADHDは注意欠如多動症、LDは限局性学習症、PDDは広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)を指し、いずれも代表的な発達障がいの名称です。地域や学校で発達障がいに関する理解を広め、ご本人たちのかかえる困難を少しでも軽減することを目的に、本人、家庭を含めた支援者同士の幅広い情報交換や情報共有を目指して設立された会です。
2001年から活動していた釧路市の「釧根地区ADHD・LD・PDD懇話会(む~みん谷懇話会)」の結成から2年、中標津町に住む関係者から「釧路に通うのも大変だし、何より自分たちの地域にもこうした会が欲しいよね」との声が上がり結成に至りました。
漫画ドラえもんに登場するドジで弱虫なのび太君やすぐにキレて乱暴してしまうジャイアン。どちらも本当はとっても良い子です。彼らの良さを引き出すにはドラえもんが必要です。「ドラえもんが地域にいっぱいいれば、子どもの笑顔がいっぱい増える。」そんな思いから、会の通称を『どらえもんくらぶ」と名付けました。
主な活動として、教育講演会や各種研修・学習会、レクリエーション活動を行なっています。
教育講演会は、国内外の発達障がい児/者支援の臨床、研究に携わる専門家による講演会です。年1回の開催ですが、支援にかかわる最新の知見や知識が得られる貴重な機会となっています。
研修・学習会では、過去にインシデント・プロセス法を用いた事例検討会や支援のトピック、法制度等について勉強してきました。
レクリエーション活動では、北海道教育大学釧路校の先生、学生さんたちの協力を得て、障がい児のきょうだいを持つ子どもを中心としたレクリエーション活動を行いました。夏休みに開催し、子どもたちが希望した学習や遊びを学生さんたちと一緒に楽しみました。また、札幌の洋菓子店ろまん亭さんの支援による「パティシエから教わるケーキづくり」も行なってきました。
その他、茶(酒)話会や会員相互の交流、情報交換会を随時行なっています。
新規会員はいつでも受け付けております。
これまで会の活動費用として、年会費1000円を頂戴してきましたが、令和4年度からはいただいておりません。
入会資格等一切ありません。どなたでもご参加いただけます!
《基本情報》
団体名:釧根地区ADHD・LD・PDD懇話会 中標津支部(通称どらえもんクラブ)
事務局:北海道標津郡中標津町東3条北3丁目(中標津町児童デイサービスセンター内)
代表者:支部長 音川 真由美
会員:個人会員 40名
設立:2003年3月15日
主な活動:教育講演会、レクリエーション活動、研修・勉強会
活動資金:個人会費、赤い羽根共同募金 助成金、他
《支部長》
1. 村上 徹(2003年3月~2014年5月)
2. 小沼 一徳(2014年6月~2017年5月)
3. 山口 義臣(2017年6月~2020年4月)
4.佐藤 航(2020年5月〜2023年7月)
5.音川 真由美(2023年8月~)